ドキュメンタリーのように、地に足をつけた文章です。読みやすいけれど軽薄ではない。むしろ背中と肩にずっしりとしたものを積み上げていく。長い話ではないので、文字を読むのは苦ではない方、どうぞ。視界が不自由な主人公に見えてくるのは、無責任な人人人。人間の軽薄。それを閉じるまでの、短い時間の中に、作品がゆらめている。
もっと見る