第3話 海の中で
心霊スポットと言うのは僕ら、若者にとって一つのイベント会場のようなもので。
夏になれば、異性と仲良くなるために男子が企画しなにか起こるのを期待しながら色々な場所をめぐる。そんなものだが、意外と心霊スポットというのは分かりにくい場所にあるもので。この日も俺たち二人は、心霊スポットの場所を軽く覚えておこうとバイクを二人で走らせた。指定の場所につくと、俺たちは運転の疲れから。タバコを吹かせながら小言で雑談を交わしていた。そんな時、相方が俺の方を押し、指を差し当た。その時、俺は見てしまった。二人の顔の黒い男が黒い袋を運んでいるのだ。しかも、その袋はもごもごと動き微かな音をたてていた。俺たちは怖くなってその場所を後にし、コンビニで空が明るさを取り戻すまで先ほど見た光景をどうにか説明しようと話し合い。恐怖感も薄れたころに、もう一度あの場に戻った。夜では、分からなかったが。あの心霊スポットは戦争中の自殺スポットで痛々しい岩の丘が見える場所だった。
60秒の真実で、あなたは胸が騒ぐ モンテーロバルデスレオ @tokumeikibounokyuudousya
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