反日仮想

曖惰 真実

反実仮想(もし~ならば、~だろうに)

 春の朝日に照らされ、鳥のさえずりと共に目覚める。畳の上に敷いた布団を丁寧に折りたたみ、ふすまを開け、押入れに片付ける。視界の隅、床の間の掛軸を見てふと思う。もし私が日本人で無かったならば……


茶碗に残った米を見て、気にも留めないだろうに

ホテルの部屋に入る際、靴を履いたままであることに違和感を覚えないのに

周囲の視線を気にも留めず、自分の主張を貫けるのに


そんなことを考えていると日が暮れていた。

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反日仮想 曖惰 真実 @aidamakoto

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