これは綺麗な恋愛感情というより、生きるためにその人を手放せない感情なんだろうなと感じました。
陽向にとって駿くんは、ただ好きな相手ではなく、「片割れ」であり、「外れてはいけないパズルのピース」であり、自分の世界そのものなんですよね…
だからこそ、“家族”という言葉が安心であると同時に、相手を繋ぎ止めるための足枷にもなってしまう。
その歪さがとても苦しいのに、ものすごく説得力がありました。
「この居心地の良い檻」と「生きていくために彼を求める、剥き出しの生存本能」という表現好きです。
依存や執着という言葉でもまだ足りない感情を、言葉にできるのが本当にお見事です。
ぜひ、読んでみてください!