先日の喧嘩について。

糸麻

9/9am2:01

この間、喧嘩をした。

とても久しぶりだった。自分の思いをなんの打算もなく、ただ吠えたという感じの喧嘩をだった。これ以降、調子が悪い。

言いすぎたのかもしれない。確かに「一生男に媚びて生きていけば?」は言いすぎている。「お前みたいなガキと話すのは時間の無駄。」は言いすぎていないと思う。普段日記に書くような過剰で失礼で非道徳的な言葉を、こんなにも簡単に人に投げつけれるのか自分は、と思いはしたが頭よりも口の回転が上回っていた。それくらい嫌いで憎い相手に出会えたのは、もはや運命なのではないかと今は思うが、2分後は思っていないだろう絶対。兎にも角にも、私は彼女のことを今も執拗に嫌い続けている。

そもそも顔が好きじゃない。ルッキズムに汚れきった私の両目は、ただでさえ嫌いな彼女の顔をより醜く映す。そして態度も気に入らない。

「はて?」や「ふにゅ?」と言った効果音がついた動きをする。本当にほっぺをひっ叩きたくなる。男と話す時はわざわざしゃがみ、机に両手を添え、そこに顎を乗せ、上目遣いの黄金比を作ってから喋る。視界の片隅に入るだけで、髪を引っ張って引き摺り回したくなる。こんなのに勃起する男は、醜態を晒していることに気づくべきで、テストステロンの深刻な不足を自覚すべきだ。

この喧嘩からそろそろ二週間が経つが、いまだにこの勢いで悪口が出てくる。

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