平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
町おこし企画から来ました。まさか、こんな名作短編に出逢うとは……素晴らしかったです!
作者からの返信
おっと、あるクさん、こちらの返事を忘れておりました。ようこそ、いらっしゃいました。
そういえば町おこしの企画にエントリーしていましたね。この作品が町おこしになるのかは疑問がありますが。。糸魚川は、「フォッサマグナ」と「親知らず子知らず」でそこそこ有名な新潟県の端っこの港町ですね。このお話に出てくる平成21年のあと、商店街のラーメン屋から火が出て、街の北半分が全焼するという厄災に見舞われましたが、今は復興しています。お話に出てくる民宿は北の端でしたから大丈夫だったかな?
お互い執筆がんばりましょうね!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
はじめまして🌸
>だから、うん、そうね、今でも大好きよ。
→いろいろあっての大好き、なのですね
>長い事、この女に振り回されて、女房や子供に愛想つかされたんだ。恨みがあるんだよ……
→追う方にもストーリーがありますもんね
>昨日も、今日も、明日も、25年たっても変わらない、時間の波が押し寄せるばかりだ。
→大きな世界の中では1つの人生の物語はあまりにも儚いですね
作者からの返信
大井町鶴さん。こちらこそ初めまして。応援コメントとお星さまをありがとうございます!
そう、この女は、刺しといて「まだ好き」とか、「自分が牢屋に入るのはおかしい」とか、多面性があるんです。どこか反省してないのが垣間見えますし。
なので、読者様の同情が一身にこの女に向かうのもどうかな、と思って、中年刑事を出して、「逃げ続けるのは償いにならない。こうして人に悪影響を及ぼしている」ということを明示して、バランスを取ったものです。
ラストシーンは、当初は、「階段の音が聞こえても、私はじっと海を眺め続けていた」というような、「捕まって終わり」を示唆していたのですが、カクコンに出すにあたって入水に改稿しました。やっぱり決着つけないと、読者様もモヤモヤするだろうなあ、って思ったので。
大井町さんのお作も拝読しにお伺いいたしますよ。
それではまた!
編集済
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
小田島匠様。
福田和子事件をモチーフとのことですが犯罪を犯した罪を背負いながら逃げる女の心情を切なくも見事に描き上げられてその事件を追う側の執念も感じられて迫力ある物語でした。
衝撃のラストも冬の荒波の中、臨場感が増して凄かったです。
相変わらず女性心理の描写が素晴らしいです。
心に迫る素敵なお話しありがとうございます✨️✨️
サバミソニイ様のアート&ソング。
永嶋良一様の応援動画、共に素晴らしかったです✨
作者からの返信
おお、この美さん。応援コメントとお星さまをありがとうございました! てか、まだ未読だったんですねw
逃げる女の心情描写がてんこ盛りで、書いてて楽しかったですよw
改稿前は、階段の音を聞いて「だがすっかり疲れ切った私は、ただ、心を静かに保ち、海を静かに眺めていた」っていう感じのラストで、福田事件に合わせて逮捕を示唆した内容だったんですが、カクコンに出すにあたり、「やっぱり決着つけないと読者様がモヤモヤするよなあ。。」って思って、入水にしたんです。
おかげさまで、旧作でしたが、なんとか中間選考通りそうな位置につけることが出来ました。
大変ありがとうございました!
編集済
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
読了いたしました。
福田和子懐かしいですね、と思いながら読んでたら、ただの事件モチーフじゃ終わらなくて息を呑みました。「私」の語りが静かで痛くて、雪と海が心情そのものみたい。追う中年刑事の疲れも重くて、誰も救われないのに目が離せない。時間が人を閉じ込めるって、こういうことかと心に残りました。
素敵な作品を読ませていただき、ありがとうございました。
作者からの返信
おお、悠鬼さん。応援コメントとお星さま、ありがとうございました! この作品は旧作だったので、カクコン期間の☆の積み上げがあまり期待できず、中間はどうかなー? って思っていたのですが、おかげさまでそこそこ☆も溜まって、なんとかなるかなーっていうところまで来ました。ありがたい!
ほんとに救いのないお話で、すみませんですw 最初は、階段の音を聞いて、「もうすっかり疲れ切った私は、ただ心を静かに保ち、荒れる海を眺め続けた」っていうラストで、逮捕を示唆していたんですが、「それだと、余韻はあるけど、読者様にストンと落ちないなー。ハッキリと決着つけたほうがすっきりするなー」ということで、カクコンに出すにあたって書き換えたのです。
中年刑事を出したのは、読者様の同情が一身に女に向かないようにです。哀れな境遇と思いつつ、よく見ると、反省していないし、逃亡で贖罪したかのような自己正当化をしているし、刺した男をまだ好きだとか言っているし、やはり多面的というか、問題も大きな人物なのです。なので、「心に傷を負いつつ意地で女を追い詰める刑事」を対立軸に出すことで、女のしでかしたことの重さをきちんとお伝えしたかった、という意図があります。
とかなんとか、いろいろと考えつつ書いて、ある程度手応えもあった作品なので、悠鬼さんに「素敵な作品を読ませていただき、ありがとうございました」と言って頂けて嬉しいです。
こちらこそありがとうございました!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
福田和子事件ですよね。
でも、現実と違うのは最後・・
悲しいですね・・
ステキな作品をありがとうございました。
作者からの返信
おお、永嶋さん。応援コメントとお星様をありがとうございます!
そう、最初は、福田事件に合わせて、「わたしは心を静かにして、耳を澄ませていた」っていうラストだったんですが、これじゃ読者様がすっきりしないだろうなって、思って、冬の日本海に入水にしました。まあ、より救いがなくなったとも言えますが、捕まるのも、自分を隠して生き続けるのも地獄となれば、「もう解放されたい」と考えるのも自然なのかなあ、と思ってこうしたんです。
「ステキな作品をありがとうございました」とのお言葉、嬉しいです。こちらこそありがとうございました!
週1の古都巡りも頑張って下さい!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
福田和子事件がモチーフとのことで、最近あらためてあの事件を知ったばかりだったこともあり、タイムリーだなと思いながら拝読しました。
逃げ続けた二十五年という時間の重さが、雪景色や海の描写と重なって胸に迫ってきて、「自由な広い牢屋」という表現がすごく刺さりました。
そしてラスト。
事実通りに収束していくのかと思いきや、彼女が選んだ展開に、息をのみました。
救いとも絶望とも言い切れない終わり方が強く印象に残って、読み終えたあとも余韻に浸っています。
重い題材ですが、とても引き込まれました!
作者からの返信
おー、舞見さん。応援コメントとお星さまをありがとうございました! この作品は旧作で、カクコン期間内に★の積み上げが限定されるので、とっても嬉しかったです!
福田和子事件、すごいですよね。本作を書くにあたって、改めて調べてみたんですが、「いやー、これもうサスペンス小説だよ。モチーフにして書いても、絶対これは超えられない」と思った覚えがあります。
ラストシーンも当初は、福田事件に合わせて、「逮捕されて終わり」を示唆していたのですが、「それだと、余韻はあるにせよ、ちょっとすっきりしないよなあ。やっぱり読者様的には、はっきり結論が出たほうがすかっとするだろうなあ。。」と思って、あのラストに書き換えました。
「救いとも絶望とも言い切れない終わり方が強く印象に残って、読み終えたあとも余韻に浸っています。重い題材ですが、とても引き込まれました!」とのお言葉、とても嬉しいです。まさに救済でも悲劇でもない、行き場のない読後感と余韻を念頭において書いたものですからw
舞見さんのお作も拝読させて頂きますね!
それではまた!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
オカン様のページからお邪魔しました。m(_ _)m
これ長編で読みたい!
福田和子事件を私も想像してしまいました。
占いのお仕事をしていたときに、"嬢"のお客様は結構いらっしゃったのですが、嬢はお互いの素性は一切聞かない、聞いても絶対喋らない約束になっていらっしゃるそうなので、身を隠すのには、実は1番安全な場所、なのかもしれません。そんなことを思い出しました。
作者からの返信
おー、わたくしを首位から引きずり下ろして、エッセイ累計1位に躍り出たしゃもこさんじゃないですか。あの作品、運営さんも扱いに困るだろうなあw
ようこそいらっしゃいました。応援コメントとお星様、心のこもったレビューまでありがとうございました! これ、旧作なので中間怪しかったので、ありがたいです!
そうですか、あの業界のお嬢さん方、占いに来るのですか。。気持ちは分かりますね。。困難を抱えて、すがりたくなるのでしょう。こうしてみると占いって、カウンセラーの能力も問われますね。
逃げる女の長編だと、宮部みゆきさんの火車が印象的ですね。あの名作は到底書けないから長編はどうしましょうかねw
また宜しくお願いします!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
福田和子っていいましたっけ?
あの事件を彷彿とさせました
哀しい女の生涯ですね!
作者からの返信
おお、オカン🐷さん、こちらにも応援コメントとお星さまをありがとうございました!
そう、本作は、福田和子事件をモチーフにしています。だから書いた当初は、リアルに合わせて、「最後は逮捕されて終わり」ということを示唆したラストだったんですが、カクコンに出すにあたり、「やっぱ、それじゃ、読者様がモヤモヤするかもなー。ハッキリ結論まで書いた方がいいよな」ということで、冬の日本海に入水するシーンにしてみました。まあ、「逮捕されて、だけど、ほっとした優しい笑顔になる」というラストもあったかもしれませんが、やっぱり荒れた日本海の魅力に抗しきれなかったw
福田和子も福井で逮捕ですしね。不幸な逃げる女は日本海が似合うんですよ。浜松とか、ああいう明るいとこじゃダメなんですw
また宜しくお願い致します!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
身に迫るような、迫力がありました。
苦しくなるような心情があり、とても読み応えがありました
作者からの返信
おお、雨後乃筍さん。応援コメントとお星さま、そして素敵なレビューコメントをありがとうございます! レビューの「それは、罰なのか、それとも解放なのか。重みのある素晴らしい短編です」とのお言葉、まさにそこを重点に書いた作品でしたので、とっても嬉しかったです。
本作は旧作なので、カクコンは厳しいかなと思っていたのですが、おかげ様で★もだいぶ溜まり、中間はなんとか通るといいなあ、と期待しております。
雨後乃筍さんのお作も拝読致しますね!
お互い執筆頑張りましょう!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
小田島さんおはようございます。
福田和子モチーフにした短編なのですね!
彼女の心情も、それを取り巻く海の描写もとても美しくて圧巻でした。
彼女は酷い男だったけれど忘れられなかったのですね…。優しい笑顔を思い出すところで切なくなりました。
捕まらないでほしいと思ったのですが、ラストは変えたとのことですが、美しいラストでした。あと8時間かぁ…。逃げおおせてほしかった思いもあります。
海の描写が綺麗でリアルで、小田島さんはお詳しいのですか?
とても素敵な短編でした!読ませて下さってありがとうございます…!面白かったですし、文章がとても綺麗でした…!!
作者からの返信
おお、深山さん。応援コメントとお星さま、そして本作を丁寧に読み込んで頂けたことが伝わってくる、素晴らしいレビューコメントをありがとうございました! あれ読んだら、「へー、それじゃ読んでみっか」っていう気持ちになりますよ。ありがとうございます!
この作品は旧作なので、カクコンは厳しいかなーと思っていたのですが、★も徐々に溜まってなんとか中間通過するラインに入ってきたかな・・?
わたくしは、新潟の海沿いで育ったので、冬の日本海は見慣れているのです。荒れた海にボタン雪が舞いながら吸い込まれていく景色はまさに圧巻で、本当に火曜サスペンスの世界ですよw
リアルの福田事件は、最後福井でおでん屋の女将をしている時に捕まってしまったわけで、本作も最初は逮捕で終わるようなラストを示唆していたのですが、「やっぱりすっきりしないなー。読者様がもやもやするだろうなー」って思って、このラストにしたものです。逃げ続けるのも、捕まるのも、時効後も自分を隠して生きていくのも、すべて苦しい、もうここから解放されたい、って思うだろうな、って想像したんです。
「とても素敵な短編でした!読ませて下さってありがとうございます…!面白かったですし、文章がとても綺麗でした…!!」とのお言葉とっても嬉しいです。励みになります。ありがとうございました。
深山さんのお作も拝読致しますね!
編集済
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
クズ男に入れ込んだのが彼女のそもそもの過ちの元でしたが、刺殺するまでにいくらでも気づいて男から離れるタイミングがあっただろうに。逃げ続けた日々は幸せとは程遠く、いつも警察の影に怯える日々。それに自らピリオドを打ったわけですけど、あまりにも遅過ぎましたね。塀のない精神的な監獄で罪を償わずにただ歳をとって疲弊して人生に自らピリオドを打った救いのない結末と冬の寒々しい日本海の様子がぴったりでした。
でも本物の福田和子は、この主人公みたいに逃げ続けた半生を感傷的に振り返らなかっただろうなと思います。きっともっとふてぶてしかったでしょうね。
実は、福田和子が息子に電話した時の台詞「危ない、危ない」がやたら耳に残って、私は一時期癖になってました😆
作者からの返信
おーっ! 田鶴さん、早速読んで頂き、応援コメントとお星様、そして読者様の誘因となる、素敵なレビューもありがとうございました! ほんとにうに嬉しいです!
危ない、危ない、を使ってたとは、さすがです。確かに福田は、たくましいというか、ふてぶてしかったですね。最後は福井で捕まったわけですが、やっぱり逃げるオンナは日本海なんですよw 浜松とか、ああいう明るいとこじゃダメなんですw
本作は一定の手ごたえがあったので、中間は無事通過したいなあ、と思っていたものですから、余計嬉しかったです。ありがとうございました!
田鶴さんのドイツ旅行記もいいセン行くんじゃないですか? お互い頑張りましょう。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
結局のところ、罪を犯した時点で、自由は得られないんですね……
教訓的な面もあり、とても印象深い終わり方でした。
事件を追い続けた刑事にも、色々と思うところがありそうで気になってしまいますね。
作者からの返信
にとはるいちさん。応援コメントとお星さま、そして本作を丁寧に読み込みんで頂いたうえで、読者様の誘因に繋がる丁寧なレビューコメントをありがとうございました。
「愛や憎しみ、後悔と自己正当化が入り混じった感情は生々しく、読む側に安易な答えを許しません」とのお言葉、まさに本作で書きたかったテーマなので、とても嬉しくなりました。ありがとうございました!
旧作なので読者選考は厳しそうですが、審査員推薦で拾ってくれないかなー?
にとさんのお作も拝読致しますね!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
おお、☆3クラス(いつもは☆2)きたコレ!! 心情と背景と行間の見事なフュージョン!
とりあえず、佐木隆三「私が出会った殺人者たち」(新潮文庫)の記述を踏まえつつ、箇条書きをしてみます。
・このときは1997年、「神戸児童殺傷(酒鬼薔薇事件)」があった年。かつて(犯人を施術した)整形外科医の協力で「懸賞金上乗せ」などがあり、話題が錯綜していた時期と言えるでしょう。
・逃亡中、複数回の自殺を試みていたが、いづれも失敗。本作では「それが成功したら」というIFを味わえます。
(溺死は、自殺方法としては苦しく、遺体も見苦しい。ただ冬なので、心臓麻痺で先に死ねるのがポイント)
・和菓子、洋菓子、パン屋を転々としていたが、そこの主人や子どもからは「献身的でなんでもやった」と高評価。
若い頃(男と一緒に行った)強盗と、本件の殺人を除くと「男絡みでなければ、以外と善人だったのかも」と思える。
・高校時代に強盗して収監されるが、そこに「封じられた事件」があった。
刑務所内の雑居房で、別の犯罪グループに、不同意性交されていた件である。
被害を訴えるも、母と弁護士からは「余計なことを言うな」と封じられ、検事からは説教された。
これは、今のトー横サバイブ系の家出少女に通じる「権力への不信感、公助への斥力」を味わうには、充分な出来事だったと思います。
作者からの返信
お、やったー、殉教さんから貴重な★3つを頂いたぞーっ! 嬉しいなー!
わたくしもこの作品は、一定の手ごたえがあり、「いつもこのくらいのものを書けたらいいなあ」と思った覚えがあります。なのでほめて頂けると素直に嬉しいです!
最初は福田和子事件に合わせて、逮捕をほのめかしたラストだったんですが、それはそれで余韻があっていいものの、ストーリーとしてはややあいまいなきらいがあり、改稿して入水にしました。逃亡、逮捕、どちらにも追い詰められた女は、解放のために、最後そういう選択をするのではないかなあ、と、ずっとイメージしていたからです。
福田和子については、お調べ頂いているようですが、おそらく頭のよい人物だったのだと思います。育った環境と属性が災いしたということでしょう。
トー横の家出少女の話は、一度書いてみたいと思っていた題材でした。今はエリトニーの完結で手いっぱいですが、そのうち構想を練ってみたいと思っています。
丁寧な応援コメント、ありがとうございました!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
こんばんは。
ご無沙汰しておりました。
コメント失礼します。
本編、読んでいると息が詰まりそうです。
追われる感じと一瞬の悔悟の交錯。
そして、本作の場合も主な語り手は女性。
小田島さんの特性、女性視点。
巧いです。
人間の愚かさと救いのなさ。
それでも生きる外ない、生き物の切なさに引き込まれました。
ラストの結末には、意外性と妙な哀切を感じました。
面白かったです。
楽しく拝読できました。
ありがとうございました。
また本年中はカクヨムで諸々と交流してもらい、ありがとうございました。
来年もまた宜しくお願いいたします。
作者からの返信
おお、これは木山さん。こちらこそご無沙汰しておりました。
本作に、応援コメントとお星さま、そして、きちんと作品を読み込んで頂いたことた伝わってくる真摯なレビューコメント、ありがとうございます。
「人間の心情の底を眺められる。本作は、誰にとっても一読の価値がある作品である。私は胸に染みた」というありがたいお言葉、わたくしの胸にも染みて参りました。本当にありがとうございました。
ラストシーンは、最初は福田事件に揃えて、「すっかり疲れ果てた私は、しかし、心を静かにし、荒れる海を見詰めていた」という感じで、逮捕を示唆していたのですが、カクコンに出すにあたって、「やっぱりこれじゃ読者様がすっきりしないな」と思って、入水に切り替えたものです。どちらが良いということもないと思いますが、ドラマチックなラストにはなったと思います。
この作品は、自分でも書いていてある程度の手ごたえがあり、「いつもこのくらいのものが書けたらいいなあ」と思った覚えがあります。もちろん、まだまだ精進が必要ですので、これからも宜しくご指導ください。
また今年もよろしくお願いいたします。
お互い執筆頑張りましょうね!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
こんにちは。
雪の舞う海辺の町という舞台は、探偵小説や推理小説において、どこか定番とも言えるロマンを感じさせます。その孤独感が、登場人物の感情をより際立たせてくれるからかもしれません。
本作は現実の事件を下敷きにしているようにも感じられますが、私はあえて切り分けて受け取ったほうがよい作品だと思いました。
逃げる女性も、彼女を追う側の人々も、ある意味では皆それぞれの執念に囚われています。人生へのやりきれなさや、物事には必ず決着をつけなければならないという思い……。物語の主軸は逃亡する女性に置かれていますが、そこに他者の反応が重なることで、作品全体がより立体的に描かれていると感じました。
一人の女性の人生が歪められ、その歪みが周囲の人々にも波及していく。規模の大小こそ違えど、現実の世界でもこのような連鎖は至るところに存在しており、思わずため息が漏れます。
個人的には、とても良い短編だったと思います。
作者からの返信
おお、ロシーさんから褒められたぞ! やったー! っていつも褒めてくれますけどねw 留保無しだとやっぱり嬉しいですよね。
おしむらくは、これが旧作ということで、おそらく読者選考では通らないのです。審査員推薦で通してくれないかな、と期待していますが、狭き門でしょうね。
おっしゃるとおり、ラストシーンは実話に沿って「捕まって終わり」を示唆していたのですが、カクコン用に改稿するにあたり、「やはり、女が『この時の牢獄にケリをつける』という場面まで書かないと、読者様がすっきりしないんじゃないかなあ」と思って、当初思っていたように、「牢獄から心を解放する」という方向で書いてみました。より悲惨になりましたが、両手を合わせて入水していく情景は、ラストに相応しいシーンじゃないかな、と思っています。
「個人的には、とても良い短編だったと思います」と言って頂いて嬉しいです。わたくし自身も、ある程度手ごたえがあり、このくらいのものをコンスタントに書けたらいいなあ、と思った作品でした。ありがとうございました。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
こんばんは。お邪魔しております。
このお話って、実話がベースなのですよね……?
私達は事件の概要は知る事は出来ても、何故その事件が起きたのかを知る機会は、屹度、殆ど無いのですよね。
もしかしたら……と思わせてくださるこういうお話を拝読すると、善悪はあれど、人の心の切なさを感じます。
心に残るお話を、ありがとうございますー!
作者からの返信
お、遠部さん。応援コメントとお星さまをありがとうございます。
そうです、福田和子事件がベースになっています。彼女の場合には、知人のホステスを殺してしまって、逃げ続けてあと20日くらいのところで、福井のおでん屋の女将をしているときに捕まりましたね。客がグラスを持ち帰って、指紋でばれたらしいです。実話ですが、本当に刑事ドラマのようですね。
この小説も、最初は福田事件に合わせて、刑事が階段を上ってきて、逮捕を示唆するシーンで終わりにしていたのですが、カクコンに出すにあたって、入水にしました。やはり読者さまが結論が分からずにモヤモヤするのはよくないと思いましたので。
「心に残るお話」と言って頂けて嬉しいです。旧作だから読者選考は厳しいけど、審査員枠で拾ってくれないかなー?
お互いカクコン頑張りましょう!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
他の方のコメントに、最後のシーンを変更したと返信されているのも見たのですが、この終わりがいいなと思いました。
主人公は25年、警察の追っ手から逃げ続けたけれど、同時に殺した彼の影を追いかけ続けたのでは無いでしょうか。
最後のシーンは全てを捨てて逃げていくようでもあり、彼に会いに行くようにも思えました。彼女は、海に消えていくことで全ての束縛から解放されたのではないか。
そんな感想を持ちました!
作者からの返信
おおー、岩間さん、深い! 「全てを捨てて彼に会いに行く」か。。素晴らしい! 彼女は、男を殺しておいて「今でも好きよ」とか「私が牢屋に入るのはおかしい」とか、いろいろと屈折した心象の持ち主だたったのですが、それは彼への愛で狂わされた結果で、最後に狂愛の果てに彼に会いに行った、というラストはあり得ますね。
などと書いている時点で、わたくしがそのような意図をもっていなかったことがバレバレですが、それは読者様ごとにいろんな解釈があっていいと思うんです。
わたくしが考えていたのは、岩間さんも書いて下さったとおり、「時効になっても世間に逃げ場はない。捕まっても束縛は続く。ならば解放されたい」という気持ちから、手を合わせて冬の海に入っていく、というものでした。
前のバージョンは、「この不吉な音がたとえ逮捕につながるとしても、疲れ果てた私は静かに受け入れる」というもので、これはこれで余韻があっていいとは思うのですが、読者様にモヤモヤが残るかなあーって思って、思い切って変えました。
そのあたり汲んで頂いてありがとうございました!
編集済
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
冷たい海の中に…Σ(*´Д`)
追記
私はカクコンを
出さないです(*´ω`*)
プロを目指してないので、
皆様のお邪魔にならないよう、
こっそり執筆中です😊
90%読書なので、
執筆が遅いですが(笑)
作者からの返信
おお、神室さん。応援コメントとお星さま、それからレビューコメントもありがとうございました! そういえば短編でコメント50超えるのって、あんまりないですね。さりげなくアピールして下さってありがとうございました!
神室さんもカクコン出すのですよね? 応援しますよ!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
救いのない人間ドラマとして深く心に残る作品ですね^^
作者からの返信
おっと、銀騎士さん、応援コメントありがとうございます。
前のバージョンでは、「すっかり疲れ果てた私は、でも、荒れた海を眺めながら、ただ心を静かに保ち、窓辺に佇んでいた」みたいな、ラストだったんです。福井事件をモチーフにしてましたからね。
だけどそれだと読者様が結末が委ねられてモヤモヤするかなあ、って思って、今回カクコンに出すタイミングで、もともと考えていたラストに改稿したんです。
捕まって自由を奪われる、逃げ続けて自由な牢獄に囚われる、そのいずれからも解放されるのはきっとこういう最後だろうと、そう思っていましたので。
救いのない人間ドラマ、とはまさにその通りですが、彼女の歪んだ魂は解放されたのかな、と善解しておりますw
また宜しくお願い致します!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
展開も良くそれぞれの状況が目に浮かびます。
面白く読ませていただきました。
作者からの返信
田山さん。初めまして。応援コメントありがとうございます。確かにこのお話は火曜サスペンス的に、映像が頭に浮かぶように書いたものなので、「展開も良くそれぞれの状況が目に浮かびます」とおっしゃって頂けて嬉しいです。
田山さんのページもお邪魔しました。カメ子楽しそうですね。
ですが、長編はハードルが高い。。
いくつか短編があると、読み返しに来て下さった方が、「どれどれ」って読んでくれるので、ちょうどカクコンも始まりますし、いくつか書いてみたらいかがですか? エッセイでもいいわけですし、ご自身のちょっとしたことを3000字くらいで綴ってもいいと思いますよ。
それではまた!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
着眼点というか、こんないいテーマを見つけてくるのがすごいなぁって嘆息しました。
そして何気に北陸の描写のリアリティがすごいです。地元の空気感が伝わってきました。糸魚川といえば高校地理でちょっと有名なスポットなのですが、この作品のお陰で、私の中のイメージが「教科書のなかのこと」から「実際に人々が生活してる場所」に変わりました。ありがとうございます!
作者からの返信
おおー、毛毛毛毛さーん! お昼休み(なのかな?)に、応援コメントとお星様ありがとうございました!
北の描写のリアリティをお褒め頂きありがとうございます! わたくし新潟に住んでいたんで、陰鬱な日本海はよく見に行ってたんです。大雪が荒れた白波に飲まれる様子って、すごくいいですよ。寒いけどw
糸魚川は10年くらい前ですかね、大火事で北側半分が焼けちゃったんです。本作は、焼ける前の駅前商店街のお話になりますね。
この作品は、カクコン11に出そうと思っています。旧作扱いになりますから、期間中に★の積み上げが出来ず、読者選考では期待できませんが、審査員特別枠が増えたらしいので、「頼むー、選んでくれー」って感じです。
毛毛毛毛さんも、カクコン参加されるなら応援しますよ!
一緒に頑張りましょう!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
旅情ものの風情に刑事ドラマが差し込まれる感じ……見事ですねぇ。三千文字でここまで表現できるものかと、ちょっと震えております。
最期に結末を見せずに終わると云うのも、なんとも唸ってしまうような見事さでした。恐るべき完成度の高さ、圧巻でございます。
作者からの返信
おお、天川さん。なんかものすんごいお褒めの応援コメントありがとうございます! 「恐るべき完成度の高さ、圧巻でございます。」って、そ、そこまでいいですか。嬉しいなー。
川中島ケイさんの企画から来られたのかと思ったら違うんですね。あっちの企画では、本作は敗れ去った感じです。まあ、秋も競馬も絡まず、真冬の話ですしね。仕方ないところです。
実は、最後は、女が雪の上に飛び降りて、そのまま荒れた海に入水して行方不明っていうシーンも考えたのですが、福田和子事件をモチーフにする以上は、やはり揃えるべきだろうと思って、あのラストにしました。おっしゃるとおり、最後まで書かないことで、読者さまの余韻と想像の余地を残したものです。
沢山ほめてもらって力が湧いてきたぞー。
ありがとうございました!
天川さんのお作も拝読致しますねー。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
コメント失礼します。
逃亡して自由を享受できている、と思っていても結局動きは制限され、広い牢獄の中にいるような感覚というのが、捕まらないことなのかもしれませんね。
このお話のモデルになってる事件、私が生まれた頃にはとっくに解決済みでしたが、個人的には最近お亡くなりになられた指名手配犯とされていた方を思い出しましたね。
結局あの人も労働から逃れられずに、社会という環境で完全なる自由を得られなかった、と思うと捕まっといて自由が得られる日に賭けるか、逃げ続けるか、何が幸せか分かりませんね。
ただ、捕まるようなことしないのがベストなのは間違いなさそうです。
作者からの返信
おお、燈さん。深い応援コメントとお星さまをありがとうございました!
そうか、福田和子事件は、もう20数年前でしたものね。今の若い方だと覚えていらっしゃらない方の方が多いでしょうね。あの時は、1億総警察みたいなことになってて、おでん屋の客がママをやてた福田が出したグラスを持ち帰って警察に出したら、指紋が一致したんです。本作よりもずっとドラマ性が高いですよw
残り1か月くらいになったら、姿をくらまして、ビジホ泊りながら旅すれば、絶対捕まんなかったと思いますが、本作の主人公と同じく、疲れ果ててしまったのかも知れません。
サバミソニイさんがつけてくれた「時の牢獄」というタイトルが、本作のテーマを的確に表しているように思います。
そういえば、シュピーゲル、完結したんでしたっけ? あとで読みにお伺いしますー。
それではまた!
編集済
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
彼女は逃げ続けることで人生の何かを手に入れたのだろうか。長過ぎる年月でたった一人の男に捧げた人生がもうすぐ、終わるのかと思うと彼女の人生はなんだったのだろう。
乾いた切なさがなんともいえず心地よささえあります。
しかしなんというか、懐かしいネタに似てると思ったらモデルだったのですね。
作者からの返信
はに丸さん。本作に応援コメントをありがとうございました。
そうそう、本作は、有名な福田和子事件をモデルにしています。福田は、おでん屋の女将をしているときに、客がコップを持って帰って、指紋が合致してバレたんですよね。本作よりずっとドラマチックです。
本作のラストは、雪に飛び降りて、そのまま日本海に入水して行方不明、というセンも考えたのですが、福田事件をモチーフにする以上は、揃えるべきだろうと思い、捕まってしまうことを暗示して終わりました。
「乾いた切なさがなんともいえず心地よささえあります」と言って頂いて、創作意図を汲んで頂けたようで、嬉しいです。
お互い執筆頑張りましょうね!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
見ないでと言われると見たくなる(笑)。思わず先に見てしまいました、ウィキ。そりゃあ、ドラマ化もされるよねぇという半生で……。
そして小説ですが、冬の日本海の寒々しい感じと、擦れているけど純粋な(あ、ウィキ情報と混ざってるかも(˘̩╭╮˘̩)感じが文体とマッチしていて良かったです!
文章が密なのにすらすら読みやすかったてわす〜
作者からの返信
お、マイマイさん。応援コメントありがとうございます! だから見ちゃダメって言ったのにーw 福田和子事件は、何度読んでもビックリしますよね。育った属性が悪かったこともあるのですが、遵法意識が希薄な人物になってしまい、それをどうしても修正できなかった、という印象です。きっと頭のよい人物だったのだと思います。
本作は、リアルの事件には遠く及びませんが、逮捕直前の女の心象風景に絞って、冬の日本海というシチュエーションも相まって、そこそこ雰囲気が出せたなと思っています。
ありがとうございました。
お互い執筆がんばりましょうね。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
こんばんは、川中島ケイさん主宰の第5回読み合いバトルロワイヤル・秋月賞 文字3000からやって来ました。 高峰涼でございます。
当時はこのニュースが結構流れていたのを思い出しました。
無関係の人から見れば只のよくある事件。
しかし、当の本人にしてみればそれは「只の事件」ではない。自分を追い詰めようとする報道であり、刑事がいつ来るか判らないと言う怯えや恐怖の中どう過ごしたかが深く描かれていました。
もしも、逃げ切れたとしても生活はあまり変わらなかったでしょうね。噂は必ず何処かから流れて来て自分に纏わりつき続けますから。
作者からの返信
おお、菊花賞の高峰さん、ようこそいらっしゃいました! わたくしも競馬小説いくつか書いてるんですが、なんでかこっちを企画に出しちゃったんですよねw 秋どころか、真冬の話なんで、ケイさんにわるいなーって思ってたんです。。
福田和子事件、おぼえてらっしゃいますか。毎日ニュースでやってましたものね。おでん屋の客が福田に内緒で、コップ持ち帰って、指紋でばれたっていう、ドラマにもないような劇的な展開。
最後は、雪に飛び降りて、冬の日本海に入水して行方不明っていうラストも考えたのですが、福田和子をモチーフにする以上は、揃えるべきだろうと、じっと耳を澄ますシーンで終えました。
お星様もありがとうございました。嬉しいです。
お互い執筆がんばりましょうね!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
刺した女性の呟きで構成されているのが印象的でした。
カクヨムさんでは見られない景色で心に刺さりました。
このようないい作品もどんどん取り上げられてほしいですね!
独創的で素晴らしい作品でした。。
作者からの返信
ああ、これは夕月かんなさん、応援コメントとお星様、ありがとうございました!
確かに、この小説はWEB小説ではまず見ない題材でしたね。。書いてる私も、「こんなの読んで貰えるのかー?」って思ってましたが、案外大勢の読者様にご支持頂けて嬉しいです!
まあ、こんなもの、コミックに向くはずもなく、カクコンに出してもせいぜい中間選考どまりだとは思いますけどw、かんなさんに「独創的で素晴らしい作品でした。。」と言って頂いたのを心の支えにして、この種路線も執筆していきます!
ありがとうございました。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
3,000字に込められたドラマ。
確かに長い長い逃亡生活を思うとそれって……とは思いますが、決して償いをしたわけではないですものね。
イラストもすごく作品に合っていて、なんだか重厚なドラマを拝見したような気分です。
非常に読み応えがあり、引き込まれました!
小田島さん、ありがとうございました。
作者からの返信
未来屋環さん、応援コメントとお星さまありがとうございました!
このお話、シリアスで暗ーいので、読者様に読んで頂けるかなあ、って思ってたのですが、細く長く読み継いで頂いているようで、嬉しいです。
サバミソニイさんのイラストがまた作風にマッチして、鬱々とした日本海に誘いますねw
最後は、雪の上に飛び降りて、そのまま冬の海に入水して行方不明っていうラストも考えたのですが、やはり福田和子をモチーフにする以上は、結末も揃えるべきだろうと思って、ああいう最後にしました。
「非常に読み応えがあり、引き込まれました!」って最高の誉め言葉です。ありがとうございました。
お互い執筆がんばりましょうね!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
川中島ケイさん主宰の「読み合いバトルロワイヤル」から来ました。
福田和子をモデルにしたこの作品を読んで、無性に佐木隆三を読みたくなりました。書棚のどこかにあったはず。探してみます。
作者からの返信
須藤彩香さま。応援コメントをありがとうございました! 佐木隆三さん「復讐するは我にあり」の方ですね。今、ウィキで調べましたが、ずいぶん紆余曲折の合った方だったんですね。
本作は、最後に雪に飛び降りて、そのまま海に入水して行方不明というラストも考えたのですが、やっぱり福田和子をモチーフにする以上は、最後も揃えるべきだろうと思い、ああいう形にしました。
お互い執筆がんばりましょうね!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
コメント失礼致します。
「福田和子事件みたいだな」と思いながら読んだのですが、概要に書いてありましたね。
25年に渡る逃亡生活を続け、時効間近というところで確保される未来が見えている結末。
彼女の苦悩がありありと描かれた、悲しい物語でした。
作者からの返信
おお、橋元さん、こちらにもお星さまと応援コメありがとうございました。
福田和子事件、ご存じでしたか。あれはインパクトありましたね。彼女の半生も相まって、人々の印象に強く残りました。
「彼女の苦悩がありありと描かれた、悲しい物語でした」のお言葉、まことに本作の主旨を的確に汲んで頂けて嬉しいです。
ラストシーンは、雪に飛び降りて、荒れる海に入水してそのまま行方不明、というのも考えたのですが、福田和子をモチーフにする以上は、ラストも揃えるべきだろうと思いました。同じく実話をモチーフにした、「狂気の男」も同様に、ラストはいじりませんでした。
また橋元さんのお作も拝読致しますね。
お互い執筆がんばりましょう。
それでは!
編集済
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
このたびは企画にご参加いただきありがとうございました!
以下、簡単な批評になります。
あくまでド素人の意見ですので、こういうことを考える人もいるんだな~という程度に捉えてあげてください……!
・これはどうでもよいのですが、章の名前が「平成21年~」ということで、奇しくもわたしが生まれた年でした(笑)。
・全体的に完成度が高いと思います……! どことなく疲弊した感情や雰囲気作りがとてもお上手だと感じました。
・実際の事件をテーマにするというのは、かなりデリケートなお話ではありますが、それを問題としない展開だったと思います。個人的には、旧ソ連の映画監督・エイゼンシュタインが生み出したモンタージュ技法を想起させるような構成だったなと思います。
作者からの返信
おっと、花湖さん。批評とお星様ありがとうございました!
なんと、花湖さん16歳でございましたか。。若いとは思っていたが、わたくしの娘より若いとは。。
まあ、WEB小説作家仲間、齢は関係ないんですけどねw
だとすると、本作はだいぶ、シリアスかつ重厚であったと思われます。いろいろと人生の年輪を刻んできた方の方が響く度合いは大きいとは思いますが、それでも花湖さんに、「全体的に完成度が高い」と言って頂いて嬉しいです。
わたくしなんぞは、もう新しい感性を吸収する柔軟性もありませんから、このあたりが限界ですが、花湖さんはまだまだこれからいろんなものを取り入れてどんどん成長していってください。
モンタージュ技法、知らんかったw
戦艦ポチョムキンが最初ですか。ちょっとリサーチしてみます。
お互い執筆頑張りましょうね!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
素敵なお話ですね。
雪雲が読み手まで圧迫するような重々しい感覚が好きです。
私は先にファンアートを拝見しましたが、まさにこれ、という感じ。
ぴったり雰囲気が合っていて、すごいなぁと思いました。
良いお話を読ませていただきました。
ありがとうございました。
作者からの返信
おっと、祐里さん。応援コメントとお星さまありがとうございましたー!
やったー、眼の肥えた祐里さんに褒めてもらったぞー!
「雪雲が読み手まで圧迫するような重々しい感覚が好きです」って、確かに祐里さんの作風に親和性があるかも知れません。が、祐里の暗さ加減にはまだまだ及びませんw
あれ? そういえば、10月の企画何でしたっけ? 気になってたんです。ちょっとノート覗いてみようかな?
今回はありがとうございました。とても励まされました。
お互い執筆がんばりましょうね。
それでは。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
野栗です。
拙作に、身に余るお言葉を頂き、ありがとうございます!
御作、拝見しました。
ファンアート、老いた今の姿ではなく、女盛りのかつての美貌なのがグッときます。
セクマイ(アロマンティック・アセクシャル)的には「ヘテロさんって、ほんと大変だねー」という部分もかなりあるのですが、豪雪に包まれた夜の宿、というシチュエーションといい、理屈抜きに迫ってくるものがあります。関西生まれ豪雪地経験ゼロの野栗には、絶対に書けないです。
福田和子事件は、関係者には申し訳ないのですが、本当に下手な小説なんかよりずっと「読み応え」があります。同じ四国の人間としても、また、彼女が10代で服役中に刑務所関係者によってレイプされた被害者であることも併せて、忘れ難い事件です。
よい作品に出会えましたこと、心から感謝です👱
作者からの返信
おお、野栗さん。応援コメントありがとうございました。
そういえば福田和子は松山でしたね。
他の読者の方もおっしゃっていましたが、四国の方にとっては、とても有名な事件なのでしょう。
わたくしは新潟で育ちましたので、あの冬の鬱々とした気候は頭にしみついているのです。11月から3月までずーっとお日様当たらないですから(イメージです)。よく雪の日本海も眺めにいきました。あれはあれで迫力あっていいものです。
「よい作品に出会えましたこと、心から感謝です👱」とは、最高の誉め言葉です。こちらこそありがとうございました。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
コメント失礼します。
ぼたん雪が海に吸い込まれていく描写――目に浮かびました。
「大衆文学と純文学のあわい」を漂うような、
叙情的で詩的な文体がとても心地よく、素敵な作品だと思います。
そして、ラストを言い切らず、余韻を残して終えるところも印象的でした。
作者からの返信
おお、霧原さん。応援コメントとお星さままでありがとうございました!
わたくし、新潟で育ちましたので、荒れる冬の日本海に雪が横殴りで吸い込まれていく様子、よく見に行ってたんです。陰鬱ですが、人を惹きつけて離さない何かがありました。そんなところに、逃げる女が導かれるのでしょう。浜松とか、ああいう明るいところじゃダメそうですもんねw
ラストシーンは、雪に飛び降りて、荒海に入水して行方不明、というのも考えたのですが、福田和子事件をモチーフにする以上、最後も揃えるべきだと思って止めました。
「叙情的で詩的な文体がとても心地よく、素敵な作品だと思います」とのお言葉、ありがとうございます。嬉しいです。
お互い執筆がんばりましょう!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
心情や人物、情景の描写がお上手で、非常に読みごたえのある一作でした。結末もあえて明示しないことで、読者に余韻を与えているのが秀逸です。
殺人の公訴時効などという重厚なテーマを扱うというのはそう簡単にできることではなく、小田島様の執筆に対する大いなる気概を感じました。素晴らしかったです。
作者からの返信
おお、天野さん。応援コメントとお星さま、それから丁寧で的確な素晴らしいレビューコメントをありがとうございました! レビュコメ、お上手ですねー。
おっしゃるとおり、本作は扱っているテーマが重苦しいので、カクヨムじゃ流行らないかもなー、って思っていたら、存外、沢山の読者様からご支持を頂いて、とても嬉しいです! 心情描写とシンクロする風景描写がある程度書き込めた手ごたえがありました。これが続けて書けるといいんですけどねえw
最後は、階段の音を聞いて、雪に飛び降り、冬の海に入水して行方不明、というシーンも考えましたが、モチーフの福田和子が捕まっていますから、そこはやはり揃えるべきだろうと、あの形になりました。余韻を感じ取って頂けて嬉しいです。
天野さんのお作も拝見いたしますね。
お互い執筆がんばりましょう。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
女の苦しみや恐怖、微かな希望と諦め……さまざまな感情がひしひしと伝わってくる凄いお話、楽しませていただきました。
それにしても、罪を犯した人って北の方へ逃げるのが定番ですよね。
作者からの返信
おお、ねなさん。応援コメントとお星さまをありがとうございました!
福田和子も捕まったの福井ですしね。女は北の海に逃げるんですよね。土曜ワイドか火サスみたいな感じです。浜松とか、ああいう明るいところじゃダメなんです! まあ、逃げる女の心情を情景で表わすと冬の海になるんでしょうw
「さまざまな感情がひしひしと伝わってくる凄いお話」と言って頂けて嬉しいです! 最高の誉め言葉ですね。
お互い執筆がんばりましょう。
それでは。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
ラストがわかっているのに、展開が気になる不思議な作品でした。
やはり女性の心情を書くのが大変お上手で、心地いい語りを聴いているような気分になってきます。
素敵な作品をありがとうございました。
作者からの返信
ねすとさん。応援コメントとお星さまをありがとうございました!
この作品は、どシリアスな文芸ものなので、カクヨムの読者様的にはどうかなあ、、って思ってましたので、沢山の方からご評価頂けて嬉しいです!
そう、わたくし、女の情念をネチネチ書くのが大好きなんです。まさにうってつけの題材でございましたw
お互い執筆がんばりましょうね!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
近況ノートへのお返事ありがとうございます。
承知しました。
レベルが高い作品が沢山ある中で、自分の作品も評価して頂けたということで大変光栄です!
ありがとうございます!
作品の感想の方ですが、情景描写と心理描写が素晴らしかったです!
自分もこんな作品を書いてみたいです。
作者からの返信
ああ、万里さん。本日はいろいろと失礼致しました。
鷹匠のお話、気に入って、思わず、前後考えずにコメント入れてしまいました。わたくし、ああいう、キャラの心情を細かく追った作品が大好きなんですw
拙作の「五つの顔を持つ女」にもお星さまをありがとうございました。あんなくらーいお話でしたけれども、幸い読者の方からは好意的に受け止めて頂けてよかったです。
お互い執筆がんばりましょうね!
それではまた。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
いやあ、本当に素晴らしいですね!
情景の描き込み、心理描写の深さ、そして昭和のような空気感(逮捕は平成だけど)
重厚でありながら、ドラマ性を孕み、どこかハードボイルドな匂いも漂う。
さらに艶歌のような余韻まで滲み出ていて、
色んな要素が渾然一体となった傑作ですね。
作者からの返信
沈黙のおじさんさん。応援コメントとお星さま、そして的確で心の籠ったレビューコメントをありがとうございました。本作を気に入って頂けたようで嬉しいです。お笑い要素の全くない、どろどろのシリアスだったものですから、読者様が読んで下さるか不安ではありましたが、思いのほかご評価頂けて、ほっと致しました。
作風は違えども、沈黙のおじさんさんとは、奥底に
共通項があるような気がしてなりませんw
また改めてノートでお礼を言わせてください。
ありがとうございました。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
拝読しました。
すごく読み応えがある作品でした。
すぐそばまでやってきた時効に思いを馳せて、これからの未来が良いものであるように祈る姿を、そうはならないと知っている立場から読むのはせつないですね。
どうしても福井和子に肩入れして読んでしまいました。
作者からの返信
おっと、仁木さん、応援コメントとお星さまをありがとうございました!
「すごく読み応えがある作品でした」って、最高の誉め言葉をありがとうございます!
福井和子は、収監されて、割とすぐに亡くなったんですよね。たぶん、逃亡生活でなにもかもすり減らして、捕まったところで、心が力尽きたのではないでしょうか。
逃亡し続けることが心の支えだったのかも知れません。そのあたりは当人になって見ないと分からない感情なのでしょうね。
今回は、割と手ごたえのある作品を書くことができました。これが続くといいんですけどね。
お互い執筆がんばりましょう!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
小田島さん!
これ、文体が素晴らしいですね!私が大好きな松本清張を彷彿とさせる素晴らしく引き締まった文体。やっぱり、こういったものを書かせると日頃の蓄積があるから、得意なんですかね。今までのグラマラスな女性が出てくる小説のイメージがあっから、ビックリ&リスペクトです!
読みにくるの遅れてスミマセンでした。それもこれもですね、とある方が、1分小説を書き終えて、さぁ、他の方の作品でも読もうかな、と思っていた矢先に、続編を書いてくれ、なんていうオーダーが入りましてですね、そんなことを考えていたら、続編だけで収まりきらないことも思料したものですから、さらに三部作にしよう、ということになって、遅くなったんですよ。
これって、情状酌量の要素になると思いますし、なんなら、教唆とか正当防衛とか、いろいろ該当するかと思うんですよ。
えっ?相談料を取る?
じゃあ、ここいらで失礼いたします。
作者からの返信
おっと、翠雲さん。応援コメントとお星さま、それから素晴らしく格調高いレビューコメントをありがとうございました!
「5つの顔を持つ作家と言っても過言ではない」「まず25年は捕まえられることはなく逃げおおせるであろう」って、翠雲さん、コメントすごく上手だなー、こんなの書けたらなー、って感心しておりました。
わたくし、いつも素直にストーリーなぞって、感想を書くだけなので、こういうのあこがれます。
本作の文体もほめて頂いて嬉しいです。テーマがテーマだけに、いつものお笑いにするわけにもいかず、陰鬱な日本海の情景描写に力を入れました。刑事も出てきて、いきおい、不可避的に松本清張ふうにw
放屁小説、第3編もあるんですね。あとで拝読しにお伺いしますー。
それではまた!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
拙作を読んでくださりありがとうございました。
素晴らしい作品ですね。しばし冷たく儚い余韻に浸っております。
こう言う作品はまず書けません。
尊敬します。
もう一人の人生を生きるほどの熱量を感じます。
素敵な小説をありがとうございました。
作者からの返信
おっと、刹那さん。応援コメントと素敵なレビューコメントをありがとうございました!
刹那さん、レビューコメントお上手ですねー。感心してしまいました。あれだけで一つの作品のようでしたよw
刹那さんとは、なんとなくですが親和性がありそうなので、他のお作も拝見いたしますね。長編はハードル高いので、短編がいくつかあるといいなあ。
それではまた!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
おおお〜👀!!!
コレは!
メッチャ良いですね😳
けど、それだけ姿を何度も変えて、
なぜ、まわりは気づくのでしょう🤔
作者からの返信
おお、宮本さん。応援コメントと素敵なレビューコメントをありがとうございました! 改めてノートでお礼を言わせてください。
そうですか! メッチャ良いですか! やったー。
と、飛び上がって喜ぶような作風ではありませんでしたが、褒められると嬉しいなーw
福田和子の時もそうでしたが、逃げたのが不幸な女ということで、逃げ切る期待半分なのか、テレビで連日画像を流したんですよ。あと懸賞金もついてましたら、1億総警察みたいなことになって、おでん屋の客がグラスを持ち帰って、警察に出したら指紋が一致。。って、もうドラマの世界ですよ。
わたくしの小説より、よほど小説らしい劇的な展開です。
わたくしのは、最後、窓から雪に飛び降りて、海に入水して、そのまま行方不明というラストシーンも考えたのですが、福田事件をモチーフにする以上、結末も揃えるべきだろうと思って、変えることは致しませんでした。
また宜しくお願い致します。
宮本さんのレビューコメントははずれがなくて、いつもその作家さんのを読ませてもらっています。ありがとうございます。
それではまた!
編集済
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
いやぁー、松本清張かっ!(°▽°)てなりますよ。「張り込み」思い出しました。
ラストわかっているのに、迫ってくる感じが……ハラハラして、とても上手いです。 あぁーーーと切なくなってしまいました。
余談ですが糸魚川には数日、泊まったことがあって、糸魚川大規模火災の話も聞きました。なのでなんだか懐かしくなりました。
作者からの返信
お、うみたたんさん。応援コメントありがとうございます♪
そうですか、糸魚川行った事あるんですか! わたくし、新潟に住んでましたが、県民でも、最果ての扱いでしたね。。雪と日本海の印象しかありませんw
松本清張は褒めすぎですが、今回は情景と心情の描写、時間の流れがある程度かけた手ごたえがありました。
もちろんまだまだなので精進いたします。
お互い頑張りましょうね!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
25年間の逃亡生活の終りが見えての、人生回顧。魂の籠もった作品で、それぞれのシーンを彩る情景が美しくもあり、悲哀も感じ取りました。
そしてラスト、不穏の終わり方ですが、これが彼女にとっての救いになるのかと思わされました。逃げるのも疲れるもの。。。
作者からの返信
お、ノエルアリさん、応援コメントとお星様ありがとうございました!
カクヨムでは受けないシリアスな文芸ものなので、ちょっと心配でしたが、幸い読者様にご評価いただけてホッといたしました。
魂の籠った作品と言っていただけて嬉しいです!
ノエルアリさんの鬼のお話しもすごく良かったですよ。海に沈む綺麗なラストシーンに感動致しました。
お互い執筆頑張りましょうね!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
こんにちは。
大学生の時、講義で勉強した砂の器的な昭和感があって、懐かしくなりました。
25年の逃避行は、よく精神的に耐えられた気もしますが、最後は捕まって本人は、ホッとするのかなー。
作者からの返信
お、もっちゃんさん、応援コメントありがとうございます♪
あ、砂の器、テイスト似てますね!
勿論、全然及びませんが、今回は、情景と心理の描写、時間の流れが割とかけました。どの作品でもこれくらいの手ごたえが出るよう、頑張ります。
今治情報もありがとうございました! テクスポート良かったですよ。あれ、今治タオルの本店なんですね。
それじゃまた!
編集済
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
これからも隠れるように生きることは何も変わらない、と自問自答して気づいていながらも、「私の、この苦しかった25年の道程が、もうすぐ報われて、溶けて消えていきますように」という最後に祈るような思いがあったのが印象的でした。
重罪を犯した人間の思いは理解しがたく、結局は自己欺瞞にすぎないのかもしれませんが、だからこそ胸に迫るものがあった気がします。
作者からの返信
おお、平手さん。応援コメントと素晴らしいレビューコメントをありがとうございました!
そういわれてみれば、この女は矛盾に満ちていますね。刺殺しておきながら未だに愛していること、未来は変わらないと悟りつつ明るい明日を祈ってしまうところ。25年の間には、そういう相矛盾した気持ちが行き来していたのでしょう。自問自答というか。
最後は、窓から雪に飛び降り、そのまま海に入水して行方不明になるというシーンも考えたのですが、リアルの福田和子が捕まっていますから、モチーフにするならラストも揃えようと思って、あのラストになりました。
取り乱さず、心静かに受け入れるというのが、もの悲しいですね。
今回は割と手ごたえのあるものが書けました。これが続くといいんですけどねえw
お互い執筆がんばりましょう!
それでは。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
これが1000文字の作品というのが信じられません。
クズ男にいいように利用されて捨てられた挙句、その男を殺してしまっても、まだ男を好きな女心の妙。
人生の一番良い時を棒に振ってしまってこの先ただ老いていくだけの、女としての未来が何もない絶望。
情念の渦がこれでもかと襲いかかってきます。
昭和歌謡曲の時代の匂いに彩られたこの物語、すごく好きです。
ありがとうございました!
作者からの返信
お、マヤさん。応援コメントありがとうございます。確かにマヤさんがお好きそうな作風ではありますねw
この先の暗い未来を暗示したかったので、冬の日本海になり、昭和演歌調になってしまいました。リアルの福田和子も最後は福井で捕まりましたし、不幸な女は日本海が似合いますね。浜松とか、ああいう明るいとこじゃだめなのw
今回は、割と手ごたえのある作品を書くことができました。これをたくさん出せるといいんですけどね。
お互い執筆がんばりましょうね!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
これは素晴らしい!
短編でありながら、とんでもない人生のドラマです!
自分を捨てようとした憎い男を殺して、25年間……捕まればまだマシだったのではないかと思う彼女ですが、これは意地といいますか、殺した男への当てつけといいましょうか。
ともかく、未だその男に未練がある、そんな風に感じました!
最後の瞬間、彼女はどんな想いで刑事さんと顔を合わせるのか……ああ、こんなドラマを描かれるとは!
素晴らしい物語をありがとうございました!
作者からの返信
おお、ファラドウンガさん、すんごいお褒めの応援コメントとレビューコメントまでありがとうございました!
「これは素晴らしい! 短編でありながら、とんでもない人生のドラマです!」「素晴らしい物語をありがとうございました!」なんて言われると、わたくし器が小さいので、ニヤニヤしてしまいます。ふふふ。
職業柄、刑事事件に絡むことも多いのですが、こういうタイプの女の人、割といます。ダメな男が自分を頼ってくれるのが喜びという人。それが反転するとトラブルになるわけですが、彼女の場合、代償が大きすぎましたね。未練を持ち続けた25年。
今回は、わたくしの作風である(笑)、ねっとりした女の情念に加え、冬の日本海の情景描写と時間の流れもかなり細かく書き込んで、全体として一定の手ごたえのようなものがありました。
どの作品もそうなれるように精進致します。
お互い執筆がんばりましょうね。
それでは!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
素晴らしい短編でした。
逃亡し、時効までわずかとなった犯罪者。けれど、逃げ続けるその人生は実りあるものであるはずもなく……。淡々とした語り口も、リアルに感じられて良かったです。考えさせられるお話でした。
感動したので、レビュー書いてきますね。
作者からの返信
おお、倫木さん。応援コメントと素晴らしいレビューコメントをありがとうございます! 改めてノートでお礼を言わせてください。
「素晴らしい短編でした。感動したので、レビュー書いてきますね」とのお言葉、とても嬉しいです。
激しい感情の吐露があると、ちょっと安っぽくなると思って、淡々とした語り口にしましたが、それがラストの諦念に繋がってくれましたね。
本作は、わたくしの作風である(笑)、ねっとりした女の情念に加え、冬の日本海の情景描写と二人の刑事の時間の流れをかなり細かく書き込んで、全体として一定の手ごたえのようなものがありました。
むろんまだまだですので、精進致します。
お互い執筆がんばりましょうね。
それでは。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
逃亡…劇的な心理描写が良くて、なんでしょうね…
私の中でも小田島さん女性説が浮上してきましたww
この文字数でもスピード感ある一気読みできましたよ!
作者からの返信
おお、岩名さん。応援コメントとお星さまをありがとうございました!
そうなんです。わたくし、こういう、ねっとりした女の情念が大好きで、ついついネチネチ書いてしまうんですw 許されるのであればずっと書いていたいw
本作は、それだけでなくて、情景描写や時間の流れも、かなり細かく作りこみましたので、「この文字数でもスピード感ある一気読みできましたよ!」と言って頂いて嬉しいです。リアルで不自然感がなかったということですからね。
どの作品でもこのくらい手ごたえが出せるように精進致します。
お互い執筆がんばりましょうね。
それでは。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
こんばんは。
とてもよかったです。
同じ松山の福田和子を思い出しました。とてもリアルで、どれほどこの女性がそのろくでもない男性に情を持って殺したのか、その愛情の深さとかすごく伝わってきました。
女と刑事二人の描写の区別、女の場面の民宿の二階にいる冷静でどこか諦めたような、つかまえてほしい、いろんな感情が混じって迫力がありました。
二人の刑事の意気込みと女の観念、すごくいい作品だと思います。
作者からの返信
お、セイさん。応援コメントと素敵なレビューコメントをありがとうございます! 「息をのむ文章に、一気に引き込まれると思います」ってうれしいなー。
そう、福田和子は松山なんですよね。昨日まで今治と松山にいましたので、感慨深いです。土地も人も穏やかで、なんでああいった人が出てきたのか、ちょっと不思議ですが、福田の場合には、家族も含め、周りの属性がよくなかったですね。おそらくは頭のよい人だったのだと思いますが、それが悪い方に向いてしまいました。
職業柄、刑事事件に絡むことも多いのですが、こういうタイプの女の人、割といます。ダメな男が自分を頼ってくれるのが喜びという人。それが反転するとトラブルになるわけですが、彼女の場合、代償が大きすぎましたね。
「二人の刑事の意気込みと女の観念、すごくいい作品だと思います。」とのお言葉、嬉しいです。本作は、いつものねっとりした女の情念はもちろんですが、情景描写や時間の流れも細かく作りこめた手ごたえのようなものがありました。多くの作品で、そうなりたいものです。
お互い執筆がんばりましょうね。
それでは。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
うん、これはいいw
読み終わって1000文字ぐらいの感じがしました。それだけハラハラ息詰まる展開だったってことですね。
作者からの返信
お、やった。文鳥さんに褒められたぞー!
いつもなんかひねったコメントくれるので、ストレートに褒められると嬉しいなー!
お星様もありがとうございました!
本作は、女のねっとりした情念という、まあわたくしのいつもの作風に加え、情景描写と時間の流れを、かなり細かく作りこめた手ごたえのようなものがありました。
重い内容でしたが、一気に読めたのであれば、それだけ訴求力を出せたのだなあと嬉しくなりました。
またお互い執筆がんばりましょうね。
それでは。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
愛に狂い、裏切りに絶望し、殺意と執着にすがって男を刺し、逃げ続けた。その激情と後悔、逃亡の中で募った孤独と恐怖が、どのセリフにも吐息のように沁み込んでいる。彼女の語りは、「人間の弱さと強さ」を同時に突き付ける圧倒的な情念の文学ですね。
作者からの返信
お、法王院さん。応援コメントと素敵で的確なレビューコメントありがとうございました!
「彼女の語りは、『人間の弱さと強さ』を同時に突き付ける圧倒的な情念の文学ですね」とのお言葉、最高の誉め言葉です。ありがとうございます。やっぱり本作の肝は、狂愛と、逃亡の労苦と、最後の諦観、そのねっとりした感情を、終始淡々と語らせるところにあると思いますので、そこを捉えて頂けて嬉しいです。
本作は、情景描写や時間の流れもかなり細かく作り込めて、一定の手ごたえのようなものがありました。
多くの作品でそうなれるよう、精進していきます。
また宜しくお願い致します。
編集済
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
福田和子という女は、再現ドラマで観たけど本当にふてぶてしいというか肝の座った女でした。
顔ははっきり覚えてます。整形前のか後のか分からないけど。
最後はどこかのスナックか居酒屋で指紋のついたグラスが決め手になったのではなかったかな。
私は、凄惨な事件が起きると、加害者の家族の事を思います。何の落ち度もない家族は、そこに住み続けることができなくなるような扱いを受けることもあるでしょう。福田はそんな事に思い至らなかったのでしょうかねぇ。
この作品の女の独白の中、すぐ捕まってれば同情されて10年くらいで出られていたのでは?という文章が心に残りました。
文章も美しくて、小田島さん、腕を上げたなぁと感心しております♪
作者からの返信
おお、フヅキさん。わたくしは東京に帰ってきました。今治は穏やかで暮らしやすそうないいところでした。人々もみんな親切だったなあ。
本作に応援コメントと素敵なレビューコメントまでありがとうございました!
「文章も美しくて、小田島さん、腕を上げたなぁと感心しております♪」などと嬉しいことを言われると、器が小さいものですから、ふふふ、と増長してしまいそうですw
この作品は、情景描写と時間の流れをかなり細かく作りこむことができ、一定の手ごたえのようなものがありました。どの作品もそういう風にできたらいいんですけどね。
職業柄、刑事事件に絡むことも多いのですが、こういうタイプの女の人、割といます。ダメな男が自分を頼ってくれるのが喜びという人。それが反転するとトラブルになるわけですが、彼女の場合、代償が大きすぎましたね。
福田和子の場合は、育った属性が悪くて、ああいう方向に流れてしまい、自分でも制御できなくなった、という一種気の毒な側面はあります。けど、それでもまっとうに生きている人が大半なんですから、やっぱり道を外しちゃいけませんね。
あとで、Gカップシンデレラ読みに行きますー。どっか変わってるかな?
それでは。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
素晴らしかったです。こうして必死に必死に逃げ続けた後、ゴール間際で捕まるであろう彼女。
その時にどんな心理に陥るのかと、すごく想像をかきたてられますね。
打ちひしがれて絶望しそうになるとも考えられますが、どことなく解放されて笑顔なんかも見せるんじゃないかと思ってしまったり。
ずっと逃げることだけが人生だった彼女だから、ある意味で失うものももう存在しないのかもしれない。
そういう事情をしみじみと考えさせられて、すごく物語に引き込まれました。
作者からの返信
おっと、カヌレ師匠、応援コメントと、「あー、すげー、これすんごく上手」とため息が出るようなレビューコメントをありがとうございました!
あのレビューコメント、すごくよかったですよ。「往年の松本清張の作品などを思わせるような、『必死な想いを抱いた犯罪者』と『それを追う刑事』という構図。この構図がノスタルジックな風味を持つと共に、『普通の人生』を失ってしまった女性ならではの、激しい生き様が浮き彫りになります」っていうとこなんか、「松本清張は言い過ぎだけど、上手だなー」ってうなりました。レビューコメントにレビューコメント出したいくらいですw レビューコメントの公式ピックアップされないかなー。
この作品は、情景描写と時間の流れをかなり細かく書き込めて、手ごたえのようなものがあったので、カヌレ師匠に褒めて頂けて嬉しいです。
お互い執筆がんばりましょうね。
それでは。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
いつもより気持ちが乗ってる感じがしますね!
もしや、、小田島さんが時効直前説、、?笑
そのくらい描写がリアルでした!
作者からの返信
お、なくのさん。応援コメントとお星さま、ありがとうございました!
確かに、このお話は書きながら、手ごたえのようなものがありましたね。風景描写と時間の流れもかなり細かく書き込めました。リアルと言って頂けると嬉しいです。
わたくし、新潟で育ったものですから、あの冬のどんよりした空、そして荒れ狂う日本海は、記憶に刻み込まれているのです。やはり不幸な女は日本海。福田和子も福井でしたしね。
浜松とか、そういう明るいとこじゃダメなんですw
また宜しくお願い致します!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
心理描写と情景描写がとても素晴らしかったです。
まだ捨てた男のことが好きなのか……と驚きましたが、でもこういう女の人、けっこういそうですよね。
ホストに貢ぐ女性とか、問題になっていますし……。
なんで、こういうクズな男ってモテるんでしょうね?
いろいろと考えさせられました。傑作だと思います。
作者からの返信
お、よながさん。応援コメントと素晴らしいレビューコメントをありがとうございました!
「いろいろ考えさせられる、素晴らしい作品です!」との最高の誉め言葉、とっても嬉しいです。
確かに、職業柄、刑事事件を扱うことも多いわけですが、こういうタイプの女の人、割といるんです。ダメな男が自分を頼ってくれるのが喜びという人。それが好みなんでしょうね。自分で世話して育ててる感が。また、男の方も、それ分かってて、マメで優しいんですよ。金と女にだらしないだけでw
そのバランスが反転するとトラブルになるわけですが、彼女の場合、代償が大きすぎましたね。
また宜しくお願い致します。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
「27だった私が52に」この一文、思わず声出ました。
25年の逃亡って、作中に出ていたとおり“自由に見えて広い牢屋”ですわ。
モチーフの現実事件を踏まえるとさらに鳥肌モノです……。
作者からの返信
おお、晴久さん。応援コメントと素敵なレビューコメントをありがとうございました!
おっしゃるとおり、25年の年月を示すのに、最も適しているのが27→52であろうと思って、そうしました。福田和子の15年時代だと、42だから、なんとなく「やり直し可能」みたいな印象ですが、52だともうねえ。。
福田和子事件すごいですよね。女の執念を感じます。育った属性も悪くて、そうならざるを得なかったというのも哀れです。
また宜しくお願い致します。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
愛憎まじりというのが、すこしメラニー女王を思い出させました。
すぐそこに迫った捜査の手と、逃亡生活を振り返る女。
シーンが交互にあらわれ、映画を見ている気分ですね。
晴れの少ない北陸の空がマッチして、いい気味で寒々しかったです。
事件というのは、加害者と被害者だけでなく、刑事の人生にも影響を及ぼすとは考えもしませんした。
いやー、これはプロでないと書けませんね。
終わり方もよかったです!
作者からの返信
咲野さん。応援コメントと、素敵なレビューコメントまで大変ありがとうございました。
情景描写と、時間の流れの同時進行は、かなり細かく作りこみましたので、そこをほめて頂けると嬉しいですー! わたくし、新潟で育ったので、あのどんよりした冬の空、そして荒れ狂う日本海が頭に刻まれているのです。
確かに、職業柄、刑事事件に絡むことが多いのですが、こういうタイプの女の人、割といるんです。ダメな男が自分を頼ってくれるのが喜びという人。それが反転するとトラブルになるわけですが、彼女の場合、代償が大きすぎましたね。
狂愛で回りが見えなくなる、という点で、確かにメラニーに被るところがありますね。わたくしもそう思いながら書いておりました。
また宜しくお願い致します。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
すごく深いドラマが胸に染み入ります。
確かに重いですね……
作者からの返信
おお、縞間さん。応援コメとお星さまありがとうございました。
仕事柄、こういう女の人、割と見るんですよね。。ダメな男が自分を頼ってくれるのが喜びという人。それが反転するとこういうことになってしまうわけですが、それにしても彼女の場合、代償が大きすぎましたね。
また宜しくお願い致します。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
事情は違いますけど、福田和子のような女性ですね。小田島さんの書く女性は綺麗で性格も良いヒロインが多いですが、彼女のような人生の辛酸を啜った女性像も素敵だと思います。福田和子の再現ドラマでもっと早いうちに自手していれば、今頃、出所できてたよという警察官のセリフを彼女の結末を見て思い出しました
作者からの返信
お、鷲巣さん。応援コメントとお星様、心のこもったレビューコメントをありがとうございました。
そうなんです。逃げなきゃ、とっくに出てきてたのに。。って、思いますよね。やっぱり人を殺してしまうと、そのあたり、冷静に計算出来ないのでしょう。
人の感情、時間の残酷さ、いろいろ考えさせられた作品でした。
また宜しくお願いします。
編集済
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
刑事のブラック事情をのっけられても、困るよなあ。そらあんたの事情だ。
刺しちゃうよね、そりゃあ。古来から刃傷沙汰はくるくる繰り返してるもん。
でも死なせたら負け。釣り合い取れない。
やっぱち◯ち◯とか鼻とか耳とかを噛み切るとかにしとかないと、ね。
殺してなお愛着がある。愛憎って凄い。
小田島さんがこれ書くのがびっくり。
奥行きを感じます〜。
作者からの返信
お、マコさん。応援コメとお星様をありがとうございます。確かに「愛のコリーダ」的な雰囲気もありましたね。
最後、気配を感じて、飛びおりて入水して行方不明になるラストも考えましたが、福田和子事件をモチーフにする以上、それはやめておこうと思いました。
なんかシリアスなの書いて、疲れました。。ラブコメかけばよかった。。
また宜しくお願い致します。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
時効ギリギリで捕まった人いましたね。無念なのか、ほっとするのか、どっちなんでしょう。
作者からの返信
夏目さん、応援コメとお星様ありがとうございます。
いやー、やっぱり無念でしょう。結局このあと、10年やそこらはムショ行きなんですから。逃亡の25年が丸々無駄ですからね。
そのあたりの無常観も出せたならよかったなあ、と思っています。
また宜しくお願い致します。
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
今回は私の県が舞台だったのでタイトルから驚きましたよー。
しかし日本海の冬景色と、そんな中にある寂れた小さな漁村の様子をよくもここまでリアルに描かれましたね。お見事でした!
作者からの返信
お、ケイさん。応援コメとお星様、一番乗りありがとうございますー。
こんな変な時間にすいませんね。ほんと。。
わたくしも新潟で育って、新潟高校を出ていますよ。
福田和子が捕まったのが福井なので、荒波打ち寄せる暗ーい印象で書こうと思い、何年か前に、大火で焼け野原になった糸魚川を舞台にしました。
そのあたりの雰囲気を出せたなら良かったです。
コメントに励まされました。ありがとうございました!
平成21年1月29日 新潟県糸魚川市への応援コメント
コメント失礼致します。
所謂、『福田和子事件』をモチーフにした〝彼女が逃げていたら〟という作品で、感嘆の溜息が漏れました。
本当の事件の時効間近当時、私もテレビでの過熱報道を見ていて「ほんまに捕まるんやろか、何処かで……何てなあ」と思っておりました。
彼女の心境、後悔の念に苛まれつつも「今でも大好きよ」という台詞が堪えます。どれだけ、クズ男でも離れられなかった愛しいひとという重みがそこに溢れているようで。
本当に、彼女は〝逃げた〟んでしょうかね……?
作者からの返信
おお、魔山さん。応援コメントにお星さま、それから、本作をよく読み込んで頂いたことが伝わってくる、素晴らしいレビューコメントをありがとうございました。最後の「素晴らしい作品です。」の一言、とても嬉しいです。
本作は、おっしゃるとおり福田和子事件をモチーフにしており、字数制限もあって、当初は、女が階段の音に気付いても、「もうすっかり疲れ果てた私は、ただ心を静かに保ち、荒れる海を見詰めていた」みたいな、逮捕を示唆するラストシーンだったんです。
ですが、カクコンに出すにあたり、字数からも解放されたので、「やっぱり最後まで書かないと読者様がすっきりしないよな」と思って、入水して消えるラストに書き換えました。
よもや助かったとは思いませんが、彼女なりの「逃亡」であったのでしょう。ある種、逃げ続けることだけに人生を費やしてきた女らしい最後であったと思います。
真摯に作品を読んで頂いて、ありがとうございました!