志牙削の異世界生活は、最初から波乱だらけだった。
白い空間でふざけた神にスキルを創造してもらい、王城で行われる鑑定に期待を寄せたものの、出てきた結果はまさかの〖はいしゃ〗。
記録にないハズレスキルとして〖敗者〗扱いされ、即追放されてしまう。
同じく追放されたのは、〖廃人〗と鑑定された女子高生・末代真白。
行き場を失った二人は冒険者として生きる道を選ぶが、“敗者”と“廃人”の組み合わせは、異世界で“最怖”へ。
歯医者スキルの謎、真白の危うい魅力、そして二人の自称・常識人が巻き起こす予測不能な騒動。
ハズレから始まるはずが、気づけば世界が震えるほどの恐怖に――。
異世界×歯医者という唯一無二の設定が光る、痛快でブラックユーモア満載の成り上がりファンタジー。
異世界召喚という王道から始まります。この場合、王道を踏まえた上でいかに読者に独自性を楽しませるかが作者の腕の見せどころになると思います。
スクール先生さんは、歯医者さんのシガ先生を主人公に据えて、全体的に歯科ネタを散らすという、専門性がある方ならではの知識を用いて、みんながくすりと楽しめる独自性を展開しています。シガ先生が(本人は良識派を主張しつつ)やっぱり歯医者的に怖いところ、とても愉快です。
読み進めると、様々な登場人物が活躍する異世界バトル物の要素が大きくなり、エンターテインメントとして非常に愉快になりますが、『人を簡単に決めつけてはいけない』という哲学が通奏低音のように流れ続けます――誰が強いのか、誰が敵なのか。
子どもが読んでも面白く、大人が読んでもニヤリとしてしまうような作品です。
好きすぎて『もっと読んでからレビューしたかった』気がしてたのですが、気がついたら百話近く追い続けてました。時が流れるの、はやっ! 面白すぎじゃろ!
自信をもってお薦めします~!(๑•̀◡•́)و✧
歯医者を敗者、ハイジーンを廃人と誤鑑定され、追放された歯科医の志牙先生と女子高生の真白。
コメディ要素も多く、歯科ネタが戦闘の技や登場人物の名前、章ごとの仕掛けにまで姿を変えて出てきます。気づくたびに笑ってしまいます。
自称常識人の志牙先生は、知識と観察眼で誰より恐ろしいことを淡々とやる人。真白は先生を信じてついていき、強敵と出会うたびにぐんぐん伸びていく。二人の掛け合いは軽快なのに、いつの間にか積み重なった信頼が見えるのも魅力です。
旅が進むと王国や魔王軍、百年前の召喚者へと話が広がり、敵側に回った人物にも格好いい見せ場があります。肉串を離さないドラゴンをはじめ、周囲のキャラクターも濃いです。笑える場面が多い中で、戦いは熱いし、帰還をめぐる謎も気になり、つい次の話まで読んでしまいます。
歯医者は怖い。けれど志牙先生は頼もしい。
誤鑑定から始まった二人が、どこまで世界を揺らすのか、先が気になります。
あと、白い歯は保ちたいと切に思いますね。
おすすめです!
序盤まで読みました。
異世界召喚の導入として、とても読みやすかったです。
主人公が突然召喚される王道の始まりですが、神との軽妙な掛け合いがテンポよく、特に「……ごめんねで済むのか?」「うん!」「即答か」のやり取りで、一気に物語へ引き込まれました。
スキルを自分でイメージして創造するという設定も面白く、「主人公は何を思い描いたのか?」という興味を自然に持たせてくれます。そして、最後の「一時間後には追放されるとも知らずに……。」という一文が非常に強い引きになっていて、続きを読まずにはいられませんでした。
テンポが良く、会話も自然で、先が気になる作品です。主人公が創造したスキルの正体と、なぜ追放されることになるのか、続きが楽しみです。応援しています!
このお話は、ある歯科医が異世界に召喚され、スキル鑑定で「はいしゃ・歯医者・敗者」と誤認されて追放されてしまいます。そんな彼が、おなじく召喚された女子高生と組んで生き延びていく異世界バディ冒険ストーリーです。二人は冒険者ギルドで仮登録から本登録へ進み、ゴブリン討伐で実績を作り、E級へ昇格します。その後、王都からの刺客に襲われますが、彼は演技と解剖学の知識で切り抜け、彼女は拳とスキルで応戦します。さて、王城の召喚者たちは、勇者の傲慢さ、聖女の優しさ(裏のありそうな)、商人の良識など、それぞれ個性的です。はたしての性格を見せながら、追放された二人と対照的に描かれます。やがて最怖と呼ばれる二人、はたしてこれからどんな冒険を繰り広げていくのでしょう。続きはぜひあなたの目で。
異世界召喚された志牙削が与えられたのは、まさかの〖敗者〗スキル。
しかしその正体は歯科医の知識を活かした〖歯医者〗能力だった。
同時に女子高生末代真白の〖廃人〗スキルも、実は衛生系の〖ハイジーン〗と
いうオチで、言葉のズレがそのまま世界観になっているのが本作の魅力です。
二人は誤鑑定で追放されてしまいます!
しかしこの追放は、追放=敗北ではなく、むしろ自由と検証の始まりとして
描かれます。
“ただ強い”のではなく、“地味に怖い”。この方向性が作品の個性になっていて、
「このスキル、使い方次第でとんでもないことになるのでは?」という期待感
がどんどん膨らみます。
そして何より、志牙削と真白との掛け合いが最高です。
テンポの良いツッコミ、ちょっとズレた会話、そして時折挟まるラブコメっぽ
いやり取りが非常に軽快で、一気に読めてしまいます。
とてもとてもおすすめな作品です✨