あとがき。への応援コメント
同様の感想はすでに書いていますが、北欧神話は対存在で描かれることの多い物語だと感じています。
ただ、ロキとヴェトルに関しては、もっとシンプルな「戦友」でした。
予言にないイレギュラーとしてヴェトルがいたことで、この物語はロキ救済を軸にした、神々への異議申し立てになっていたのかなと思います。
そして最後には、予言の支配から解き放たれた、誰も知る事のない未来(あした)へと繋がっていく物語だったのだと解釈しました。
作者からの返信
「もっとシンプルな戦友」という言葉が、とても胸に残りました。
まさに、ロキとヴェトルの関係にはそこを込めていました。
予言にない存在がいたことで生まれた揺らぎや、誰も知らない未来へ繋がる感覚まで汲み取っていただけて、本当にありがたく思います。
最後まで丁寧なご感想、感謝いたします…!
ありがとうございました。
あとがき。への応援コメント
二週間でこの物語を立ち上げられた、その熱量と集中力にまず深く心を打たれました。神話への初めての衝動から出発し、「ロキを救えるか」という一点に真っ直ぐ向かっていく姿勢が、この作品全体の芯になっていたのだと感じます。
ヴェトルという“存在しないもの”を生み出し、ロキにとっての理解者であり観測者であり続けさせた構造がとても美しいですね。特にラグナロクでの涙と、その先に用意された再生の結末は、作者ご自身が彼らを見捨てなかった証のように思えました。
余白を読者に委ねるという姿勢も含め、この物語は確かにここで閉じながら、同時に広がり続けていく作品だと感じます。書き上げられたこと、本当にお疲れさまでした。そして、素晴らしい物語をありがとうございました。
作者からの返信
なんと優しいお言葉でしょう…!
ロキを救いたいがために、自分のために書いたお話でしたけれども
読んで頂き、このように感想頂けることが
こんなに嬉しいとは思いませんでした。
いつも核心を突いている、かもさんのお言葉一つ一つがありがたいです。
救いたいと思う気持ちを作品から感じ取って頂けたなら幸いです。
こちらこそ…最後まで素敵な感想に
毎度励まされておりました。
ありがとうございました!
存在しないものへの応援コメント
終末の果てに「戻る」という結末が用意されているのが、とても静かで優しい余韻を残しますね。すべてが一度壊れたからこそ、この再生の光景がより沁みてきます。
そして未来が「見えない」という一言が印象的でした。予言に縛られていた世界から解き放たれたことを、これほど端的に示す言葉はないと思います。
最後、ロキとヴェトルが並んで“存在しないものの世界”へ踏み出していく姿が、この物語の二人らしくてとても好きです。静かで、それでいて確かな希望を感じる美しい締めくくりでした。
作者からの返信
優しい余韻と称してくださって嬉しいです…!
ラグナロクは辛く悲しいお話ですが…
ロキの涙で二人を救えるラストにできたことを
枕を殴りながら喜びました笑
“予言に挑む”というテーマが
ここで繋がっています。
二人らしいラストだと感じて頂けて幸いです…!
今夜はあとがきが出ますので
もしよろしけれは
物語が一段深くなる、その解説も楽しんで頂けたら…と思います。
いつも丁寧なレビューをありがとうございます。
とても励みになっております!
存在しないものへの応援コメント
ここから先は、予言というシナリオのない未来なのだと感じました。
グレイプニルの材料が存在する世界が広がるラストからは、これまでとは反転した、予言に縛られない新しい世界の始まりを読み取りました。
新説・北欧神話、最後まで楽しく読ませていただきました。
素敵な物語をありがとうございました。
作者からの返信
はい、予言の消えた世界を
読み取って頂けて嬉しいです。
グレイプニルの世界は、
神々と離れて三人が生きていける世界を…という気持ちで描きました。
新説・北欧神話と称して頂き
恐縮です。
こちらこそ、丁寧にお読み頂き
ありがとうございます!
今夜はあとがきが出ます。
物語が一段深くなる解説もありますので
良かったらお楽しみくださいませ^^
我が戦友への応援コメント
作品タイトルと重なるこの回、二人の関係のすべてがここに収束していて、静かな熱に満ちていました。ロキとヘイムダルの相打ちも壮絶ですが、その後のヴェトルの行動と言葉があまりにも真っ直ぐで、胸を強く打たれます。
「一緒に立つためだ」という一文が、この物語の核心を言い当てていて見事でした。最後にロキの中に悔いと涙が生まれる流れも美しく、ここまでの積み重ねが一気に意味を持つ締め方だと感じます。
作者からの返信
私が一番描きたかった部分を丁寧に読み取って頂けて非常に嬉しいです。
ロキとヴェトルの行動は
ほぼ全てに意味を持たせていたので
感じ取って頂けたなら幸いです。
今夜は最終話、明日はあとがきが出ますので
もしよろしければそちらもお楽しみくださいませ…!
いつもありがとうございます!
ラグナロクへの応援コメント
ラグナロクの開幕、神々と巨人の激突が一気に描かれ、その圧倒的なスケールに引き込まれました。オーディンの最期やトールとヨルムンガンドの相打ちなど、神話の運命が容赦なく進んでいく流れが重く、鮮烈です。
その中で、ロキとヴェトルが再び並び立つ瞬間――ここまで積み重ねてきた関係が一気に回収されるようで、思わず胸が熱くなりました。
軽口を交わしながらも息の合った戦いを見せる二人の姿が、この終末の中でひどく鮮やかに映えています。
作者からの返信
いよいよの終末…
やはり神話をご存知の方には一番の見どころかなと思っております。
2人の再会と戦闘シーンには、言い表せない思いが載っています…。
怒涛の戦いの中、軽口を叩くいつもの2人を描きたかったので
読み取って頂けて嬉しいです!
次回は2人の絆がよく表れるシーンになると思います。
いつもありがとうございます!!
終わりの始まりへの応援コメント
ロキの裁きの場面、静かなやり取りの中に取り返しのつかない断絶がはっきりと刻まれていて、非常に重い一幕でした。特にヴェトルが自ら罪を引き受ける瞬間は、言葉少なでありながら、その選択の意味が深く胸に響きます。
そしてロキの苦しみが世界の崩壊と直結していく流れは圧巻で、個の痛みがそのまま神話的スケールへと拡張されていく構造が見事でした。
氷の底で目を開けるヴェトル、鎖を軋ませるロキ、そして響く狼の声――すべてが終末へと収束していく連なりに、強い昂りを覚えます。
作者からの返信
実際、ヴェトルはこの件に関しては罪は犯してなくて、嘘の自白で捕まっているので
ロキも何故だ?と思っています…
ですが、ヴェトルだけが認知している共犯の罪があるということが
後から解釈できるかなと思います。
ロキの苦しみが解き放たれ、ラグナロクへと向かって行くシーンは
私も好きな一場面です。
ありがとうございます!
バルドルの悪夢への応援コメント
バルドルの死の瞬間、あれほど賑やかだった空気が一瞬で凍りつく落差が見事でした。ロキが目を背ける描写が、ただの悪意ではない複雑な感情を感じさせて印象的です。
そして世界のすべてが涙を流す中で、ただ一人拒む存在――その正体が明かされる流れは、静かでありながら強烈でした。フェンリルの件と重なり、ロキの怒りの根がここにあるのだと深く響きます。
最後、鮭となって逃げるロキが捕らえられる場面まで一気に繋がり、物語が決定的な局面へ進んだことを感じさせる回でした。
作者からの返信
ロキの感情の細部読み取ってくださって嬉しいです。
ここの場面が、後ほど…この物語のキーポイントにもなります。
この話にはヴェトルが出てなかったのですが
ここから、物語が大きく変化する章になります!
いつもありがとうございます…!
未完成のものへの応援コメント
バルドルの光に満ちた存在感と、その裏に忍び寄る不穏さの対比がとても美しい回でした。神々が無邪気に「不死」を信じて遊ぶ光景が、かえって儚く見えて印象に残ります。
そしてヴェトルの「未完成のもの」という言葉が、静かに核心を突いていて見事ですね。その一言を受けて、ロキが無言でヤドリギを折るラストは、あまりにも静かで決定的な一歩として強く心に残りました。
作者からの返信
ここは神話でも有名なお話ですね。
死の陰に怯える両親、そして安易な安心も重ねて描きたかったので
儚いという印象で受け取ってくださってうれしいです。
未完成のもの、は
ロキがそれを聞いて、自分とヤドリギを重ねているシーンでもあります。
いつもありがとうございます…!
更新の度に、かもさんのコメントを楽しみにしている私がいます。笑
ロカセンナへの応援コメント
ロカセンナの場面、祝宴の華やかさが一転して冷え切っていく空気の変化が見事でした。ロキの言葉一つひとつが、神々の隠してきたものを暴いていくようで、その鋭さに思わず息を呑みます。
特にテュールへの言葉には、フェンリルの件が重なって、ただの嘲りではない痛みが滲んでいるのが印象的でした。
そしてヴェトルの「それで救われるのか」という一言。あの静かな問いが、ロキの内側を射抜くようで、非常に強い余韻を残す場面でした。
作者からの返信
原典とは違う、特に“告発”を強調したシーンでした。
ロキの中の痛みを感じ取って頂けて嬉しいです。
ヴェトルのひと言に、静かになってしまうロキの素直さが
彼の憎めない所でもありますね。
ここからさらに、事件が起きていきます。
ありがとうございます!
フェンリル拘束への応援コメント
フェンリル拘束の場面は、北欧神話の中でもとりわけ重い出来事ですが、この物語ではロキの視点が強く滲んでいて胸に残りました。特に、テュールとフェンリルのやり取りには静かな悲しさがありますね。信頼の証として差し出された腕が、そのまま裏切りの瞬間になってしまう構図が非常に印象的でした。
そして最後、ロキの目から光が消える描写。ここで彼の中に何かが決定的に変わったのだと感じさせる締め方が、とても強い余韻を残します。
作者からの返信
そうですね…
実は書いてる私も苦しくて、
なかなか編集できず、最後まで残ってしまった章でした。
フェンリルは賢いので、疑ってはいましたが
テュールが裏切るとは思っていなかったというとても悲しい場面です…。
ここから彼の思いがラグナロクに向けて募っていきます。
応援コメント、ありがとうございます!
アースガルズの城壁への応援コメント
城壁建設の神話が、ロキの策と神々の身勝手さという視点から描かれていて興味深い回でした。特に、ロキとヴェトルが夜の城壁で言葉を交わす場面は印象的で、「均衡を戻しただけだ」という一言にヴェトルらしい静かな立ち位置がよく表れていると感じます。
そして宴の中でロキの名が誰にも語られない描写には、どこか寂しさが滲みますね。そのあと二人が並んで酒を飲みながら軽口を交わす締め方が、この物語の題名を思わせるようでとても好きでした。
作者からの返信
ここは、神々の身勝手さを書きたかったので
よく観察してくださっててとても嬉しいです!
ヴェトルの功績を誇らない立ち位置も気づいてくださって嬉しいです。
前の宴では持ち上げて
今度は無視…
ロキの孤独が漂う回に
ヴェトルの存在が際立ちますね。
ありがとうございます!
巨人との戦いへの応援コメント
戦闘の場面で、ロキとヴェトルが言葉を交わさずに連携していく描写がとても格好いいですね。視線だけで動きを合わせて巨人を倒していく流れは、二人の相性の良さがよく出ていて印象的でした。
それだけに、戦いの後にロキだけが称賛される構図には静かな余韻がありますね。ロキがヴェトルを横目で見る場面が、何とも意味深で好きです。
さらに宴ではヴェトルの周りに女神たちが集まり、ロキがそれを気にしている様子も面白く、二人の距離感にまた別の色が見えてきた回だと感じました。
作者からの返信
息の合った戦闘シーンで
2人の相性を読み取って頂けて嬉しいです。
ここの宴は、神々が
“表面しか見ていない”ということが
よく分かるシーンでもあります。
予言にない不気味なヴェトルに
男神は近寄りませんが
大人しく話を聞いてくれるから
女神だけは話しかけに行く様子です。笑
ありがとうございます!
神器の宴への応援コメント
神器が並ぶ宴の場面、神々の誇らしさと賑やかさがよく伝わってきて楽しい場面でした。特に、ロキとヴェトルがお互いを横目で観察しながら、それぞれに「羨望」を抱いているという描写がとても印象的です。
そして最後の花瓶のトラップ、ヴェトルにあっさり見抜かれてしまうロキのくだりが実に軽妙で思わず笑ってしまいました。二人の関係が、少しずつ“掛け合い”として形になってきているのが面白いですね。
作者からの返信
賑やかな宴シーンを読み取って頂けて嬉しいです!
お互いの羨望から、少しずつ関係が変わっていく様子がこれから見られます。
2人のじゃれ合い場面は
考えてる時も楽しかったです。
見抜いてしまうヴェトルに、ここからロキがムキになっていきます!笑
ありがとうございます!
外側の存在への応援コメント
物語の導入
広い空間の質感が想像出来ますね。
荘厳なストーリーを約束してくれるような雰囲気好きです^ ^