それはそれでメタい。

Yp

第1話 さすがにキャラ崩壊しすぎではないですか?

時は20XX年。この平和な街に災厄が降りかかろうとしていた!


「フフフ・・・それで攻撃は終わりか!今度は我の番だ!くらえ!!!」

「危ない!!」

「エアリス!!」

勇者の前に魔法使いエアリスは倒れる。

「なんで俺のことをかばったんだ!」

「アルゴ、あなたは勇者よ・・・あなたが倒れてどうするの・・・」

「だからって、俺をかばうなんて、お前までいなくなったら・・・」

「ふふっ、やっとわたしのために泣いてくれた。前にあなたは妹を失った悲しみで涙を流せなくなったって言ってたわね。悲しいことがあっても泣けない自分は人間じゃないって。」

エアリスの息が浅くなっていく。

「もうしゃべらなくていい・・・」

「あなたは生きて・・・そして魔王マオを倒して・・・そしてこの街のために」

「エアリス?エアリス??起きろ!おい!エアリス!」

エアリスの目がゆっくりと閉じた。アルゴの声はもう届かない。

「くそ!魔王マオめ!絶対にお前を倒してやる!うおおおおおお!!」

剣をもったアルゴはマオに襲いかかる。

「やってみろ!!やれるもんならばな!」

果たして、アルゴはエアリスの敵をとることができるのか!次回「決着」。


「はい!お疲れ様でした。」

「お疲れ様でーす」

「今日もいつも通り順調でしたね!」

「まあいつも通り順調でしたけど、、、監督これ、ありきたりな話しすぎませんか?」

「いやあ、王道の展開でしたけど、やっぱエアリスさんの言葉がこのアニメを見る人を泣かせるんですよ!」

「いや、このセリフもありきたり過ぎますって」

「そんなこと言われてもねえ、、、この話書いている作者のクセというか、自分らはその通りにするしかないんですよね。結局作者が思いつきで、夜中の3時から書き始めた深夜テンションの小説ですよ。原作は」

「本当にくそ作者ですよ!!」

あ、皆さんこんにちは!この物語の主人公、だと思っている魔法使いの超絶猛烈美少女エアリスです♡。普段こうやってアニメのキャラとして過ごしているわけですが。アニメのキャラだって大変なんですよ。このアニメは勇者が魔王を倒す王道系ですが、やっぱり勇者の人気はすごいみたいです。現実を知らないんですね・・・

「お姉ちゃん!」

おっと、呼びかけられました。美少女が近づいてきました。

「あの、、、大丈夫でしたか、、、なるべく上手く威力をコントロールしたんですが、、、もしお姉ちゃんを傷つけたらどうしようと、、、いやお姉ちゃんを傷つけるやつは、、、私がゆるさないというか、、、誰よ!お姉ちゃんを傷つけるやつは!」

お前だよ。と言葉が喉元まで上がってきましたが、なんとか飲み込みました。まあそれはアニメでの話です。この超絶美少女はマオと言います。え???はい。魔王マオです。私の自慢の妹ですが、何か?超絶美少女ですごい優しいんですよ。まあ、私は超絶猛烈美少女ですが。アニメではすごい迫力ですが、普段こんな感じです。あー守ってあげたい。

「大丈夫さ!僕が受け止めたからね!」

うわ。来ました。この人は勇者アルゴです。見た目好青年で、勇者だけあって信頼が大きいのですが、一つ・・・

「エアリス大丈夫?なるべく怪我しないように頭を守るように守ったけど、、、頭ぶつけてない?そうか、良かった、良かった。ところで前のリハーサルのときより重くなった?だめだよ!肥満は万病のもとだよ!」

そうなんです。一言余計なんです。これを悪気なさそうにいうのが、玉に傷です。魔王よりもダメージが大きいです。攻撃というか口撃というか。悪い人ではないんですよ。

「お兄ちゃん、また余計なこと言っているでしょ。エアリスさんを困らせないでっていつも言ってるでしょ。すいません、エアリスさん!」

この子はアルゴの妹です。勇者と違って、しっかりした子です。おい、勇者、いまお前の妹を褒めてやってんだから、静かに黒烏龍茶を渡すな。あ、アニメで亡くなった妹ではないんですよ。そもそも妹は空想で出てこないんです。この子は、アニメ1345話で出てくる、(ふっ)、街の長の就任の際に、街の噴水の前で音楽とぉ、ともにぃ、高速ロンダートするNPCの役でえwwww

「エアリスさん、なんか面白いことありましたか?」

「いや、なんでもないよ。うん、なんでもない。」

一時期、ネットで話題になったみたいです。ロンダートは草と。必死すぎて、鼻の穴膨らませながら、ふんふん言いながらwwww

「まあともかく今日はお疲れ様でした。また、予定が決まったら連絡しますんで。」

と監督がいってます。この人は監督ですが、はりぼての監督です。いなくてもいいんですが、このアニメを作る上では、、、まあ別にいなくてもいいんですが。もはやマネージャーといっても正しいかもしれません。

「お疲れ様でした。」

さあ、帰ろう帰ろうー。と思ったんですが、みんなで帰りご飯に行くみたいなので、行きたいと思います。ここまで話してきましたが、登場人物はこんな感じで、ありふれた日常をただ過ごしています。あまり面白くないかもしれません。面白さは結局これを書いている作者の腕ですね。辛口でいきましょう。

もっとギャラをあげろおおおおおお!!!

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