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  • IF 最終話 陽光への応援コメント

    一文一文を心を込めて書いてらっしゃるのが伝わり、それがとても魅力的で物語に引き込まれました。
    本編の終わりを読んだ時、「えええっ(悲)」と思いましたが、IF編で二人が幸せになって、幸せのお裾分けをしてもらった気持ちです…!
    良かった…!(涙)
    素敵な物語を読ませていただき、ありがとうございました!

    作者からの返信

    藤咲さま、コメントと評価をありがとうございます!
    そしてIFエンドに温かいお言葉をくださり、感謝してます。
    この物語の主人公はアルバートであり、後半では彼の戦いが話のメインとなります。
    彼がどうしても譲れなかった怒り、正義、そして執念が、エレノアとの未来よりも死んだ部下の名誉を彼に選ばせました。
    けれどこの物語のヒロインであるエレノアは、果たしてその時何を思い、どう感じていたのか。
    この視点が本編エンドからは抜け落ちていました。
    エレノアが自分の意思で動きたいように動いたなら、この物語はどこへ向かうのか?
    その答えがIFエンドなのだと、私は思ってます。
    ここまでお付き合い頂き、本当にありがとうございました!


  • 編集済

    最終話 月光への応援コメント

    読了いたしました。

    アルバートとエレノア、どちらも間違っていないからこそ胸が苦しくなりました。特に「待てないのではなく、待つ理由をもう書けない」というエレノアの言葉が、静かなのに鋭くて忘れられません。

    アルバートもまた、ハロウェイ軍曹の名誉を守るために人生を削り続けた。その誠実さが尊いほど、二人が結ばれない現実に重みが出ていて、本当に見事でした。

    ラストが、こんなに静かで気高くて美しいなんて……。
    素敵な作品を読ませていただき、ありがとうございました。

    こちらの作品を、お星様で推しておきます⭐️
    レビューの方は、IFルートも読ませていただいてから書かせていただきます‼︎

    作者からの返信

    瑞唏さま、コメントと評価をありがとうございます!
    そして最終話のふたりに心を寄せていただき、ラストの余韻にひたっていただき、本当に嬉しいです。書き手冥利に尽きます。
    こちらの本編ラストは「アルバートの物語」としてのラストですね。
    悲恋は確かに切ないけれども、アルバートの感じた怒り、正義、戦い、そして執念を踏まえると、こちらの方がしっくりくるという方もきっといらっしゃるだろうと思いました。

    対してIFは「エレノアはそれでよかったのか」という問いに答えた物語だと思っています。
    本編エンドで書けなかったエレノアの想いをIFに込めました。ご覧いただければ幸いです。

  • 第8話 正義への応援コメント

    前話の凄惨な場面の臨場感描写もすごかったですが、こちらの静の場面の緊張感も凄まじい。熱と冷えの空気感をここまで鋭く書き起こせるのがすごいですね。

    作者からの返信

    スミヨシさま、コメント感謝です!
    本話では、アルバートが抱いた静かな怒りを書きました。
    これが伝わらないと、以降の「なぜそこまでするのか」という彼の執念の説得力に関わってきます。
    そういう意味では後半のストーリーの根幹にかかわる、地味ですが大切な回でした。
    お褒めにあずかり本当に嬉しいです。ありがとうございます。

  • あとがきのかわりにへの応援コメント

    >私の描くキャラクターたちは、特に長編においてはだいたい元のプロットを平気で破壊して足蹴にしてくれてますけど、このふたりもやっぱり例外ではありませんでした。

    この現象に名前を付けたい!だいたい仕上がりは良くなるような気がします😅
    私の場合は辻褄が合わなくなり、右往左往してしまいます😅

    エレノアとアルバート、月並みな幸せではなく、達観した幸せを勝ち取ったような気はします。見守る愛もある!違うか……。

    素敵な物語をありがとうございました🙇

    作者からの返信

    SANGSANGさま、続けてコメントありがとうございます!
    プロット破壊は皆さんあるある現象なんでしょうか?
    ウチの子たちはみな本当に言うこと聞いてくれなくて困りものです、何かいい名前ないですかね(汗
    結果、エレノアとアルバートはIFで月並みでありふれた幸せを勝ち取ることになりました。
    本編の冷徹な軍人のアルバートも、IFで幸せな結婚生活を送るアルバートも、どちらも彼の本当の姿なのだと思ってます。
    ここまでお付き合い頂き、誠にありがとうございました!

  • 最終話 月光への応援コメント

    エレノアもアルバートも、正しい。
    それが悲しいですね😓

    お互いに裏切ったという訳ではなく、それぞれの掲げた正義、信条を貫いた結果ですすから、アルバートは得心の様子でしたね。

    下弦の月を見るたびに、永遠の楔(美しい文章でした!)の情景が脳裏によぎる。
    タイトルにもある通り、下弦の月もまた、二人を象徴するものでした✨

    二人の気高さに脱帽です🥰

    作者からの返信

    SANGSANGさま、こちらの結末にコメントを頂きありがとうございます!
    IFを書いた後もこちらを正式な結末として残した影には、アルバートの正義と執念を軽いものにしたくなかったという思いもありました。
    現実世界で理不尽な目にあっても、組織の理論に立ち向かっていく人は少数だと思います。おそらくほとんどの場合は大きすぎる負担と労力に対する結果があまりにも見合わないからだと思います。
    アルバートはこの結果を度外視しました。自分のためなら彼はここまで動くことはなかったでしょう。他者のために自分を投げ打てるのがアルバートという人間だったと思います。
    作品タイトル「下弦の月」はこの作品を象徴するモチーフで、本話のタイトルも最初はこちらでした。お褒めにあずかりとても嬉しいです、ありがとうございます!

  • IF 最終話 陽光への応援コメント

    ふたり一緒がしっくりきますね🥹
    私もそう思います😊

    作者からの返信

    のの様、最後までお付き合いいただき誠にありがとうございます!
    IFエンドの方がしっくりくるというお言葉、とても嬉しいです。
    もしかしたらふたりのキャラクターを考えていた時から、別れじゃなく結ばれることを無意識に想定していたのかも知れません。
    シンパシーを感じて頂けたなら、これにまさる喜びはありません。この結末を書いて本当に良かったです。
    あらためまして、本当にありがとうございました!

  • 第4話 恋への応援コメント

    静かな愛情にキュンと来た😊
    素敵です😊

    作者からの返信

    のの様、コメントありがとうございます!
    特に大きな事件が起きるわけではないけれど、少しのきっかけでふたりの恋が進展する、そんなシーンを書きたいと思って生まれたお話でした。
    素敵だとおっしゃって頂けて、とても嬉しいです!

  • 第1話 出会いへの応援コメント

    失礼します🙇
    エレノアさんはただの貴族のお嬢様……と思いきや、目線が違う😦!
    アルバートは当初気が進まない感じでしたが、彼女の様子を見てから、他の凡百の男と同一視されたくない、と明確に当初の意識を変えていますね🤭
    この時点で……惚れたか🥰

    その後の火事でも凛とした彼女の様子に、惚れ直したことでしょう🤩

    作者からの返信

    SANGSANGさま、コメントありがとうございます!
    エレノア、有能で肝の据わったお嬢様でした。お嬢様というか実質女主人ですね。
    第2話以降で明らかになりますが、彼女は地方名家の跡取り娘として家業の実務を叩きこまれています。ですので根はむしろ実業家に近いかも知れません。その辺りにアルバートも惹かれたのだと思います。
    アルバートは性格的にはわりと硬派で、女性と軽く付き合えるような男ではありません。根っからの軍人気質でもありますし、むしろ女は苦手な方だと思います。
    なので容姿や色香ではなく有能さで自分の心を惹き付けたエレノアは、彼の中で強烈な存在を残したのだと思います。

  • IF 最終話 陽光への応援コメント

    本編は悲しい終わり方だからこそ、文学的な美しさは抜群でしたが、やはり報われた方が心の安定には良いですね。
    不器用で真っ直ぐで優しすぎる男アルバート、正しいからこそ曲げられなかったエレノア、IF世界でちゃんと幸せになって良かったです。
    というかこちらがトゥルーエンドですよね?もしくは隠しルートですか?
    まさかの分岐エンドが見られるとは思わず、大歓喜中です。どうもありがとうございました!

    作者からの返信

    北峰さま、ようこそいらっしゃいました!
    最後までお付き合い頂いたうえ、コメントに☆評価まで本当にありがとうございます、嬉しいです!
    この物語はもともと悲恋として書いたものですが、読者さまのご要望を頂いて連載中に急遽IFを書きました。おそらく悲恋で終わるのが自分でもどこか納得いってなかったからだと思います。
    書いた時は蛇足だったかとは思いましたが、こうして多くの方からご支持頂いて、やっぱり書いて良かったという実感が得られました。
    今では、両方のエンドが揃ってこその本作だと思ってます。
    お喜び頂けて本当に嬉しいです、ありがとうございました!

  • 第6話 初夜への応援コメント

    最&高。これは完璧なスタオベです。参りました。10.0。

    作者からの返信

    スミヨシさま、たくさんのコメントありがとうございました!
    10.0を頂けてとても光栄です!
    タイトルをどうするかはとても迷ったのですが、抽象的に書いて濁すよりは潔い方がいいよね、ということで「初夜」に相成りました。
    雰囲気えっちとは対極の、やることやってるけど色気は全くないお話ですw
    ここで本作は折り返しに入りまして、後半は前半とはガラッと雰囲気が変わります。私がよく書きがちな構成です。
    この後もお付き合い頂けましたら幸いです、どうかよろしくお願いします!

  • 第3話 日常への応援コメント

    かぁ〜ッ!丁寧!

    作者からの返信

    こちらにもコメントありがとうございます!
    アルバートのお仕事風景はどちらかというと後半のノリなのですが、ここでいったんハロウェイを顔見せしておかないと後々「アンタ誰?」になってしまいそうだったので、後から差し込みました。
    第2話で、なぜエレノアの理解がそんなに彼に響いたのか、という背景の説明にもなって良かったと思います。

  • 第1話 出会いへの応援コメント

    え〜!すごい好き〜すごい好きな感じ〜私がこういうの好きってわかってて書いてる?って思ってるくらいのレベル。私のために書いたんじゃないんですか?っていうくらいの好きな感じする〜(両手頬杖)

    作者からの返信

    スミヨシさま! 本作にお運び頂きまことにありがとうございます!
    コメントまでくださり、本当に嬉しいです!
    スミヨシさまに本作を「好きな感じ」とおっしゃって頂けて、本当に光栄に思います。
    初作で中二バトルを書いていた頃からは想像もつかない方向に来てしまいました(汗 あの頃はこんなしっとり(?)恋愛を書くとは夢にも思ってませんでした。
    どうか最後までスミヨシさまのお目に叶いますよう、今わりとマジでお祈りしていたりします。

  • 最終話 月光への応援コメント

    とても美しい静かな、そして深い愛を感じるお話でした。
    ラストの余韻が心に残っています。

    読ませて頂き、ありがとうございました。

    作者からの返信

    春渡さま、ようこそいらっしゃいました! 本作をお読みくださり、そしてコメントを下さいましてまことにありがとうございます。
    こちらからのお返事が遅くなりまして、申し訳ありませんでした。
    ラストに触れて頂けて嬉しいです。こちらは作品タイトル『下弦の月』をそのまま表現したラストなので、私もとても思い入れがあります。
    IFを書いたことで本編エンドの価値が下がってしまったかも、という思いもありましたので、こうして支持して頂けたことは本当に励みになりました。
    お言葉がとても嬉しかったです。重ねてありがとうございました!

  • あとがきのかわりにへの応援コメント

    いつもお世話になっております!

    なんというか、下弦の月が良く似合う少し切なくも、別れというものを考えさせられる作品でした。

    普段セリフだらけの作品を書いてますけど、多くを語らないからこそ、その場の空気感や登場人物の思いが想像させられてとても勉強になりました。

    ハッピーでもなく、バッドでもなくビターエンドですがそれが良い……そんな上品な作品でした。

    作者からの返信

    キョンキョンさん! こちらにもお越しいただきありがとうございます!
    そして貴重なご感想をありがとうございました。
    確かに私の作品は、総じて台詞の量は少なめかも知れません。
    本作はだいぶ会話劇寄りのつもりでしたが、改めて読み返すと地の文が多いなと自分でも感じました。
    もしかしたら、執筆のために調査した情報をできるだけ乗せたい、という思いが強すぎたのもあるかも知れません。引き算の表現が不得意な自覚は確かにあります。
    また後半、特に第10話あたりはふたりとも発した言葉と実際の感情が合わないように書いているので、そのような中で登場人物の心に想いを馳せて頂いたことはとても嬉しいです。
    また本作はもともと悲恋の物語として設計されているので、本編のビターエンドで綺麗に終わるのももちろんアリだと思っています。というかそれが本来の姿ですね。
    こちらこそ勉強になりました、ありがとうございました!

  • 最終話 月光への応援コメント

    感想も残せず、一気読みしてしまいました。IFを読み進めたいながらも読み終わるのがもったいなくて少し時間を置いてしまう…。それくらい推しです。第1話から積み上げた実務の手触り、二人の人格、圧倒的なリアリティのため、本当にこれしかなかったんだなあと思ってしまいます。
    この回で好きなところは、彼女も自分を思い出してくれるだろうか、と考えては、それは彼女の人生を侮ることになるからやめる、というところです。格の高さが現れています。
    おぉーん(泣)。

    作者からの返信

    はすみ様、ご感想ありがとうございます、とても嬉しいです!
    そして「本当にこれしかなかった」とのお言葉が非常にありがたいです。
    この物語では明確な悪役を用意せず、周囲の状況によってのみ引き裂かれる間柄を書きたいと思いました。それもかなり特殊な状況なので、ちゃんと説得力が出ているかどうかには非常に気を使いました。
    ふたりの性格は舞台背景によるものも大きく、こと紳士淑女であることが求められる近代西洋の風潮のなかでは、一時の激情に流されるような振る舞いは決して褒められはしなかったでしょう。ですがこのふたりにとっては、最終的にはそれが枷になった気がしています。
    あの時エレノアが本当に求めていた言葉は何か、その答えを提示するのがIFの役割のひとつでもありました。いつかお読み頂ければ幸いです。


  • 編集済

    IF 最終話 陽光への応援コメント

    甘く、切なく感慨深いエンディングでした…!
    下弦月の薄くなっていく光も苦くよきでしたが、円満の明るさもまたよいです。

    個人的には、(時代を参照している本編を読んでいないからかもしれませんが)「第六話」の覚悟が、妊娠可能性のあるかなり重いものなイメージで入ってしまったようで、Ifの方が納得できるものでした。

    本編If通して、誠実なアルバートの人柄がとても好ましく、互いのやり取りが、心からの愛を滲ませる事が伝わりとても良かったです。
    朝ちゅんの色気も抜群でした…!

    作者からの返信

    めめ様、ご感想をありがとうございます!
    またお返事が遅くなりまして申し訳ありませんでした。
    おっしゃる通り、第6話はとても重い話になってます。当時の貞操観念に照らし合わせるとエレノアのやったことは相当非常識で、アルバートも紳士ならば彼女を止めるべきでした。けれどふたりは文字通り「一線を越え」ました。その下敷きがあってこその第6話だったので、ご感想を頂けたことで安堵した部分もあります。
    本話ではすでに夫婦となった間柄ですし、仲の良いふたりに子供が授かるのもそう遠い話ではないと思います。将来は子だくさんの夫婦になればいいなと思ってます。
    最終話までふたりを応援して頂き、本当に感謝しております、ありがとうございました!

  • 第1話 出会いへの応援コメント

    アルバートさんとエレノアさんのやりとり、成熟していてとても素敵ですね!
    ひとつの出来事の丁寧で繊細な描写で、お二人の魅力が凄く感じられました。

    作者からの返信

    霧原さま、コメントありがとうございます!
    お返事が大変遅くなりまして、申し訳ありませんでした。
    アルバートのような紳士然とした男性と、エレノアのような凛とした淑女を書くのはどちらも初めてだったので、素敵だというお言葉がとても嬉しいです。
    ふたりの魅力が伝わっていたなら幸いです。
    これまではわりとファンタジーに寄せがちな作風でしたが、今回オーソドックスな近代西洋舞台の恋愛を書いてみて、とても勉強になりました。

  • IF 最終話 陽光への応援コメント

    月の光から朝の光へ景色がかわり、幸せで平和な日常に触れられてとても美しく気持ちが温かくなりました
    辛いことを乗り越えた先にお互いを大切に、共に日々を乗り越えていけるパートナーになれて良かったです

    悲恋もIFも含めてあるこの物語。
    ふとお聞きしたヘイワード大尉の話がこのように圧倒され心を掴む美しい物語として読めるようになるとは!
    形にしてくださってありがとうございました!!
    またじっくり読み返します!

    作者からの返信

    ヒロさま、最後までこの物語にお付き合いいただき、本当にありがとうございます!
    そしてリンデル王国の舞台を快くお貸しいただき、とても感謝しています。
    ヒロさまの作られた世界があったからこそ、様々な経緯を経てこの物語は生まれました。ほんの少しではありますが、こうして関われたことを光栄に思います。

    そういえばこの話を書いた後に、王国内の地域についてヒロさまのツイートをお見掛けしました。農業地帯は主に南部に広がっているとあったような気がします。
    本編を書いていた頃、グレイヴズ家のこの地方はどこにあるんだろうなぁとか考えてました。
    この地域の名称と古称などもラテン語由来のものを考えましたが、結局登場することはありませんでした。地域内の主要舞台の位置関係とか距離も設定しましたが、使うことはありませんでした。
    こういった設定も、いつかどこかにまとめられたらと思ってます。

    話が逸れましたが、ヒロさまには本当に感謝しています。改めまして、本当にありがとうございました!

  • IF 第3話 赦しへの応援コメント

    「あなたと、生きていきたい」
    すれ違ってきた、二人の人生がやっと重なったような思いです!

    作者からの返信

    「あなたと生きていきたい」は、アルバートからの実質的なプロポーズですね。
    本編ではなぜか出てこなかったシーンがここで書けました。そういう意味でもIFを書いて良かったです。
    もちろん前回もきちんと求婚していたとは思いますが、その時はおそらく、好条件の婿を逃したくないグレイヴズ家がかなりお膳立てしていた気はしてます。
    なのでそういった外的要因がなく、ただアルバートの気持ちだけが乗ったこのプロポーズは、エレノアにとっては本当に嬉しかったんじゃないかと思ってます。

  • IF 第2話 告白への応援コメント

    もっと早く言えていたらということはあったのかもしれませんが
    それでも今言えて伝えられたのだというIFを読めて嬉しいです
    色々なことを抱えていた2人でそれも丸ごと彼と彼女なんでしょうけれど、お互いに惹かれ合っており捨てがたい強い思いがあったというのは読者として願った幸せかもしれません!

    作者からの返信

    続けてありがとうございます!
    もっと早くに言えていれば、というのは確かに私も考えました。具体的には第9~10話あたりでエレノアがもっと素直になっていれば、ということでした。
    アルバートだって本音では別れたくなかったのだから、彼女がヒスのひとつも起こせばたぶん「別れたくない、待っていてほしい」の一言が言えたでしょうし、その言葉を受け取って満足した彼女はたぶん、なんだかんだ言いながらも彼を待ったのだろうとは思います。
    ところでそうなった場合、伝統的なジェントリである彼女の両親は果たしてどういった対応に出たんでしょうか。そこはちょっと興味あるかも知れません。

    編集済
  • IF 第1話 抱擁への応援コメント

    >最後の一音は、呼吸交じりだった。
    もうここでしびれました(涙)
    お二人とも責任もあるし大人だしと、ある種の強いお方だけれど、そのなかで漏れる個人その日とか見えた気がして
    本当の思いで触れ合えたのでしょうかね……!

    作者からの返信

    ヒロさまいらっしゃいませ! そしてたくさんのコメントを本当にありがとうございます、感謝です!
    ここでのふたりはもう本音でぶつかっていますので、大人というか理性の仮面を脱ぎ去っていますね。むしろ今までそれが邪魔していたのだと思います。
    思えば理性で始まったふたりが最終的にはやっぱり感情に着地したわけで、恋愛って面白いよなぁと書いた方も思わされる部分がありました。
    呼吸混じりのところは私もかなり好きな表現です、触れていただけてとても嬉しいです!

  • IF 最終話 陽光への応援コメント

    IF完結、本当におめでとうございます!
    ここまで読んできて、このIFの結末に辿り着けたことが、ただただ嬉しいです!
    あの別れの痛みを知っているからこそ、この何気ない朝の尊さが胸に沁みました。
    特別な奇跡ではなく、静かな日常として二人が並んでいる……その姿に、心から報われた気持ちになります🥲
    最後まで読み届けられてよかったと、素直に思える物語でした! こんなにも大切な時間を描いてくださって、本当にありがとうございますm(_ _)m🌸

    作者からの返信

    かさね様、最後までお読みいただき、そしてコメントとレビューコメントを頂き、本当にありがとうございます!
    素晴らしいお言葉に感激しています、ただただ感謝です!
    振り返ってみると、読者さまからのお声を頂いてこのIFを書き、そして書き終わった後もいろいろ悩みました。そして今は、両方のエンドがあってこその本作だと思えるようになりました。
    おっしゃる通り、ふたりの恋そのものは特別でないありふれたものを目指しました。特殊な状況下における、ごく普通の恋を書きたい思いがありました。
    そしてIFのラストでは、運命に翻弄されたふたりが穏やかな日常に回帰していく姿を書くことができました。そこに触れていただいてとても感謝してます。私も感無量の思いでいます。
    この物語の最後までお付き合い頂き、そして温かい言葉を頂きまして大変光栄です、本当にありがとうございました!

  • 第11話 決着への応援コメント

    静かで地道な証拠集めのアルバートに鬼気迫るものを感じます。
    名誉は、おそらくこの背景であれば、大変大事なものですよね…。
    雨、陰る方向の月、と大事な場面でのしめやかな雰囲気が沁みました。

    作者からの返信

    続けてのコメント、ありがとうございます!
    ハロウェイの名誉は確かに大切なものでした。が、本質はもっと別のところにあったのだと思います。
    組織が作り出した慢性的な人材不足の状況下で、ハロウェイは過酷な現場で過労ともいえる働きをずっと続けてきました。そして今回ついに命を落とすことになりました。
    なのに組織は彼の死を悼むことなく、そして彼の働きに報いることもなく、事故の責任を押し付けて彼をスケープゴートにしました。
    自分が責任を取らされていれば、おそらくアルバートもこの戦いに執念を燃やすことはなかったでしょう。
    けれど現場を知らない組織は、将校の責任を問うことを恐れて、死んだ下士官のハロウェイを生贄に選ぶことで事態を丸く収めようとしました。
    実際に汗を流し命をかける人の姿を見ようとしない組織の理論が、ここにも表れていました。
    ハロウェイの名誉棄損、そして彼の家族が被ることになった不利益は、その結果でした。
    アルバートが取り戻したかったのはそんな彼への正当な評価と当然の権利であり、それこそが彼の成し得たかった「正義」なのだと思います。
    ご感想、本当にありがとうございました。

  • 第7話 事故への応援コメント

    導火線をじわじわと迫って来る、その瞬間までの段階が凄い緊迫感でした。人さえいれば、幾度でも止めるタイミングがあった。人さえ、というアルバートの無念が伝わって来ます。

    作者からの返信

    めめ様、コメントありがとうございます!
    そしてアルバートの無念さに共感していただき、とても嬉しいです。ここでの無力感がその後の執念の説得力に繋がっていきますので、本話の事故描写はとても大事でした。お言葉がとても嬉しいです。
    「人さえいれば」というのはまさにその通りでした。もちろん人手は誰でもいいというわけではありませんが、そもそも人が足りない状況で危険物を積載した貨物船を通すべきではありませんでしたし、慢性的な人手不足が当たり前になりすぎて誰もが麻痺していたことが問題の根幹にありました。
    そして今回、その歪みを全て押し付けられたのがハロウェイです。彼の死後に組織が行った仕打ちが、この後のドラマの起点となります。

  • IF 最終話 陽光への応援コメント

    熟年おしどり夫婦っ

    ああ、向こうでもこんな未来であったならば……
    いやきっとあっちも生涯としては幸せだったはずだっ
    登場した人物だけじゃないですからね人生


    完結お疲れ様でした!

    作者からの返信

    かつけーさん、本作も最後までお付き合い頂き、本当にありがとうございます!
    今回もたくさんのコメント、とても嬉しかったです。感謝してます。
    いつもながらかつけーさんのコメントは鋭くてハッとさせられるものが多くて、返信を考えながら「これはこういうことだったのか」と自分で気づいたりもしました。
    エンディングについては最初は悲恋のみで考えていたものの、やっぱり救いが欲しくてハッピーエンドのIFを用意しました。
    そしてIFを追加したことで、改めてアルバートの戦いの意義を再認識することができ、今はこの作品にはどちらのエンドも必要だったのだという結論に至りました。
    ふたりが別れた世界線でもアルバートとエレノアの人生は続いていきますし、おそらく互いにそれぞれの幸福を掴んだのだと思います。
    それでもこれはふたりの物語なので、彼らが共に幸せになる結末を用意して良かったと、そう思ってます。
    そんなふたりの結末をお見届け頂いて嬉しいです、重ねて本当にありがとうございました!

  • IF 最終話 陽光への応援コメント

    はあ♡なんて甘くて素敵なFINでしょう♡
    大好きです!!!
    IFいいですねー!!
    二人の思いが通じ合って心が温かくなりました☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆
    最後まで楽しかったです!!
    本来の悲しい結末も胸がキュッとなって良かったですし、
    今回の幸せIFバージョンもハッピーな気持ちになって好きです♡

    作者からの返信

    みずか様、最後までお読みいただき、コメントも頂きましてありがとうございました!
    本編で報われなかった哀しい想いの丈をぶつけたIFを素敵だとおっしゃってくださり、本当に嬉しいです。書いて良かったです。
    このIFは本編連載中に書いたため、細かいことを言えばアルバートが実家やグレイヴズ家を説得したり軍を抜けるのも大変だったろうにとか、いろいろあります。
    ですがその辺りはまるっと飛ばしてご都合エンドにしました。結果良ければ全て良しです。
    甘いFINを味わって頂けて私もとても幸せです、ありがとうございました!

  • IF 最終話 陽光への応援コメント

    うん!こっちがいい!

    実は、先ほどまで、Ifの存在に気づかず、ホロ悲しい余韻のまま閉じようとしていました。

    気づいてよかった。
    心安らかです。

    作者からの返信

    こちらにもコメントありがとうございます!
    見落とされなくて良かった! このエンドをお届けできて私も本当に嬉しいです。
    実はこちらのIFは本作の公開後に書きました。連載中に書き始めて本編最終話までに書き終えたため、そこそこアラもありました。
    ですが、こっちがいいとのお言葉を頂けて、とても安心しました。
    最後までお読み頂けて本当に嬉しいです、ありがとうございました!

  • あとがきのかわりにへの応援コメント

    えー、、、そんな、、、と悲しんでいた中でのどんでん返し、
    今度は良い結末になります様に。

    綺麗な情景楽しませて頂きました。

    作者からの返信

    夜灯工房さま、ようこそいらっしゃいました!
    そして一気読みとコメントをまことにありがとうございます、嬉しいです!
    やっぱりビターエンドだけでは哀しいですよね、冴え冴えとした月の光の下で彼女を想い続けるエンドも良いですが、温かい陽光の中で紡がれるふたりの幸せが見たい。
    そんな思いから書いたIFを見つけて頂いて、そして楽しんでいただけて、とても感謝しています。
    ありがとうございました!

  • 最終話 月光への応援コメント

    コメント失礼いたします。

    物悲しい終わりではありますが、アルバートもエレノアもどちらも真摯に相手の意思や生き方に向き合った結果として、納得(するしかない)の結末ですね。
    二人とも、もっと情動で向こう見ずに相手を求めていれば…!とも願いますが、まさしく結果論…。
    アルバートの、エレノアの結婚へ安堵したことと、月の記憶が10年経ってもなお心に刺さったままであることは、彼の誠実さと実直さとしてブレない素敵な点ではありますね。

    素敵なお話をありがとうございます。
    IFをこれから楽しみに読みます。

    作者からの返信

    蓬莱さま、ようこそいらっしゃいました!
    そして一気読み&コメントをありがとうございます、お言葉がとても嬉しいです!
    おっしゃる通り、本編エンドはふたりが理性に阻まれて離れていく姿を描きました。
    アルバートが10年経っても月の楔から逃れられないのと同じように、その後のエレノアにもまた、下弦の月の影が心に落ちているのだと思っています。
    ふたりが「理性」の仮面をかぶることで告げられなかった、そんなやり場のない想いが、私にIFを書かせてくれました。
    今では本編とIF、両方のエンドがあってこその本作だと感じています。
    ご感想、本当にありがとうございました!

  • 第1話 出会いへの応援コメント

    とても丁寧でしっとりした導入ですね。上品で、時代の雰囲気がとても伝わってきます。
    いきなり燃え盛る炎の中から令嬢を救出!などという派手な始まりではないからこそ、二人のゆるやかな恋の行く先を楽しみに拝見させていただきます!

    作者からの返信

    北峰さま、コメントありがとうございます!
    本来は「いきなり令嬢救出!」の方が私の作風だったりするのですが、本作ではぐっと堪えましたw
    (ちなみにそれをやったのが邪馬台国です)
    ただし何も事件が起こらないと初手のフックとしては弱いかも知れないと思い、多少絵になる事件を入れてみました。
    事件の解決を通して、アルバートとエレノアの有能さ、そして似合いのふたり感が出せるといいなと思いました。
    ここではまだ「気になるふたり」の段階で、ここから順を追って恋が進展していくのが前半のメインストーリーです。
    次回は、家業の土地経営で腕を振るうエレノアの様子と、実務の中で芽生えたふたりの共感をメインに書いてます。
    この先もお付き合い頂ければ幸いです、よろしくお願いします。

  • IF 第3話 赦しへの応援コメント

    うわーーー

    ガラスの仮面の「速水さん」「マヤ」「速水さん」「マヤ」だけの回に、私の脳内がなっております

    作者からの返信

    かつけーさん、コメントありがとうございます!
    そしてガラスの仮面に重ねて頂いてありがとうございますw 紅天女編はいまどうなっているんだろうか。
    本話はIFのクライマックスでした。これまですれ違っていた互いの想いがようやく重なった回ですね。
    第4話の恋に落ちるキス、第10話の別れのキス、そして本話の再会のキス。
    ひとつの物語の中でここまで多様な口づけを書いたのは、実は初めてかも知れません。
    ふたりが結ばれて良かったなと、私も思っています。

  • あとがきのかわりにへの応援コメント

    完結おめでとうございます!
    本当に素晴らしい物語でした。最後まで読んで、胸が静かに締め付けられるような余韻がずっと残っています。
    アルバートさんもエレノアさんも、どちらも間違っていないからこそ辿り着いた結末があまりにも切なくて、それでも「これしかなかった」と思わせてくれる強さに心を打たれました!
    二人が確かに愛し合っていたことが、何より救いであり、痛みでもあり……。
    こんなにも心に残る物語に出会えたことに感謝しています。これからの作品も楽しみにしていす! IFも楽しみです✨

    作者からの返信

    続けてありがとうございます! そしてIFも楽しみにしてくださって本当に嬉しいです!
    IFは本作の公開を開始してから書き上げたものであり、多少改稿はしましたが基本はほぼそのままで、いろいろとアラも多いです。
    それでもハッピーエンドを書くことで、私の中ではいろいろと腑に落ちるものがありました。
    今では本編エンドとIFエンド、両方を合わせてこの物語は完成形したのだと納得しています。
    月夜を抜け出して陽光の下で紡がれるふたりの物語を楽しんでいただけましたら幸いです。

  • IF 第2話 告白への応援コメント

    妙に自分を下げる言い方を選ぶエレノアが印象的です。
    僅かの罪悪感と後悔、照れなどもあるのかなと。

    作者からの返信

    かつけーさんコメントありがとうございます!
    本話のエレノアの態度について、少し考えてみました。
    彼女の言葉はこれが本心だったのかというと、本心ではありますが額面通りにはおそらく取れないんだと思います。
    結婚適齢期を逃すか否かのタイミングで1年半もの間アルバートを吹っ切ることができなかった自分への情けなさや不甲斐なさは、もちろんあると思います。
    今後現れるかどうかも分からない別の好条件の婿を、前の男への未練だけで逃した、という負い目もあるでしょう。
    けれどここでの彼女の本当のところは、アルバートに対して「拗ねていた」というのが妥当なんじゃないかなと思います。
    エレノアは理性的なだけでなくプライドも高いので、彼の前では泣きわめいたりヒスを起こしたりできません。
    その代わりに「お前のせいでこうなったんだ」とばかりに自虐に走ることで、自分の悲しみに遠回しに気づいてほしかったんじゃないか、という気がしています。なんとなくですが。

  • 第11話 決着への応援コメント

    ここまでやり切ったのに「救われきらない」のが本当に胸に残りました。
    アルバートさんの執念が報われた瞬間と、取り戻せないものの重さが同時に押し寄せてきて、言葉を失います……。
    この物語だからこそ描ける決着だと思いました!

    作者からの返信

    かさね様、コメントとご感想をありがとうございます!
    お返事が遅くなってしまって申し訳ありませんでした。
    おっしゃる通りで、結局アルバートが成し得たことは部下の名誉を取り戻すことと、残された家族が遺族年金を受給する権利を守ることだけでした。
    本当に、当たり前の権利を守っただけなんですよね。
    組織の不正と怠慢を暴いて天誅を下すこともできなければ、死んだ部下の仇を討つこともできない。彼個人ができたことは本当に限られていると思います。
    それでもそんな当たり前の状況を取り戻すことがアルバートにとっての至上命題であり、彼にとってはエレノアとの幸福よりも大切な、人生を投げうってでも達成すべき目標でした。
    そこに触れて頂いて本当に嬉しいです、ありがとうございます。

  • IF 第1話 抱擁への応援コメント

    ようやく二人の時が動き出したのでした。


    よかったーとも思いつつ、IFかIFなのかーと、あっちの二人を思うとちょっと寂しくもありますね。

    作者からの返信

    かつけーさん、コメントありがとうございます!
    私自身どうしても納得ができなくて追加で書いたIFルートでしたが、書き上げてからやっぱり本編ラストあってこその物語だったと気がつきました。
    今では、ふたつの異なるエンディングを両方内包して、初めてこの物語は完成するのだと思っています。
    前のお返事でも書きましたが、こちらの世界線は原作リンデル王国史話の時間軸と合致している可能性があります。
    ということで、私はもうそちらを採用することにしました。正史ではジャックが退場してしまいますので、その代わりにアルバートが報われてもいいんじゃないかと。
    (本編ルートでは、アルバートは10年後に第一近衛に配属されたジャックの上司という位置付けになってます)

  • 第6話 初夜への応援コメント

    情景描写も、心情描写も、どれも素敵なのですが、個人的には最後の一文がもっとも好きです。

    作者からの返信

    胃痛さま、コメントありがとうございます!
    素晴らしい文章をお書きになられる胃痛さまにお褒めの言葉をたまわり、とても光栄に思います。
    特に第4話と本話は物語全体を通しての感情線を支える役割があるので、心情描写が非常に重要な箇所になります。なのでそこを評価いただけて、とても心強く感じました。
    ラストの一文も、この先の感情的な伏線となって後の話に繋がっていきます。説明し過ぎるのは野暮ですが、物語タイトル「下弦の月」が楔となってふたりを縛る(そしてIFでそこから脱却する)構図が印象に残る締めとして機能したらいいなと思いました。

  • IF 最終話 陽光への応援コメント

    良かった~~~~~!!
    最後、幸せな二人が見られてすごく安心しました!!
    良かったです!!

    作者からの返信

    すみれ様、ここまでお付き合い頂き本当にありがとうございました!
    思えば悲劇を書いておきながら幸せなふたりが見たいという私のワガママで始めたIFでしたが、こうして喜んでいただけてとても嬉しいです、ふたりもきっと喜んでいる気がします。
    本編が月の物語であったため、IFは陽の物語として書きました。タイトルも本編最終話が「月光」、IF最終話が「陽光」と対になってます。
    穏やかな陽光の元で紡がれる物語の温かみを感じて頂ければ幸いです、重ねて本当にありがとうございました!

  • 第6話 初夜への応援コメント

    言葉にできぬ覚悟と責任を感じる愛でした……

    作者からの返信

    めめ様、コメントありがとうございます!
    書いていてもすごく重かった回でした。
    この物語には、タイトルである「下弦の月」に照らされる夜が三回出てきますが、そのうちの一つはこの話です。いずれもふたりの恋が決定的な転機を迎える場面で出てきます。
    ここでのエレノアは、行動によって理性を超えたところにある本心をさらけ出していました。
    先の話にはなりますが、IFを書いた背景には、ここで見えた彼女の覚悟に私自身がきちんと向き合っていないと、そう感じたことが大きな理由でもあったと思います。

  • 第5話 婚約への応援コメント

    恋情が、結婚となった途端に生活と家というシビアな要素が入ってくる。時代、状況における婿入りのリアルが伝わってきました。
    エレノア側にも喜んで(顔合わせは色々問われてましたけど、改装っていうのはそういう事でいいんですよね)迎え入れられているアルバートなのに!……ああー、これから始まってしまうのですね…

    作者からの返信

    めめ様、コメントありがとうございます!
    はい! 父親のグレイヴス氏はいろいろ確認してきましたが(面接?)、実際問題アルバートは結婚相手としてグレイヴズ家にとって破格の条件を持つ相手であったため、本人たちだけでなく周囲もここで絶対に逃したくなかったことは間違いありません。確かに母親は若干先走ってますが、改装とはもうそういう話です。
    ただ、ここで大切に扱われていたからこそ後半の反動が大きかった、とも言えるのは皮肉なところです。
    本話でもちょっと不穏の影はでていますが、次回はそれがさらに陰を増します。お付き合い頂ければ幸いです。

  • 第9話 手紙への応援コメント

    静かなやり取りなのに、ここまで胸を締め付けられるとは思いませんでした。
    アルバートさんの誠実さが、そのまま残酷さになってしまう構図があまりにもリアルで、読んでいて息が詰まります……。
    それでも目を逸らさずに書き切っているのが本当に凄いです!
    エレノアさんの強さも痛いほど伝わってきて、この先の対話がどうなるのか怖いほど気になります!

    作者からの返信

    かさね様、コメントありがとうございます、お言葉がとても嬉しいです!
    激情ではなく理性から始まった、アルバートとエレノアの恋。
    ここでのふたりは、皮肉にも理性に囚われたままのふたりでした。
    アルバートの誠実さは「エレノアを手放す」という形で、エレノアの誠実さは「アルバートの枷にならない」という形でそれぞれ現れました。しかしそれは果たしてふたりの本心だったのか?
    次回はついに、ふたりが直接対面して言葉を交わします。お付き合いいただければ幸いです。

  • 最終話 月光への応援コメント

    別れて終わりでしたか…
    人に誠実に生きて、家に対しても誠実であった結果
    お互いに悔やみながらも、幾ばくかの満足もあるものならば、まあ良かったのでしょう
    わたしなんかは、ああ次々っもう忘れるっ、てなっちゃいますけど、この二人は一生思い続け、月をみるたびに思い出していくのでしょうね。

    すみません、なんかしまらないコメントで

    作者からの返信

    かつけーさん、コメントありがとうございます!
    IFを書いた今だからこそ思うのですが、結局のところふたりの明暗を分けたのは、本当に僅かな運とタイミングだったような気がしています。
    このエンドはどちらかというと、現実に起こり得る理不尽、ふたりの本意ではないところで失われた恋、そんなものだと思います。
    ちなみにこちらの世界線は、原作であるリンデル王室史話本編とは異なる世界線(ジャックが生存する世界)でのエンドになってます。
    なので、IFの世界は実は本編正史の世界線なのかも知れません。私の勝手な願望ですが。

  • IF 最終話 陽光への応援コメント

     おー、ブラボー。立ち上がって、パチパチパチ!
     うむ、本編のビターエンドもよかったですけど、ifのハッピーエンドはまた格別ですね。読後感が爽やかです。穏やかな気持ちになりますね。

     てか、アルバート、これが出来るなら、いっぺん別れるなんてしなくてもよかったんじゃ。。まあ、1年半後に一段落するなんて分かんなかったから仕方ないところはありますが。

     なんにせよ、愛読者としては、「よかったよかった。作者様に感謝」ですね。

     感動的な作品をありがとうございました!

    作者からの返信

    小田島さま、ラストまでお付き合いありがとうございます!
    こちらこそ読者さまに感謝してます、小田島さまの第4話の感想がなければ実現しなかったエンドです。
    あれから「最初からハッピーエンドにすれば良かったのか」と悩んだりもしました。ですが、そうするとハロウェイの事故死に端を発するアルバートの戦いの意義が弱いものになる気がしました。なので、悲恋は悲恋のままで良かったのだと思ってます。
    こうしてIFをお届けすることができて、本当に感無量です。
    重ね重ね、ありがとうございました!

  • IF 第2話 告白への応援コメント

    「けれど結果は、ご覧の通りです」「気がつけば、私はずっと……同じ場所にいたのです」 

     いいですなあ。諦めきれない女心。
     もう次のステップに進もう、再婚しよう、と思っても、心がそれを許さないという。。

     ううむ、よい、こういうの大好物w

    作者からの返信

    続けてありがとうございます!
    本編のエレノアは、ラストではついに姿を現さず結婚して退場してしまいました。
    それはそれでとても正しいですし、アルバートが戻ってくる保証がない以上はそれに匹敵する好条件の婿が現れた時点で結婚するべきなんですが、彼女の本質はおそらくこちらが真なのだと思ってます。
    もともと初夜の先取りをするほどアルバートに執着してた彼女ですから、割り切ろうとしても心の奥で縛られている、そんな状況がドンピシャで合うと思いました。

  • IF 第1話 抱擁への応援コメント

     おお、よい!
     邂逅。しかし言葉にならず、呼吸を乱して抱き合うだけという。
     細かい心情描写までは踏み込まず、二人の行動を通して心情が伝わってきますね。見事な表現力です。

     マヤさんとは作風がシンクロするから読んでいて楽しいですよ。

    作者からの返信

    小田島さま、ラストまでの一気読みとコメントをありがとうございます、嬉しいです!
    そしてお言葉とても嬉しいです。IFではようやくエレノアの本当の姿が書けた気がしています。
    おそらく、彼女自身も長い間認められずにいた、直視してこなかった感情が、心情ではなく身体描写で現れるところが書きたかったんだと思います。
    理性を捨てたところにある彼女の本心は、とても人間臭くて美しいものだと、私も感じました。

  • 第4話 恋への応援コメント

    これぞ遣らずの雨…!じーんとします

    作者からの返信

    めめ様、コメントありがとうございます! お返事が遅れて申し訳ありませんでした。
    実は「遣らずの雨」という言葉を初めて知りました(汗
    まさに今回にピッタリですね、この話では雨がふたりを引き留めて心を寄せる情景を書きたいと思っていました。
    とてもいい言葉だと思いました、ありがとうございました。

  • 第1話 出会いへの応援コメント

    エレノアさん素敵…!!
    高い教養や強い意志を感じるのに、派手な立ち回りをしないから一見地味に見えるけど凛とした美しさがある……とても好きなヒロインです🥺✨
    そして、それを見抜いて興味をもつヒーロー!!
    これはっ……癖でございます…!!✨

    作者からの返信

    ホタカさま、ようこそいらっしゃいました!
    こちらの作品にも興味を持っていただいて嬉しいです、本当にありがとうございます!
    これまでの私の作品とはかなり毛色の異なる物語になりますが、お付き合い頂ければとても嬉しいです。

    本作のエレノアは、すでに家業の土地経営で実務を任されている、いわゆる「しごできヒロイン」です。
    今回は晩餐会という社交の場での姿が描かれていますが、次回は土地持ちであるジェントリ(郷紳)の家業で腕を振るう彼女の姿が描かれます。
    そんな彼女が荷馬車の事故を通じてアルバートと知り合いました。ここでの事故は実は後々の伏線になっていたりしますが、意識されなくても全然大丈夫です。後で「そういえばこんなこともあったな」とふと思い出して頂ければ、私がめちゃくちゃ喜びます。
    互いを認め合い、理解し、そして補い合えるふたり。彼らの恋のゆくえが前半の物語の肝になっています。どうかお付き合い頂ければ幸いです。

  • 第7話 事故への応援コメント

    これまで丁寧に積み上げてきた日常と想いが、一瞬で崩れ去る展開に言葉を失いました。
    現場の緊張感と混乱、どうにもならない現実が生々しく伝わってきて、読んでいて胸が締め付けられます……。
    アルバートさんの背負うものの重さが一気に増したこの先、二人の物語がどう進んでいくのか目が離せないです。

    作者からの返信

    かさね様、コメントありがとうございます!
    事故の描写をお褒めにあずかりまして、とても嬉しいです。もともと火災パニックはジャンルを問わず私がよく書きがちな題材でして、何かあればとりあえず舞台を燃やしているような気もします(汗
    おっしゃる通り、この事故でアルバートの状況は一変します。この夜の惨劇を直接その身で体験したことが、後の彼の戦いに大きな影響を与えたことは間違いないと思います。

    余談ですが、第1話で書いた晩餐会での馬車の事故は、実はこの火災事故の伏線になっていました。あの時に積荷と火の様子がエレノアには見えていませんでしたが、それと同じ状況が今回のハロウェイに重なってます。
    もし火災事故の全体像をあの時点でその場にいたハロウェイが把握することができていたなら、おそらく彼は荷を水に落とすことにこだわって自分の命を落とす羽目にはならなかったと思います。

  • 第11話 決着への応援コメント

    理詰め理詰め理詰め理詰めで
    絶対に成し遂げるという執念ですね、アルバート

    エレノアとのことも、この執念を後押していますねきっと
    思いを果たせなかったら、なんのため決別したのかすべてが無駄になる

    そしてついに、ですね
    1年半は長かったような、でもはっきり示せすことが出来ていたら待って貰えていた程度の年数でもありますね

    さあ、次になにが起こるのか
    タイトル詐欺になってもいいからハッピーな結末を願いたいたころですが

    作者からの返信

    かつけーさん、ご感想をありがとうございます!
    1年半という期間は、数字にしてみるとそれほどのボリュームではないように見えるかも知れません。実際この期間でカタがつくと分かっていれば、アルバートもエレノアに待ってくれと言えたかも知れませんし、結末も全く違ったものになったと思います。
    見通しを立てられなかった理由はこの戦いがアルバートにとって「勝ち確」ではなかったことで、ここでもしハロウェイの名誉が回復できていなかったら彼はその後の人生全てを賭しても戦い続けたと思います。逆に期限を切って線引きをしてそれで諦められるようであれば、アルバートは最初から戦いなど始めませんでした。彼にとってこの戦いの結末は「勝ち」以外にはあり得ず、彼が考える「正義」の実現とはそこまで重いものでした。
    なので正直なところ、アルバートは部下ではなく自分のために戦っていたというのが正しいです。もしかしたらハロウェイ自身は名誉の回復など望んでいなかったかも知れず、残された妻子の生活さえ保証されればそれで十分だった可能性が高いです。
    この異常な執念がなければ、アルバートがエレノアとの未来を捨てた理由が説明できないと、私は思っています。

  • 第8話 正義への応援コメント

    うわー
    もう、こんなん、ぜんぜん今の日本にだってある話じゃないですか。
    なんかもうわかりみがすごすぎて細めでしか読めません……
    まぁこの数年は急激に改善してきましたが、でもまだまだこういうのに苦しむ現場はたくさんあるんだろうなぁ。

    そしてそこに一人で立ち向かうかっアルバート。
    話のテーマが求める必然としてこうなることはとてもよく理解できるのですが、なんというかもう。つらすぎますー先にIF読んで心落ちつけてから戻ってきました。

    これはIFを書くのも必然だったと思います。

    作者からの返信

    さくら様、ご感想を本当にありがとうございます、ここまで心を寄せて頂いて本当に嬉しいです。
    ここは史実よりも現代の日本で起こり得る話を念頭に置いて書きました。同種のご経験がある方にとっては、おそらく本話はかなり辛いものになるかと思います。
    私自身も36協定前のIT業界に身を置いて、現場の過労と不条理を体験してきました。そしていま私が関わりのある他業種の話を聞く限り、現在でも現場側の激務に頼りきっていながらそれを軽んじているケースは少なくないだろう、と感じています。
    そしていざトラブルが発生した時、保身のために組織が個人に責任を押し付けることも日常的に発生し得ると思います。この事故では一国の軍レベルにまでそのスケールを拡大することで、ドラマとして成立させたい思いがありました。
    アルバートの戦いの本質は、彼個人の「正義」の実現にあります。それは組織そのものを倒そうというような大きくて崇高な目標ではなく、死んだ部下の名誉を取り戻すというだけのごく個人的で小さな戦いでした。
    ですがたったそれだけを通すのに、彼は自分の未来と幸福を差し出さなくてはなりませんでした。もちろんそれは彼自身の特殊な事情があったからなのですが、巻き込まれたエレノアにとっては悲劇以外の何者でもありませんでした。

  • IF 最終話 陽光への応援コメント

    完結お疲れ様でした…!

    とても素敵でした((;_;))こんな世界線もあったんだなあとしみじみしてしまいました…。
    ふたりで朝起きてご飯を食べて、それぞれ仕事に行く。こうなればよかったと思う私もいます。

    けれど本編は本編で、悲恋だからこそ書かれた物語として、凛と美しく心に残りました。

    素敵な物語をありがとうございました…!

    作者からの返信

    深山さま、本話を頭から一気読みして頂き、そしてたくさんのコメントとレビューをくださり、本当にありがとうございました!
    この物語が本当に読者さまに愛されたと知って、嬉しかったどころの騒ぎではなかったです。
    アルバートとエレノアの恋そのものは、はじめから特別ではなくありふれてどこにでも転がっているものであることに留意しました。なのでIFラストで普通の幸せな日常を送っているふたりにお心を寄せて頂いて、本当に嬉しく思います。
    この物語の朝食シーンを書くにあたって、グレイヴス家の家業を酪農に設定していたことが功を奏したのは嬉しかったです。パンにつけるバターと紅茶に入れるミルクが、ふたりのささやかな幸せを演出してくれました。
    陽の光のもとで紡がれるIFの物語にお付き合い頂き、本当に感謝しております。改めまして、誠にありがとうございました。

  • 最終話 月光への応援コメント

    完結おめでとうございます…!

    ふたり別の道をゆくことになってしまいましたが、お互い譲れない大切なものがあった…。
    ただひとり愛した女性。彼女は前を向く素敵な女性でしたね…
    とても素敵なラストでした!
    ふたりが添い遂げられなかったのに納得感がありました。凄いと思います…!

    作者からの返信

    続けてありがとうございます!
    そして本編最終話に肯定的なご感想を頂けてとても嬉しいです、ほっとしています。
    あとがきにも書いていますが、本話のIFは公開後に書き始めたものでした。
    具体的には第4話で読者さまからのご感想を頂いたことにより、私の中で本話の結末に心が定まらなくなったことから始まりました。
    あれからずいぶん迷走しました。キャラクターの幸せを願う気持ちはもちろんありました。ですが彼らを幸せにする一方で、最初に私の作った物語、私が書きたかったテーマを否定する結果になってしまったような気がして仕方がありませんでした。
    本編最終話を支持してくださる読者さまがいらっしゃって、この物語はやっぱり間違ってなかったんだと思うことができました。とても心強かったです。


  • 編集済

    第10話 別離への応援コメント

    コメント失礼します…

    切ないです…。好き合っているのに、己の責任のために別れなければならない。こんな辛いことがあるでしょうか。
    ふたりの最後の口づけが静かで胸を打ちました…

    作者からの返信

    続けてコメントありがとうございます!
    そして、ままならないふたりの状況に心を寄せて頂いて、とても嬉しいです。
    以下、裏話的にお読み頂ければ幸いです。
    この物語には明確な悪人がいません。なので誰かを懲らしめてハッピーエンドというわけにはいきません。これは最初にこのストーリーを構築した時からの個人的なこだわりでもありました。
    本話の口付けは、明確に第4話を意識しています。そしてこの後のIF第3話にも、同じく口付けが入ります。それぞれ異なった意味合いでのキスシーンになるようになってます。
    また本話で出てきた下弦の月は、作品タイトルであると共に第6話と最終話でも出てきます。ふたりの悲恋を象徴する「楔」として機能するように設定したモチーフでした。

  • 第10話 別離への応援コメント

    切り出したのはエレノアの方だったか。

    お互いを尊重し、お互いの考えも分かるだけに、辛い選択。
    エレノアはきっと、自分の家も大切ですが、自分がアルバートの枷にもなりたくなかったのでしょうね。

    作者からの返信

    かつけーさんコメントありがとうございます!
    本音のところはどうあれ、エレノアもアルバートの枷になりたくないという思いは確かにあったと思います。
    それはアルバートが家を継がなければならないエレノアの事情を汲み、彼女を束縛することなく手放したからです。もちろんエレノアもそれを理解していました。
    ここではエレノアは、実は半分アルバートに縋ってもいます、それが「では、私に待ってほしいと、終わりの見える形で言ってくださることは、できませんか」という台詞です。
    このセリフは別れの確認ではなく、僅かな可能性を求めての哀願だった、私はそう感じています。

  • 第7話 事故への応援コメント

    初めまして。加須 千花さまのレビューから参りました。

    初夜でドキドキしていたら、まさかの事態に陥って言葉も出ません。
    ハロウェイさん、立派でした…。
    悲恋を書かれたということでここでアルバートが決断してしまうのかとドキドキしています。
    エレノアはどうなってしまうのでしょうか。
    見守ります!

    作者からの返信

    深山さま、ようこそいらっしゃいました!
    そしてたくさんのコメントにレビューまでを本当にありがとうございます、とても嬉しいです!
    ひとつずつお返しさせてください。
    せっかく前話でドキドキして頂いたのに、本話で感情がジェットコースターになってしまって申し訳ありません。
    この事故からは、私がこの物語で書きたかったテーマのうちのひとつである、アルバートの戦いが幕を開けます。
    アルバートとエレノアを結び付けた「帳簿と現場の乖離」は、この事故に至るまでの伏線でした。第1話の事故から第6話の結婚白紙撤回までずっとこの問題を背景に書き続けていました。
    そしてここからの戦いも、同じ問題を中心に据えて物語は展開していきます。

  • 第5話 婚約への応援コメント

    物事が滞りなく動いていくからこそ、不穏な空気の濃さが気になります。

    しかし、次のエピソードタイトルの引力にも引き込まれます。

    作者からの返信

    胃痛さま、いつもコメントをありがとうございます、嬉しいです!
    次回のエピソードタイトルは私が大好きな題材なので狙って付けました、惹かれて頂いてとても嬉しいです。
    ここまで話がトントン拍子に進んだ裏には、本人たちの気持ちだけではなく、エレノアにとってアルバートが破格の結婚条件を持つことが大きく働いています。
    つまり周囲から(特にグレイヴス家から)応援されていた恋でした、これはとても大きなファクターだった筈です。
    アルバートが現在の恋愛感情だけでなく将来の婿入りを考えるようになったのは、もちろん彼の性格によるところも大きいでしょうが、見えない周囲の期待もかなり影響していたのではないかと思います。
    アルバートは士官ですので、いずれ退役してエレノアの家に入るとなると決めた時点で、それなりに大きな決断をしたような気もします。

  • IF 最終話 陽光への応援コメント

    完結おめでとうございます。

    本編もifストーリーも、両方良かったです。
    ひとつ言えるのは、ifストーリーのほうが、アルバートさんもエレノアさんも、心から求めていた世界であり、正史のほうのエレノアさんは、〝家と自分にふさわしい殿方〟相手に「YES」と首をたてにふったけれど、心に葛藤があり、心は泣き、引き裂かれ、
    「自分は結婚しなくてはいけない。わがままは許されない。あの方との未来はもう過去の夢となった。結婚しなくてはいけない……」
    と言い聞かせながら花嫁衣装を着て、親にも、結婚相手にも涙を見せず、心を殺して結婚したであろうことです。
    しかしそれは悲恋であっても不幸とは思いません。結婚生活とは、始めてみないとわからないものであり、一番愛した男と添い遂げられなくても、ニ番目に好きになった男とも、相手次第で、幸せな家庭を築けるからです。
    でもやっぱり、一番愛したアルバートさんと、結婚したいよね? だって、魂が通じ合うような、打てば響く男性なんだもの。
    だから、ifストーリーで幸せバージョンが見れて良かったです!
    素敵な物語をありがとうございました。

    作者からの返信

    加須さま、ここまでのコメント、そして最後のこのコメントをありがとうございました!
    作者冥利につきます、この物語を書いて本当に良かったです。
    おっしゃる通りで、愛のない結婚が必ずしも不幸せなわけではありません。そもそも結婚とは恋愛の成就とは関係ないところで、人生を共にする伴侶を選び取る行為だからです。
    そういった意味では現代においても真の恋愛結婚の方が珍しいと言えますし、そこから幸せな結婚生活がいくらでも生まれ得ます。そして長年連れ添った夫婦の情は、もはや愛と呼んで差し支えない気がします。
    そしてこの物語は創作です。必ずしもリアリティが求められるわけではありません。幸せなハッピーエンドを望むことは、当然の読者感情と言えます。
    そこまで踏まえて頂いたうえで、本作へのコメント、そしてレビューを頂きまして、本当に嬉しかったです。重ねてお礼申し上げます、ありがとうございました!

  • 最終話 月光への応援コメント

    >月を見るたび、戻ってくるものがある。
    身体の記憶ではない。
    唇の感触でも、肌の熱でもない。
    あの部屋の空気だった。

    ここから、髪の艷やかさにイメージが広がっていくところが好きです!
    とても美しいイメージです。
    まるでエレノアそのもののような静謐さに満ちています。
    アルバートさんは結婚しなかったんだなあ……。
    さっ、まだ続きが……。あ、続きではなくIFか……。うむ。うむ。続きも読ませていただきますとも!!

    作者からの返信

    続けてありがとうございます! そして本話の情景描写を評価して頂けてとても嬉しいです!
    実は本話の最初のタイトルは「下弦の月」でした。作品タイトルの回収です。
    ですがIFを書いたことで、タイトルを「月光」に差し替えました。これはIFルート最終話のタイトルと対になっています。
    下弦の月が現れる話は他にもあります。それが第6話と第10話です。ふたりの恋が決定的な転機を迎える場面に、下弦の月を配置しました。
    最終話でアルバートが月を見て思い出す夜は、結ばれた夜と別れの夜のふたつがあります。これが下弦の月の「楔」の正体となっています。
    とはいえそこまでこだわった解釈をしなくても、月夜の情景で物語を美しく切なく締められれば、それで良かったという思いもありました。

  • 第11話 決着への応援コメント

    ハロウェイさんの名は、正式に殉職者名簿へ記されました。やりました。勝ち取りました。
    1年半、粘りに粘りました。アルバートさんは両手をあげて万歳、ではなく、「遅かった……」と、思っていますが、組織にたった一人で挑んだんですから、執念の粘り勝ちです。
    ハロウェイさんの妻子は、ハロウェイさんの墓の前で啼泣し、アルバートさんに感謝をしたことでしょう……。

    作者からの返信

    続けてありがとうございます!
    アルバートはハロウェイの名誉を勝ち取りました、正直よくやったと思います。
    勝ち取ったものは確かに当然の権利でしかありませんが、これまで部下と共に理不尽な現場をずっと回してきた彼にとっては、その「当然」を実現することこそが目的でした。
    この勝利がなければ、おそらく彼のこれまでの人生そのものが否定されたままだったと思います。ゆえにこの戦いは、アルバートにとっては生きる意味をかけた、負けられない戦いでした。
    どれだけ地味でキツくても彼が諦めることはなかったでしょうし、ここで勝てなければさらに戦いを継続していた、戦いそのものが彼のライフワークになっていた可能性が高いと思います。
    彼がエレノアとの未来を捨てても自分の正義を貫いた理由が、ここにあります。

  • 第10話 別離への応援コメント

    こんにちは

    ああ〜……。せつない……。
    ふたりとも、誠実であり頭がよく、わかってしまう。
    あの事故が終わらないかぎり、二人が一緒になれる未来はないと。期限もいつまで、と言えない以上、家を背負うエレノアさんは、待つとは言えず。
    アルバートさんも、エレノアさんを愛しているのに、待っていてほしい、とは言えず。
    ひたすら切ないです!

    作者からの返信

    加須さま、ラストまで一気にお読みいただき、たくさんのコメントにレビューまでくださり、本当にありがとうございます!
    少し遅くなりましたが、ひとつずつお返しさせていただきます。
    アルバートの「正義」もまた、この物語で書きたかったもののひとつでした。
    これまで共に組織の不条理を支えてきた部下が死んだのみならずスケープゴートとして利用されていることに怒りを覚えなかったら、それはもうアルバートではありません。
    エレノアとの未来を犠牲にしてまでも守りたかったものが、彼には確かにあったと思います。
    家のために婿を必要とする特殊な状況下でなければ、彼の信念に理解と共感を示して、全てのカタが付くまで待っていたと思います。
    またアルバートも家に縛られるエレノアの立場を理解していたからこそ、無責任に束縛することなく彼女を解放しました。
    彼の立場からすれば正しい行動であった、ということもまた真実でした。

  • IF 最終話 陽光への応援コメント

     本編もコメント欄も全て拝読いたしました。MayaEstiva様も悩まれたとのことで書いてしまいますが、本編は苦しく思いながら読ませていただいきました。悲恋なのですから、当然でございますが。

     ヴィクトリア朝モデルの郷紳であれば、況してや出来た娘であるからこそ、待つことを選べない、選べる世界でも無いのは分かるのですが。オースティンやブロンテさえ存在しないような厳しさが辛かったです。

     IFルートは、正に物語かもしれませんが、わたくしは感動いたしました。それでも、本編の悲恋があってこそかもしれません。両方あって初めて完成する物語。これこそがMayaEstiva様の紡ぐ物語の妙である、と感じ入っております。

    作者からの返信

    紫瞳鸛さま、こちらの物語にもお越し下さりありがとうございます!
    そして本編とコメントの両方をご覧くださりまして、今とても感激しています。
    もともと皆様へのコメントの返信は、作品内には書ききれなかった設定や背景などを補完する内容が主でした。それが明確に変わったのが第4話で、この話でアルバートとエレノアに感情移入してくださった読者さまの声を聞いたのがきっかけでした。あの時はまるで私の声を代弁してくださっているように思えたことを覚えています。
    おっしゃる通り、このIFエンドは本編の悲恋エンドがあってこそ成り立つものである気がしています。最初からハッピーエンドで設計していた場合、私が書きたかったアルバートの戦いとその勝利はずいぶんと薄まっていたように感じます。彼の戦いはエレノアとの未来を否定するほどの代償を払ってこそ価値があるものだったと、今でも思います。
    ここまでお付き合いいただき、そしてこの物語に心を寄せてくださり、紫瞳鸛さまには感謝の言葉もございません。本当にありがとうございました。

  • IF 最終話 陽光への応援コメント

    本編/IFどちらもエレノアの凛とした佇い、アルバートの正義感伴う行動が簡潔で美しく表現されていました。「下弦の月」という美しいタイトルも物語にぴったりですね。本編のビターエンドが好みではありますが、やはりハッピーエンドは心が温かくなりました。

    作者からの返信

    @Mocoinuさま、ようこそいらっしゃいました!
    IF最終話までを一気読みいただき、こうしてコメントも頂けて嬉しいです、本当にありがとうございます。
    本編の悲恋エンドがお好みとおっしゃってくださったことで、この物語が悲恋ものとしてもきちんと成立していたと自信を持つことができました、すごくありがたいです。
    もともとこれまでほぼハッピーエンドの物語しか書いたことがなくて、悲恋を出すには相当の勇気が必要でした。
    IFを書いたことで自分で自分の物語を否定したような後ろめたさが心のどこかにあった気もしてました。そこから救われたようで、とても嬉しかったです。
    改めまして、この物語をお読みいただき、本当にありがとうございました!

  • IF 最終話 陽光への応援コメント

    本ルートの「あの夜のことが人生の中で燦然と輝き続ける」様も美しいですが
    こちらの幸せな生活ぶりも素敵です
    最早どちらも本ルートだと言いたい!

    作者からの返信

    あっぴー様、コメントをありがとうございます、とても嬉しいです!
    このIFを公開するにあたって、あとがきにくださったあっぴー様の前回のコメントに、本当に励まされました。
    自分で決めたシナリオを公開後に破るのは初めてでして、あの時はここまで読んでくださった方々を裏切るようでとても怖かったのを覚えています。
    そして同じくらい本編最終話を支持してくださったことも、とても嬉しいです。最初に組んだシナリオとプロットは間違っていなかったと、心から思えました。
    重ねてお礼申し上げます、本当にありがとうございました。

  • 第2話 再会への応援コメント

    早坂様のレビューから参りました。
    第一話、ある事件を通しての振る舞いによるキャラ立ちを伝え、第二話で仕事を通して理解を深めていく。言葉に出来ない苛立ちまで伝わる、というのが実に会話から伝わったし、それでもに心惹かれるというのがじーんと胸に伝わって来ました。
    「東の便」て何という疑問も、アルバートの解説で解決。
    豊かな家の主人としての自覚と責任を持ち采配していくエレノアと、行き届いた家の人達、素敵です。…悲恋か、悲恋なのですね…

    作者からの返信

    めめ様、ようこそいらっしゃいました!
    本作に興味を持っていただけて、とても嬉しいです。
    この作品は私にとってかなりの異色作であり、同時に書いて本当に良かったと思えた作品でもあります、お付き合い頂ければこれほど嬉しいことはありません。
    またこれまでの私の作風からして、ずっと会話劇でこんなに何も動かなくていいのか、という不安はずっとありました。なのでお言葉がとても嬉しかったです。

    ここでの会話は酪農を主体とする農村部の土地経営について書いてますが、前提としてグレイヴズ家が所属するジェントリ(郷紳)という階級が土地経営でもたらされる収入で回っていることが会話の芯になっています。
    そしてこの層は単なる農村の準貴族ではなく、一次産業の発展を主導して英国繁栄の基礎を築いた立役者でもありました。
    ここでの会話で見えることは、ジェントリの実態は現実には傍から見るよりもかなりシビアなものだった、ということです。
    そしてエレノアは経営かつかつのグレイヴズ家で実務のかじ取りをしていました。
    彼女はグレイヴス家にとってなくてはならない、つまり他家に嫁に出すわけにはいかない人材で、それゆえにアルバートと価値観を共有することができました。それを書きたいがための第2話でした。

  • あとがきのかわりにへの応援コメント

    ほうほう。別ルートも書いて頂けたんですね。ありがとうございます。読み終わったばかりなので、暫く寝かせてから拝読致しますー。

    作者からの返信

    小田島さま、ここまで本当にありがとうございました!
    いつかこの先もお読みくださると嬉しいです、お待ちしてます!

    本編とIFの分岐点は、最終話でアルバートがエレノア結婚の報せを聞いたかどうかになってます。
    アルバートが間に合った世界でふたりはどうなったのか、いつかお見届け頂ければ幸いです。

  • 最終話 月光への応援コメント

     うむ、すばらしい! 感動的なラスト!
     手の切れるような下弦の月が、アルバートの心に楔のように刺さってきますね。
     グシグシくるお話でした。。
     
     最後はビターエンドでしたが、不思議と読後感爽やかでした。それぞれが守るためのものに別れざるを得なくなったわけですが、それぞれにちゃんと全うして今がある。エレノアもアルバートも、充実した人生を歩んでいくことを願ってやみません。

     素晴らしい作品をありがとうございました!
     
     

    作者からの返信

    続けてありがとうございます!
    そして、本編のエンドを評価してくださって、とても嬉しいです。IFを書いたとはいえ、もともとはこちらのエンドがあってこその物語です。
    エレノアはあれから自分の人生を歩み、アルバートは失った心を抱えてその後の10年を過ごしました。
    ふたりの恋は終わっても、下弦の月は楔となって今もアルバートの心を縛り付けます。エレノアの心の内を推しはかることはもうできませんが、それでも月の光はふたりに平等に降り続ける、そんな幻想を書きたかったラストでした。

  • 第1話 出会いへの応援コメント

    はじめまして! Xから参りましたm(_ _)m
    第1話から一気に引き込まれました!
    晩餐会の静かな空気と、突然の騒動の対比が凄く印象的で、気づけば夢中で読んでいました!
    エレノアさんの芯の強さと、アルバートさんとの息の合ったやり取りがとても魅力的で、この二人がこれからどんな関係を築いていくのか楽しみでなりません!

    作者からの返信

    牛河さま、はじめまして、ようこそいらっしゃいました!
    本作に興味を持って頂けて大変光栄です、そしてご感想がとても嬉しいです、ありがとうございます!
    本作の主人公アルバートとヒロイン・エレノアは、実は私がこれまでに全く書いたことのないタイプの主人公とヒロインでした。
    読者さまに愛されるようにきちんとキャラ付けできていればいいなと思っていたので、お言葉が大変励みになりました。
    第1話はわりと派手な導入になりましたが、第2話以降では静かな会話劇が続きます、もしよろしければどうかお付き合いください。

  • 第9話 手紙への応援コメント

    絶望的な戦いですねー
    革命などで急速な民主主義国家になってその上で数十年も戦って、自分の老いとも戦って勝ち取れるか否かってくらい大変と思います。

    すでにして未来永劫の妻と思ってこその前話、しかし、エレノアを思えばこそここで揺れるのか。
    エレノア、ぶち切れるかも。

    作者からの返信

    かつけーさん、コメントありがとうございます!
    そしてアルバートが挑む戦いの困難さを感じて頂けて、とても嬉しいです。
    現実問題、アルバートが現場側である程度力を持つ小隊長である、というアドバンテージはあったとしても、完全に相手のフィールドで個人が組織に立ち向かう構図はかなり非現実的だと思います。
    現実の同様の事故の実例を見た場合でも、個人側が組織に勝つセオリーはだいたい組織外の被害者や遺族が表に立ち、世論を味方に付けて集団訴訟で戦う、といった形になるかと思います。
    それでも相当な年月がかかるのが常です。
    ここでの描写が説得力を持つかどうかは、私の課題でした。

    そしてもちろんエレノアはキレます、ここも彼女のキャラクターを汲み取って頂けて非常に嬉しいです。
    ですが性格上派手に泣きわめいたりヒスを起こすことはせず、淡々と事実だけを追求していきます。
    エレノアがキレる理由はもちろんここまでのグレイヴズ家に対するアルバートの非礼もあるのですが、本当のところはもはや理性では語れなくなった彼女の想いに対してアルバートが真摯に向き合おうとしなかったことにあると思います。
    第6話で彼女の覚悟を受け止めた筈の男が今は彼女の心を見ようとしない、それがこの後の彼女の決断に繋がったのだというのが、最終的な私の結論でした。


  • 編集済

    第11話 決着への応援コメント

     おお、アルバート、やったぞ! 
     まったく森友事件みたいな闇を相手に、粘り強く立ち回り、ついに勝ち切りました!
     まだ間に合うぞ、エレノアのもとへ走れ!

     おお、しかし、わたくしもう寝る時間でございます。
     続きはまた明日。

     ps あ、やった! まだ★入れてなかった。これで100です。とても感謝されるタイミングで、わたくしも嬉しいです!

    作者からの返信

    続けてコメントありがとうございます、また100個目の☆をありがとうございます!
    エレノアが去ったことで、皮肉にもアルバートは戦いに専念することができるようになりました。1年半の間、彼は休みなく戦い続けました。
    彼は最初から組織そのものをねじ伏せるような不可能な戦いは選びませんでした。自分にできることとできないことの範囲を見極め、勝てる可能性のある戦いだけをしていました。
    それでもこれだけの時間がかかりましたし、ハロウェイの名誉と遺族の生活は守れても、元凶となった組織の体勢は1ミリも崩れませんでした。
    この戦いに勝利した後、アルバートがエレノアの再婚に間に合ったか間に合わなかったかが物語の決定的な分岐点となっています。間に合わなかったのが正規ルートですが、そこを間に合わせたのがIFルートになります。

  • 第10話 別離への応援コメント

     おお、切ない別れ。お互い守るべきものが、選ぶ途があったか。。
     せめて、アルバートの義憤が晴らされる時がくればいいのですが。

     次のタイトルの「決着」で、スカッとできる……のかな?

    作者からの返信

    小田島さま、たくさんのコメントとレビュー、そして☆評価をありがとうございます、とても嬉しいです!
    そして結局IFも書いてしまいました、短期間で仕上げたのでかなりのアラはありますが、最低限物語としてはきっちり着地できたのではないかと思います。
    本話ではとうとうアルバートとエレノアが直接対決することになりました。心情的にはどちらもかなり苦しいものがあったと思います。
    ここでもしどちらかが理性の仮面を外していたならば、あるいは違う結末になったかも知れません。ですがふたりは互いに感情を表に出すことを良しとしませんでした。IFエンドではその補完も兼ねています。

  • IF 第3話 赦しへの応援コメント

    エレノアがっ、強いっ!!! ゴン詰めされて、流石のアルバートも本音を言わざるを得なかった。アルバートがずるい人ならば、エレノアは恋愛強者の怖い人ですね。

    作者からの返信

    コンチさま、コメントありがとうございます!
    はい、エレノアにはガン詰めさせましたw
    このくらい強い方が彼女らしいと思います、もともと若いながらも領地経営の実務をバリバリ回しているような女なので、気後れする性質でもないですしね。
    アルバートは結婚後は尻に敷かれてそうですが、彼はそれすらも幸せに感じる気がします。

  • IF 最終話 陽光への応援コメント

    またの完結お疲れ様でした。
    二人が共に生活していく姿はしっとりと美しいと思いました。
    この二人は大人の奥ゆかしさがあっていいです。好きです。

    作者からの返信

    白雪さま、この物語を最後までお読みいただき、またラストまでとても丁寧なコメントを頂いて、本当にありがとうございました。
    ご存じの通り、本作は公開した後で悩みに悩みました。過去のコメント返信を読むと、ちょっとおかしいくらいに言ってることがブレブレです。
    最初は「このふたりは悲恋で終わるべきではないのでは?」という疑問でした。しかし途中から「この悲恋はそもそも正しいのか?」に変わっていきました。
    結末を取っ払ってアルバートとエレノアを動かして、それは確信に変わりました。同時に、彼らの動きに正解を教えられた気がしました。
    そのため、急造ではありますがIFを書きました。これでやっと物語は落ち着くべきところへ落ち着いたと思います。
    またもや蛇足ですが、IF最終話「陽光」は本編最終話「月光」と対になっています。しかし、本当にここで意識していたのは第6話「初夜」でした。
    この時のふたりは確かに自らの意志で動いていて、そんな彼らの姿がそのままIFの最終話に繋がったと、今は感じています。

  • 第4話 恋への応援コメント

    おおぉ……雨宿りのシーン、この空気感……めちゃくちゃ良きですね……! 骨太の筆致に、感情が確と乗っている印象……これは、とても美しい……情緒……!
    静かなキスも大人の雰囲気感で、されどあらすじやタグを見ていると、何だかもう既にドキドキしてしまうっ……くっ、惹きつけられてやみません、応援させて頂ければ幸いです……!
    しっかりとした文体…!✨📖✨ฅ(˘ω˘*ฅ)好みすぎます…!

    作者からの返信

    初美さま、ようこそいらっしゃいました!
    そして身に余るご感想をありがとうございます、恐縮すると共に嬉しい気持ちでいっぱいです!
    目次をお読み頂いたということですでにお察しかも知れませんが、本作にはIFルートがございます。
    本作公開後に自分でも思うところが噴出し、作品構成をいま一度検証して何が原因だったのかを突き止め、そこを救ったものです。
    それを書くきっかけとなったのは、この第4話に頂いた読者さまの感想でした。
    もし彼らの恋に落ちる様子が、初美さま、そして読者の皆様の心に響いたのならば、こんなに光栄なことはありません。
    本当にありがたく思います、大感謝です!

  • IF 第3話 赦しへの応援コメント

    Mayaさまがお書きになっていなければ、脳内でアナザーストーリーを生成するところでした。読み手をよくわかっていらっしゃる。すばらしいお話でした。大好きです、という言葉では足りません。

    作者からの返信

    早坂さま、ようこそいらっしゃいました!
    ここまでの一気読みにコメントとレビューをありがとうございます、本当に嬉しかったです!
    本作は最終話まで書き上げてから投稿した筈なんですが、第4話公開のあたりから雲行きが怪しくなり始めて、最終的にはIFで別エンドを書くに至ってしまいました。
    たぶん自分でも正規ルートの展開に納得いってなかったんだと思います。
    悲恋を書くという意味では厳密には失敗なのかも知れません。
    ですがアルバートとエレノアのキャラクターを全うするという意味ではIFを書いて本当に良かったと思っています、何より私自身が救われました。
    そんなIFを早坂さまに評価して頂き本当に光栄です、重ねてありがとうございました!

  • IF 第3話 赦しへの応援コメント

    奥ゆかしさのある口付けと抱擁シーンですね。
    大人な二人が悩みながらでもくっついてよかったです。

    作者からの返信

    白雪さま、コメントありがとうございます!
    はい、本話のメインは口付けです。ここは第4話の対になるよう明確に意識しました。
    あの時の口付けは恋の始まりの期待感でしたが、こちらの口付けは失われた恋を取り戻す佳境になってます。
    ふたりを祝福して頂いて、本当に嬉しいです!

  • IF 第2話 告白への応援コメント

    ええ話や(´;ω;`)ウゥゥ 想いが運命を変えたんやなって。素敵な展開を用意して下さり感謝します。

    作者からの返信

    コンチさま、ありがとうございます、その解釈はものすごく嬉しいです!
    そうおっしゃって頂けて、このIFをコンチさまの元にお届けできたことが本当に良かったと思えました、ありがとうございました。
    彼らが実際に動かしたのはふたりの幸せを願った読者さまの心で、これはもしかしたら運命を変えるよりもすごいことだったのかも知れないと思ってます。
    私としても、このふたりの本来あるべき姿を見ることができて感無量です。

  • 第8話 正義への応援コメント

    上の人たちも、ぎりぎりの選択に苦しんでるのかも知れないですよね。
    なら戦争するなと言っても、しなければ他国から侵略されるかも知れない。
    私腹をこやして酒池肉林だったら地獄に落ちろですけど。
    どうであれ、末端とは上にとっては単なる数字でも、意思を持った個人の集まりなんだ。打算もあり怠惰もあり、しかし最後は「個人の情」なのじゃい。
    ハロウェイの名誉のためと思うアルバート、尊い。紳士。
    ……とはいえ、ここで立てついて立場が悪くならなければいいですが。

    作者からの返信

    続けてコメントありがとうございます!
    おっしゃる通りで、組織の人間も個々人ではそれぞれの事情があるのですよね。
    なので本作では、彼らひとりひとりの責任を問うことはしていません。
    あくまでも組織となった時に発生する保身と悪意に、対象を限定しています。

    この時軍内部で起きていたことの本質は、上に対する下の「忖度」ではなかったかと思っています。
    今回、軍のトップは対外情勢の緊張を見据え、有事に備えて優秀な人材をかき集め、上層部がその意向を汲んで下に指示を下ろしました。
    これ自体は真っ当ですが、問題は軍組織の構造的に上の方針に対して下が抗うことができず、より下の階層にさらなる無理を押し付けていったことだと思います。
    下は上の意向に沿おうと道理を引っ込めてその場限りの対応を繰り返し、結果やることがだんだん無茶苦茶になっていきました。

    これは何も今に始まったことではなく、ずっと以前から常態化していた。
    それを端的に現したのが、書類と現場のあり得ない乖離でした。
    アルバートもハロウェイもそこは理解していました。
    ですが不満を言いつつも、彼らも結局はその無茶苦茶な実態にこれまでずっと従ってきました。
    つまり、ふたりもまた「組織の理論」で動く現場側の人間だった。そんな皮肉がここにあると思ってます。
    現代社会でも、一握りの現場の過度な働きに組織が寄りかかっている、そんな例は枚挙にいとまがないと思います。

    編集済
  • 第4話 恋への応援コメント

    壱与が初めて交わした口づけと雰囲気が全く違いますね。
    あちらは若さという滾る熱が、この物語は大人の静かな熱があり、どちらも心が温かくなります。

    作者からの返信

    胃痛さま、コメントありがとうございます!
    これまでに様々なキスシーンを書いてきましたが、その中でも壱与のファーストキスは相当に異質でした。
    あの特異なシチュエーションありきで書けたキスだったと思います。
    こちらはシチュエーション自体はごくありふれており、そこに至る心情にもそれほど特別な要素は入れず、できるだけ共感してもらいやすいものになるようにしました。
    大人の雰囲気を感じて頂けましたなら、とても嬉しいです。

  • IF 第2話 告白への応援コメント

    最後の台詞はなかなか心に撃ち抜いてくる響きがします。

    作者からの返信

    白雪さま、コメントありがとうございます!
    たぶんIFで私が書きたかったことは、全て本話に集約されていると思います。
    アルバートを諦めて他の男と結婚したエレノアを想像することができませんでしたし、このくらい重く執着する彼女の方が私にはずっと自然でした。
    そしてアルバートも、エレノアを失うという報いを受けるのではなく、彼女にきっちり詫びを入れた上で、あの時彼女が本当に欲しかった言葉を渡さないと、この話は何も終わらない気がしました。
    アルバートの最後のセリフには、彼があの時言うべきだった、彼女があの時聞きたかった想いが詰まっていると、私は考えています。

  • 第7話 事故への応援コメント

    戦い以外のところで悲劇が始まったか

    このまま負の連鎖へと繋がっていかなければ良いですが

    作者からの返信

    かつけーさんコメントありがとうございます!
    後半からは軍が舞台ですが戦争は扱ってません、派手な絵が出てくるのもこの話くらいになります。
    ここからはまた絵面的に地味な話が続くことになるため、この事故だけは描写に気合いを入れました。
    またこれまで多用していた効果音も今回は封印して、地の文に混ぜるに留めました。
    このあたりのテクニックは、実はかつけーさんのメリアルに学んだところも多かったです、ありがとうございます。

  • 第6話 初夜への応援コメント

    婚前交渉ってこの世界この時代の、ましてや家柄を重んじるような同士では禁断のものだと思うんですよね。
    でもこの二人の場合はもうとっくに夫婦以上の魂の結びつきになっていて、なんだろう、必ずや生きてまた会おうという約束のためって感じました。
    どす黒いわたしにはこのピュアさが眩しいぜ。

    作者からの返信

    かつけーさんありがとうございます!
    その解釈、とても嬉しいです!
    この時代のこの階級、しかも保守的な農村部での婚前交渉は、特にエレノアにとってかなりリスキーだったことは間違いないと思います。
    たぶん明治〜大正期の日本の上流階級と、事情はさほど変わらなかったんじゃないかと。

    この話ではそれでもエレノアの方から夜這いをかけに行っているので、彼女の理性ではなく感情による意志が動いたことは間違いないと思ってます。
    アルバートは逆に、欲望に流されずに理性による意志で彼女の心を受け止めました。
    こうして両者の意志が合わさって迎えた初夜だったわけですが、今思うとこのメカニズムの違いは興味深い気がしています。

  • IF 第1話 抱擁への応援コメント

    二人が報われる未来。有って良いと思います。こちらも救われます。

    作者からの返信

    コンチさま、ありがとうございます!
    レビュー多謝です! そして後出しであとがきを出してしまって大変申し訳なく……!
    IFはふたりが結ばれるまでの物語なので、話数自体はそれほど多くありませんが、もしよろしければあと少しお付き合い頂けると嬉しいです。
    連載期間中に書き上げられる内容がこれくらいだったという時間的な制約は大きく、最初からハッピーエンドを目指していればもう少しやりようもあったかも知れません。

  • IF 第1話 抱擁への応援コメント

    別離が決まってしまった終わりも美しいと思っておりましたが、
    このIFを拝読しまして、二人に「会えてよかったね!」と言いたいと思いました。
    続きが楽しみです。

    作者からの返信

    白雪さま、コメントありがとうございます、すごく嬉しいです!
    本作自体はすでに完結しておりまして、ここからは予定調和を外れたふたりが、自分たちの意思で結ばれるまでの物語です。
    蛇足だという自覚はありつつも、私自身やっぱりこの恋は壊れるべきではなかったという思いを無視することはできませんでした。
    キャラクターとは書き手の分身であり、彼らの思いも私の一部です。
    ここからは、プロットに縛られなかった彼らの声をお聞き頂ければ幸いです。
    どうかよろしくお願いします。

  • あとがきのかわりにへの応援コメント

    真ルート!!
    お待ちしてます!!
    何よりこの深みのある物語がまだ読めることが嬉しいです!!

    作者からの返信

    ヒロさま、IFを楽しみにしてくださって、とても嬉しいです!
    ご存知のとおり正史では大尉は独身のまま軍に残っておりまして、エレノアとは結ばれておりません。
    なのでここからは、完全に別軸の世界線の話となります。

    IFを書く上で大きかったのは、エレノアの本心と向き合うことを避けたアルバートの罪でした。
    エレノアとの結婚よりもハロウェイの死を優先したことではなく、理屈を超えたところにあった彼女の感情を蔑ろにしたことが悪かったのだと思います。
    そこを解消しない限り、アルバートとエレノアの物語に終止符を打つことはできないだろう、そういう思いもありました。

    これは蛇足かも知れませんが、IFで無意識にアルバートに執着して他の男と結婚できなかったエレノアこそ、メンヘラ一歩手前の愛が重すぎる女じゃないかという気も若干してます。
    それでも創作ではこちらの彼女を応援したくなりますから、不思議なものです。

  • 最終話 月光への応援コメント

    すごい物語を読ませていただきました……
    月を見るたびに思い出す
    本気で愛した女性がいたと言う文言を見た時からこんな背景が追えるようになったなんてまた一層感動します
    土地の情景や空気にも圧倒されました
    美しくも辛く切ない物語堪能させていただきました
    二人のありようは力強くとても響きました、ありがとうございました

    作者からの返信

    ヒロさま、最終話までお読み下さいまして、誠にありがとうございました!
    いやもう書いててめちゃめちゃしんどかったっす、設定も話も何もかもが重すぎました。
    けれどこの物語が刺さってくださった方がいらっしゃったことで、本当に救われました。

    アルバートのドラマ部分については、もともといろいろ書きたかった題材があったのをそのまま流用しました。
    ほとんどは現実世界からそのまま持ってきたもので、現場の過労に頼る組織運営の歪さだったり、保身を図って個人を切り捨てる組織理論の醜悪さだったり、それでも個人のできることには限りがあるやるせなさだったりしました。
    アルバートの戦いにどれほどの意味があったのかは、今でも正直分かりません。
    ハロウェイ自身は残された妻と娘さえ守られれば自身の名誉はどうでも良かったのかも知れず、遺族としても寡婦や困窮女性を保護する教会の福祉や貴族の慈善などに縋ったほうが現実的だった側面も否定できません。
    エレノアとの未来を犠牲にして彼が求めた正義の真価については、また別の機会に追うことができればいいなと思っています。

  • 第11話 決着への応援コメント

    成し遂げましたか
    この執念尊敬するばかりです
    でも最低限あるべきだった流れを引き寄せただけで、奪われた命や時間が戻るわけではなく
    改めて正常に事故に向き合える状況になったと同時に、この月日が痛いですね

    作者からの返信

    ありがとうございます!
    ここからは、その後のアルバートが歩んだ戦いの軌跡を描いています。
    書類という相手の土俵にあがり、相手のルールの上で戦っていく。
    相手はとにかく理屈を捏ねて書類を棄却してくるので、そうさせないためにひたすら穴を塞ぎます。
    証拠を固め、文章の言い回しを変えてひたすら相手の逃げ道を奪い、書類を通します。
    書面だけでなく、窓口で圧をかけ続けることも忘れません。
    提出後の回答が遅れたなら、即座に催促にも行ったでしょう。
    日常の軍務を回す傍で複数の窓口に対してこれを繰り返し、心折れる事なく愚直に戦っていく。
    スマートな手際や鮮やかな逆転とは無縁のただただ泥臭い執念を、ここでは描きたいと思いました。

    またここでは、遺族年金も同時に勝ち取っています。
    軍務で殉職した兵や士官の遺族に対して、王国軍から扶助や年金が支給される制度がある、という設定です。
    ハロウェイが事故の責任を取らされたことで、彼の遺族(ハロウェイには妻と娘がいるという隠し設定があります)はこの権利を取り上げられそうになっていました。
    遺族年金は彼女たちの生活の命綱であり、この戦いに勝利することでアルバートは結果的に残されたハロウェイの妻子をも守ったのでした。

  • 第10話 別離への応援コメント

    エレノアにも守るべきものがあり譲れないものがあった
    アルバートにも捨てて置けないものがあった

    お互いわかるだけの賢さもあって、わがままでもいられなくて、苦しいけれども情景の美しい別れですね

    作者からの返信

    続けてありがとうございます!
    第9話からの繋がりで、いよいよエレノアとの直接対話となりました。
    ここでもアルバートは軍務の関係で実家に帰ってきたついでにエレノアに会ったという姿勢であり、正式な対話を避けています。
    おそらく彼も、ここで一種の回避行動に出ていたのだと思います。
    彼女を軽視している訳ではないとしつつも結局は軍務の二の次にしている、そんな自分の行動が彼女の感情も面子もひどく傷つけている事を彼は理解していました。
    第6話で彼女の気持ちを受け取ったのは彼自身のはずなのに、いま彼が示せる誠実さとは「エレノアを縛らずに手放す」ことでしかない、それがまた彼女を傷つける。
    その矛盾と向き合いたくなかった気持ちは、確実に彼の中に存在していたと思います。
    「小さな誠実」を内包した「大きな不実」。
    ふたりが別れに至った原因は、おそらくアルバートのこの歪みに起因していた気がします。

  • 第9話 手紙への応援コメント

    現実の未来をとるか、死者の名誉を取るか
    なんて、そしてその答えはもう出ていて
    どちらかを選ばねばならないと言うか……
    たとえ大きな組織のありように挑むものだとしても、アルバートのありようとしては逃げられるものではなかったのですね
    名誉の話は私も好きなところではありますが、生きていく現実の先を見る中では、削られていく道ですね

    作者からの返信

    コメントありがとうございます!
    アルバートの姿勢そのものはもう第6話で結婚式を白紙撤回した時点ではっきり固まっていまして、ここではその確認だけでした。
    問題はエレノアの方ですね。
    第6話の時点で、彼女はアルバートの意志を理解しつつもなお自分の想いを通して初夜を先取りするという行動に出ていました。
    だから事故の報せを聞いた時、おそらく彼女の中ではすでに悲劇的な結末が思い浮かんでいたのではないかと感じています。

    第9話の手紙のやり取りでアルバートがエレノアに伝えたのは、どれだけそれが重い事柄であったとしても、あくまで自分の話でしかありませんでした。
    逆に言えば「今は貴女のことは考えていない」と言外に伝えていたも同然です。
    エレノアに一番効いたのはたぶんこれで、理性ではアルバートが正しいとしつつも、感情はどうにも抑えられなかった気がしました。

  • 第8話 正義への応援コメント

    覚悟やアルバートの信念、正義が見えます
    かっこいいと安易に言うのも悩ましいながらもその姿勢はどうにも持っていかれ、しかし苦しいです
    エレノアの件ありますが彼としては優先度として彼女へ割けない出来事でしたね

    しかし書類や反撃の手配など動きが具体的でこういうストーリーかっこいいです(語彙……)

    作者からの返信

    ヒロさま!
    一気読みして頂き、またたくさんのコメントを頂きまして本当に嬉しいです、ありがとうございます!
    ひとつひとつお返しさせてください。

    第8話はアルバートが本格的な反撃のために準備を進める回でした。
    まず証拠を押さえる彼の初動が完璧だったことが、この先の戦いの展開を決定づけたと思っています。
    逆に言うと、ここで手落ちがあれば軍組織を相手取って戦うのは難しかった気がします。

    このシーンの独自性は、なぜ責任はアルバートでなくハロウェイに落ちたのか、というところでした。
    死んだ人間に押し付けるのが最も都合が良いという理屈はもちろんあるのですが、アルバートとハロウェイの階級差もかなり大きな意味を持っています。
    要はキャリアを処罰して責任がその上へとエスカレーションすることを避けたかった話なのですが、キャリアとノンキャリの間にはそれだけの格差があることがここで明らかになった気もしています。

    編集済
  • 第5話 婚約への応援コメント

    家族との相性も最高ですいすいと結婚へ向けて進んでいったというのに、しかしここでまた戦争の影がっ

    誠実で賢い二人に、神様は簡単に幸せを与えてくれんのかい

    作者からの返信

    かつけーさん、コメントありがとうございます!
    はい、次話からは情緒が焼き切れていく展開になります(涙
    いつも最終的にはハピエンで浄化されていたので、今回は書いていてめちゃくちゃ苦しかったです。

    エレノアが婿探しをしていたのはこれまでに描いてきた通りなのですが、その条件は実はわりと厳しいものでした。
    前提としてグレイヴズ家に婿に入れること、家格・年齢が釣り合うこと、地域の近隣コミュニティ内出身であることがあげられます。
    その上で次期共同当主として家業を回していけるだけの資質と才能があり、性格的にも彼女や両親とうまくやっていける人物が求められます。
    互いの気持ちだけでなく、アルバートはエレノアにとって破格の条件を持つ相手でもありました。

  • 第3話 日常への応援コメント

    どこも人出不足は埋まらないものですよね…

    とはいえ、ふと空いた時間に思い出すようになると、もう心奪われている証ですね。

    想いは募るばかりです。

    作者からの返信

    胃痛さま、コメントありがとうございます!
    ここで舞台は一時的に王都に移り、アルバートの日常が描かれました。
    第一近衛兵団第二小隊を率いる彼はキャリア組の軍人であり、自分よりも遥かに年上の部下であるハロウェイ軍曹と共に、人手不足の現場を日々切り盛りしています。
    常日頃頭を悩ませている現場の苦労の本質をエレノアが理解してくれたことから、彼は彼女に惹かれていきました。
    第1話の出会いの事件に少し非現実感があったため、ここでの恋愛の導入は、ドラマチックなものではなく現実によく転がっている話になるよう、気を付けています。
    舞台設定はやや特殊ですが、そこで繰り広げられるドラマについては、どんな時代や背景でも通用するような普遍性を心がけました。
    このドラマを通じて現代の私達にも通じるようなメッセージを発信する、という試みがうまくいけばいいなと考えました。
    それが成功したかどうかは、今のところまだ不明です。


  • 編集済

    あとがきのかわりにへの応援コメント

    登場人物にプロットを足蹴にされるの、わかります
    そして実際にif分岐を見るのはカクヨムでは初めてなので
    とても楽しみにしております
    「結婚前に迎えてしまった初夜」逞しくて美しすぎました!

    作者からの返信

    あっぴー様、こちらにコメントありがとうございます!
    実際のところこのIF分岐にどのくらいの需要があるか分からなかったため、コメントを頂けてとても嬉しいです!
    そうなんです、どいつもこいつもビックリするほど言うこと聞かないんですよね、いったい何のためのプロットだと思ってるんだ……
    IFはすでに書き上がっており、今は推敲に入ってます。明日からまた継続して投稿する予定ですので、どうかお付き合いください!

  • あとがきのかわりにへの応援コメント

    興味あります!
    さっき最終話の感想を書いたばかりですが、あります!
    よろしくお願いいたします。

    作者からの返信

    白雪さま、こちらにもコメントありがとうございます。
    このあとがきの内容をギリギリまで迷っており、結果最終話の更新に少し遅れてしまいました、大変申し訳ありません。
    ふたりのもう一つの結末を支持して頂き、誠にありがとうございます、最後までお読み頂いた方にそうおっしゃって頂けると、本当に励みになります。
    ここからのIFは公開後に書き始めまして、現時点では完結して推敲に入っております。問題なければこのまま継続して、明日には投稿開始できる見込みです。
    物語の都合ではなくふたりが紡いだ物語を、ぜひお見届けください、どうかよろしくお願いします。

  • 最終話 月光への応援コメント

    美しくも切ない悲恋の物語。それぞれが、それぞれの信じる道を選んだ。その選択に後悔はない。けれど、苦しい。人間だもの。色々と考えさせられました。素敵なお話を読ませて頂き感謝いたします。

    作者からの返信

    コンチさま、本作の最終話までお付き合い頂き、本当にありがとうございます。
    そして私がこの物語で書きたかった、伝えたかったことをお汲み取りくださり、感謝の念に耐えません。
    組織の怠慢が引き起こす事故、組織の悪意が個人を葬る瞬間、個人が組織に立ち向かうことの難しさ、個人の幸せより優先される家の理論、理性で成り立つ恋の限界、誠意が人を絶望させる瞬間。

    ふたりの恋とその別れを書くことを通して、私はいくつもの大切なことを学びました。
    コンチさまとその時間を分け合えたこと、心から嬉しく思います。

    そしてふたりが自らを取り巻くしがらみから解放された時、彼らは何を感じ、そしてどう行動していくのか。
    もう少しだけ続く彼らの話にお付き合い頂けましたら、これに勝る喜びはありません。

  • 最終話 月光への応援コメント

    完結お疲れ様です。
    アルバートはハロウェイ軍曹の名誉を回復し、部下に数字のその先の意味を教えられる将校になりましたが、やはりエレノアは結婚してしまいましたね。
    せめてエレノアが良い婿を取れていることを祈ります。
    愛していても自分の人生や使命から逃げない二人が結ばれないのは致し方ないかなと思います。
    苦いお話でしたが、二人の人生を見届けられた満足感があります。

    作者からの返信

    白雪さま、本作の最終話までお付き合い頂きまして、本当にありがとうございました。
    白雪さまの心を込めたご感想に、いつも勇気づけられてきました。
    言葉にはできないほど感謝しております、重ね重ねありがとうございます。

    種明かしをすると、アルバートは私の別の作品に出てくる登場人物の過去を書いた話でした。
    そちらでは彼は現在も独身です、そのためこの物語は悲恋で終わらなければなりませんでした。
    エレノアとは、もともと悲恋を背負うために生まれてきたヒロインでした。

    ですが、結局のところこのふたりも、物語に反逆を起こしました。
    私の創作はいつもこんな感じで、キャラクターは作者の言うことなんか聞きやしません(ため息)。
    でもまあ、今はそれで良かったのだと思っています。

  • 第6話 初夜への応援コメント

    ロマンチックな描写!
    頼むからハピエンであって欲しい。。

    作者からの返信

    カラスさま、コメントありがとうございます!
    そしてどうかぜひ「あとがきのかわりに」を見てやっていただけると嬉しいです!

  • 第9話 手紙への応援コメント

    正しさって、こんなにも冷たく孤独なものなんだと胸に刺さりました。アルバートの選択は筋が通っているのに、人としての温もりと引き換えになっていく感じが怖いです…エレノアの問いも静かに鋭くて、どちらも間違っていないのにすれ違う予感が重く残りました。

    正義って感情じゃなくて、記録や言葉の積み重ねで守るものなんだなと感じました。アルバートの選択も、優しさと残酷さが同時にある気がして印象に残りました。

    作者からの返信

    瑞唏さま、とても丁寧なコメントをありがとうございます、本当に嬉しいです。
    アルバートはもう自身の進む道を決めてしまいました、それには「エレノアをこれ以上束縛しない=彼女を手放す」ことが含まれています。
    おそらく残酷さの元はここにある気がしています、彼は束縛をやめることで実質的に関係を断ち切り、彼女を捨てました。
    そしてエレノアも、少ない手紙のやり取りの中で彼の真意を理解してしまいました。
    エレノアだって、アルバートの状況が分からないわけではもちろんありません。ですからここで問題だったのは、アルバートが「誠実」と信じて疑わなかった行動そのものにあるのだと思います。
    ここでアルバートは何を間違えたのか、その先を私は考えることになりました。

  • 第8話 正義への応援コメント

    こんばんは

    >アルバートの長い戦いは、このようにして始まった。

    あ〜、始まっちゃいましたね。組織という大きな相手に、虎一匹で挑みます!
    実際、ハロウェイさんは、何も悪い事はなくて、必死で事故の被害を最小限にしようと、最善の判断をして。優秀だったゆえに、命を落としてしまった。
    もし、組織の「死者一人に責任を全部かぶせて終わりたオッケー!」に従っていたら、アルバートさんは〝無傷〟で済んでいたかもしれませんが、ハロウェイさんは、慰労年金とか? 軍で殉死した人の家族の手当金とか? きっと大幅に削られていたでしょうし、残された家族?(がいるかはわかりませんが)の世間の風当たりも違っていたでしょうから、義侠心にかられるのもわかります。

    作者からの返信

    加須さま、とても丁寧なコメントをありがとうございます!
    そしてハロウェイの状況に触れてくださってありがとうございます。
    作中には出していない設定ですが、ハロウェイには妻と娘がいます。一家の大黒柱であった父親がいなくなると、彼女たちには生活の術がありません。
    王国軍には、遺族扶助と遺族年金の仕組み自体は存在します。が、この事故で彼の殉職が認められず、かつ歴史に残るような大事故の責任が彼だと断定されてしまった場合、それらの申請を通すことは非常に厳しくなります。
    残された妻子だけでは、到底この状況を覆すことはできません。
    アルバートにとって組織との戦いに挑む一番大きな動機は自身の正義を貫き通すことですが、その脇でこのような悲劇が進行していたこともまた、その行動に大きく影響しています。

  • 第4話 恋への応援コメント

    雨という小道具の使い方が秀逸っ。

    お話の背景も、ヒロさまの世界観をしっかり補完してる感じでほんと丁寧ですー。

    さあ、ついに二人がお互いへの思いを伝えあったぞ。
    どうなるここから。

    作者からの返信

    かつけーさん、コメントありがとうございます!
    条件面で完璧に釣り合ううえに性格の相性もいいふたりは、ほとんど障害のないまま両想いになりました。
    そして次話では、とんとん拍子に婚約まで進むことになります。

    ヒロさまのリンデル世界はとても広くて、本当に書ききれない物語がいっぱいです。
    この物語では、原作では語られていない王都外の農園風景をメインに描きました。
    舞台となるグレイヴズ家も、貴族ではなくそれより一段下のジェントリ(郷紳)、ジェントルマンの語源となった地方地主層です。
    彼らの息づく風景をお伝えできていれば、とても嬉しいです。

  • 第11話 決着への応援コメント

    部下の名誉を回復する為に、努力を継続してきた成果が出たことは喜ばしいです。しかし、アルバートの人生は大きく変わってしまった。覆水盆に返らず。更につらい運命が待っているかと思うと、胸が痛いです。

    作者からの返信

    コンチさま、コメントとレビューをありがとうございます、本当に嬉しかったです!
    そして、こちらのあとがきがコンチさまのレビューに間に合わず、大変申し訳ありませんでした!
    伏してお詫び申し上げます。

    コンチさまにはいつもアルバートとエレノアの立場にたってお心を汲んで頂き、本当に感謝しています。
    アルバートはエレノアを手放すことで、彼自身の戦いに専念しました。
    この1年半、軍の業務を疎かにすることなく、その上で休みも取らず、脇目もふらずに彼は戦い抜きました。
    そして、ハロウェイの名誉回復を勝ち取りました。

    この物語がアルバートだけのものなら、あるいはそれもひとつの正しい終わりと言えるかもしれません。
    ですが、この物語はエレノアとふたりで紡いでゆく物語です。
    最終的に彼らの望んだ道はなんなのか、お付き合い頂ければ幸いです。

  • 第11話 決着への応援コメント

    ハロウェイ軍曹の名誉を回復できて良かったですが、一年半かかったとなると、エレノアはもう別の相手を見つけた可能性がありますよね…。
    次回エレノアが出てくるのでしょうか。
    明日が待ち遠しいです。

    作者からの返信

    白雪さま、コメントありがとうございます!
    お返事が遅れまして、大変申し訳ありません。
    そして最終回を待ち遠しいとおっしゃってくださいましたこと、とても心に響きました。
    作者冥利に尽きました、本当に嬉しかったです。

    本話ではエレノアを手放したアルバートが、執念でハロウェイの名誉を取り戻すまでを書きました。
    もちろん何もかもがうまくいったわけではありません。彼が達成できたのはハロウェイの殉職認定と遺族年金(余談ですが、ハロウェイには妻と娘がいたという隠し設定があります)を回復することだけでした。
    歴史に残る大事故を引き起こした組織のあり方そのものを変えることは、彼にはできませんでした。
    彼の目的はそこになかった。彼は初めから、自分の手の届く範囲だけを救おうとしていたのでした。