ネットの向こう側

@namakesaru

ネットの向こう側

インターネット。SNS。

ブログもツィッターも読むだけ。


ちょっとブログに挑戦したこともあったけれど、なんでだっただろう、辞めてしまった。黒い心をのせすぎて、誰かにそれを指摘されたのだったかもしれない。


周囲の人たちは、上手に使っている、のだろう。怖さも無ければ人目にさらしても問題ないラインを心得ているのだろう。


臆病で心配性の私は、SNSって怖いもの。

自分だけが被害を受けるのも嫌だけど、自分が原因になって他人に迷惑をかけるリスクを持つことがイヤ。

ネット漫画も読みたいけど、はまることは目に見えている。結果、お金がかかる。

なにかあったかどうかすら、気が付く自信が無いから。

だから、踏み込まないように気をつけて。


その私が、ひとつだけ。

小説投稿サイトにチャレンジしてみた。


その結果は、嬉しい悲鳴。


自分を理解してくれる人たち。励ましてくれる言葉。柔らかく道を示してくれる存在。


本当はすべてに応えたい。何度も何度も読み返したい。


でも、時間が無い、気持ちをキープすることが難しい。答えを示さないままの放置ともいえる行動。


そういう自身の不義理やずるい気持ちを認識する場所にもなっている。


そんな、自身のマイナス部分が浮き上がっても。


嫌じゃないんだ。


みんな、優しい。

たぶん、同じような経験をした? 感じ方、表出の仕方が違うけれど、多分同じような明るくない経験をした人たちもいて。


ネットの向こう側で、私の醜い暗い気持ちを把握して、それでも存在を否定せず、じっと見守ってくれている。


わたしも、そうありたいと声をかけてみる。


お互いが誰であるのか、わからない。この距離感が優しくしてくれる? のかもしれない。何よりも、私を素直にしてくれることは間違いない。


現実で、もしかしたら毎日顔を合わせているのかもしれないあなた達。でも、すれ違っても気がつかないあなた達。


頑なな心をほぐしてくれるあなた達に会いたいと思うけれど。


きっとこの距離がいいんだよな、とも思う。

本当に出会ってしまったら、嫌われるかもしれないと臆病にもなる。


現実でありながら、非現実なネット空間。

それはどこか夢の中に似ている。


生きづらい現実世界を引きずって夢の中へ入って行く。

ひとの優しさを感じ、本当の自分を感じる。


ネットの向こう側は癒しの世界。


皆さん、ありがとう。










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