第3話 ヘンリの街

 「ここはヘンリの街か?」

(ヘンリの街?)

「そう!ここはにぎやかだ!昔よく来てた!」

(そうか!我は食したい)


「分かった!金は、財布があった!焼けてなかったんだな!」

(金?)

「とりあえず、意識共有してれば、分かる!」


 そして、店に入った!


「いらっしゃい!何にします?」


「コロボと肉を適当に用意して!」


「分かりました!」


コロボと肉の塩焼きが来た!

(これは!?美味そうだ!!)

 そう言って、食べると!?

 (美味い!人間はいつもこんな美味しいのを食べるのか?)

「そうだ!料理すると肉もうまい!」


 と外から声がする。


「良いじゃねーか?ちょっとくらいは!」


 外で女性が絡まれてる!


「一緒に酒飲もうって言ってるだけだぜ!嬢ちゃん達!!」


「お前等みたいなのはお断りだよ!べー!」

「やめてください!本当に!」


 絡まれてるから、少し脅すか?

(面倒な事を、、、)


「なぁ、兄さん達」


 と肩に変形させた竜の爪を乗せた。


「うるせぇっ?何だ!?こりゃ!?」


「別に手だけど、、、」


「そんな不気味な手はねーよ!」


 殴りかかって来た!竜の爪で!


グシャッ!と音を立てて、男は潰れた!!


キャアアアアアって女性の大きな声が上がる!


「次はお前か?」


「勘弁して下さい。何でもします!!だから、許して下さい。」


「じゃあ、金を頂戴!!俺心許ないから!!」


「はい!!これで、全部です!!」


「けっこう持ってるじゃん!じゃあ、行っていいよ!!」


と一人は潰れて、一人は逃げた!!


そして、女性達が、、、震えてる!


「女性だけの旅は危ないよ!じゃあね!」

(こんな奴等の為に何でだ?)


「とりあえず、金稼ぎと人助け!」


去ろうとするとついてきた。


「どうしたの?」と聞くと


「さっき、ありがとう!!」

「先ほどはすみません!声を出して!」


と女性達がお礼を言った!


「気にしないで!金稼ぎのついでだよ!」


「すみません!お礼に何か、、、」

「いらない、いらない、あいつらからもらったから!!」


「あの?」「ねぇ!」


「んっ?」


「カティスの教会まで、護衛をお願いしたいのですが、、、」

「お金は弾みます!」


(どうするのだ?皇帝は転移してるぞ!!)

「んっ!いいよ!!カティスの教会は一日で着くから、明日にしよう!皇帝の情報ももらいたいし、、、」


「ありがとう」「ありがとうございます!」


凄い可愛い子と綺麗な女性がお礼を言った。


「俺はレイ!君達は?」


「ミツキ!」「ルーと申します。」


「分かったミツキとルーね!」


じゃあ、また明日、ここでね!!


「はい!!また、明日!!」


と言い宿を取って寝た!!

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