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概要
祖母に仕込まれた無意識の所作ひとつで、マナー競技の頂点に立った男の話
ITエンジニアの梶原陽平は、マナーに興味がない。だが祖母に仕込まれた無意識の所作は競技レベルだった。名刺交換、お辞儀、焼香、敬語——あらゆるマナーの正確性を一対一で競う「マナーズ・チャンピオンシップ」に巻き込まれた梶原は、準拠表の穴を突く弁護士、データで所作を完コピする分析型、合理性の鬼と呼ばれる敬天位を次々と打ち破り、年間王者決定戦の決勝に立つ。対するは「所作の女王」宮園紗英。マナーに絶対の正解があると信じる完璧な女。しかし梶原は気づき始めていた。正しさの基準は毎年改訂される準拠表に書いてあるだけで、来年にはもう変わっているかもしれない——。バトルもの全開の熱量で贈る、馬鹿馬鹿しくもビターなマナー競技小説。
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