ニュースの感想

酢鶏 てら

第1話 LINEの返事をAIが考えてくれる。


 LINEの返事をAIが考えてくれる。新機能「LINE AI トークサジェスト」にユーザーからは「便利」「気持ち悪い」と賛否両論 (2025年9月9日 HUFFPOST)


 ”LINEは9月4日に、新機能「LINE AI トークサジェスト」を発表。

 AIが、おすすめの返信案やスタンプを提案したり、「誤字修正」や「敬語」「タメ口」「ねこ語」など口調を変換したりするサービスです。  ”



 素朴な疑問なのですが、これは、どういうシチュエーションで使うのでしょう?


 私の個人的な経験ですが、以前、バスに乗っていた時、隣の席に大学生くらいと思しき男性が座ってきました。彼はスマホを手に誰かとメッセージ交信中で、突然、チャットの画面をスクショして、ChatGPTに送り、その回答らしきものを見てからタイプして送っているのを横目で目撃した事があります。

 こんな感じの機能を、LINEというアプリが全部自動でカバーしますよ、という事なのでしょう。でも、自分で考えないやり取りに慣れるとAIなしでは他人と交流できなくなるのでは?と老婆心ながら心配になります。

 既にAIトークサジェスト同士のLINEを送り合っている人々も存在したりして?と想像もわいてきますが、一方で、もしメッセージを一生懸命考えて送ってるのに相手がAIで返してきたら、私は寂しい気持ちになると思います。


 ところで、USのAIコンパニオンアプリJoi AIがZ世代のユーザー2000人にアンケートしたら8割が合法ならAIと結婚したいと回答したと言います。

 デジタルネイティヴという世代には、生身の人間の相手よりAIがいいという人もいるんですね。

 今の子供達が大人になる頃は、親しい人間同志のやり取りも間にAIが入り取り持つ、というのが普通になっているのかもしれません。

 

その頃にはAIも倫理観を人間並に持てる様になっているのでしょうか。倫理観は意識を離れてAIがLLMで学習する事で身につける事が可能になるのでしょうか。LINEのニュースを見て思いました。



 










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