第2話「平凡摩の日常」

翌朝、日本のネットは大騒ぎだった。


「国民的アイドル・星川美玲、謎の失踪!」という見出しがニュースサイトを埋め尽くす。


平凡摩(たいらかずま)は、いつものようにスマホを手に学校へ向かっていた。


平凡な名前、平凡な顔、平凡な成績。

まさに「平凡」を絵に描いたような高校2年生だ。


「マジかよ、美玲ちゃんが消えたって……」


教室ではクラスメイトたちがその話題で持ち切りだった。


「犯人は絶対宇宙人だろ!」

「いや、秘密結社の仕業だ!」と、いつものように話が脱線していく。


凡摩はそんな議論を聞き流しながら、内心で呟いた。


「誰がこんなことするんだよ……」


その日の放課後、事態は急展開を迎える。


世界中のメディアに、謎の女からのメッセージが配信されたのだ。


「私は美の収集者。次は世界で一番かっこいい男を差し出せ。さもないと、美女はさらに消滅する」彼女の声は冷酷で、どこか楽しげだった。世界は震撼した。


凡摩は震えなかった・・



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「とあるNo1」 藤崎 @fujisun723

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