概要
中学2年の夏、文化祭でやるクラスの劇の脚本を任された詩歌は、みんなが死ぬ脚本を書き上げた。その中で、一人抜きん出て死ぬ瞬間の顔がうまいクラスメイトの新奈を見つける。新奈は詩歌の脚本を気に入ったらしく詩歌に演劇部の脚本を書いてほしいと頼んできた。新奈の死に顔に魅入られた詩歌は、言われるがままに彼女が死ぬ脚本を書き続ける。 中学卒業後、新奈は女優を目指すために上京し、詩歌は地元の高校に進学し脚本家を目指すことに。二人はお互いに夢を叶えようと誓う。 しかしそれから2年後、テレビに映った新奈はスマイル満点のアイドル・ニーナとなっていた。詩歌は裏切られたような気分になり、アイドルのニーナを殺すことにした。
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