独特の世界観で進んでいくのに、すんなりと設定が入ってくるので読みやすかったです。 最後の最後で、意識外から連れ込まれたかのような感覚に陥りました。
魚を撒き散らして「死臭」のアロマを楽しみ、腹の脂肪で挨拶代わりに突き飛ばし合う。アリウス族の描写は、どれも奇妙でシュールなユーモアに満ちています。地球の神話かと思わせる筆致が、最後の一文で宇宙的スケールへと飛躍する。構成の妙が光る、鮮烈なショート・ショートです。
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