第5話 結果は…?
天の声「ジョン・クリック・ノワールチーム!」
ジョン「やったー!」
マーちゃん「まさかまんまとノワール様の罠に引っかかってしまうとは…」
ギール「俺も想定外だったぜ」
時は遡ること1分半前、ノワール様のルールが適用された時だった。最初はノワール様にメリットがないと思っていたが、連続で当てるのは向こうが慣れていて俺たちは慣れていない。つまり周りを見ることができずに連続で当てられ続けられ、結局はノワール様達に負けてしまった。
マーちゃん「雪かき頑張るか」
ギール「だな…」
クリック「私たちはリンゴを剥いて食べましょう🤭🤭😊」
ノワール「勝利の宴じゃな」
そうして俺たちはマーちゃん商店の雪かきをクリックたちはリンゴを剥いて食べていた。俺たちが雪かきを終えるとクリックが俺たちの分も残してくれていた。さすがはクリック。俺たちは雪かきのご褒美だと思って食べた。
マーちゃん「今思い返すと懐かしいな」
そう思って俺は雪かきの道具を出したのだった。
翌日、ティブロ王国にキラキラ輝く雪が積もっていた。20cmくらいだろうか。雪かきには十分な量が降った。俺が雪かきをしようとするとジョンの声が聞こえた。
ジョン「マーちゃん!どこー!」
マーちゃん「お、いいところに来たな」
マーちゃん「ちょうど今から雪かきをしようと思っていたんだが、いいところでお前たちが来たから手伝って欲しくてな。やってくれたらアップルパイをご馳走してやるぜ!」
コムロ「全く、マーちゃんは…。仕方がない。今回だけだぞ」
マーちゃん「ありがとう、コムロ!」
いいところに来たジョンとコムロに雪かきを任せ、俺はクリックとアップルパイを作っていた。雪が降って結構時間が経っているので雪がだいぶ固まってしまっているかもしれない。まぁコムロの力なら大丈夫だろうと俺は思った。
コムロ「雪かき終わったぞ」
ジョン「アップルパイ!アップルパイ!」
マーちゃん「そんなはしゃぐなって…。すぐ持ってきてやるから」
マーちゃん「クリック!コムロとジョンの分頼んだ!」
クリック「わかりました😊」
クリックがそういうと大きなお皿に10個くらいだろうか。たくさんのアップルパイを持ってきてくれた。そして俺たち4人は炬燵の中で7年前の雪合戦の話をした。
コムロ「そんなことがあったのか」
ジョン「またやりたいなー!」
マーちゃん「さすがに俺も歳だからちょっとしんどい…」
コムロ「俺もだ」
クリック「マーちゃんならまだまだ動けると思いますよ?」
マーちゃん「じゃあちょっとやってみるか?」
ジョン「やりたい!」
マーちゃん「わかった。もちろんコムロもだぞ」
コムロ「俺も?わかった。食べたらすぐ行く」
こうして7年振りの雪合戦を大いに楽しんだのであった。
Fin.
雪合戦〜名コム小説第10作目〜 きっちゃん @ryusei071105
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