ツーショット。【詩】
ドラもり
記憶の暴動。
独りよがりな性格で文字を綴る僕の夏に迫った春。僕はその虚像の春を拒絶した。
先の体育祭で、借り人競争で連れたあの
ふと小4の頃を思い出す。天の川銀河の逸話は、僕の現実に
あの特別な空間は過去の栄光と化した。離さない方法が無かったか、いつまでもその思考に苦慮するのだ。しかし苦慮するだけ無駄な話で、恐らくは二度と会う機会がない。
彼女は男の子の僕を、
思い出の位置ピースは、二度と対面することのない相手、端的に言うと既に今は存在しない相手との、過去を掘り起こすキーとなる。奇跡だろうと偶発だろうと、この衝撃は下手に心の拠り所とする。そしていずれは絶望の淵に立たされやがて崖崩れにより奈落へと向かう。こうして千の文字の語りに繋がる程度に大切な思い出というのは、生涯忘却することのない心の空間に残すものだ。今の僕は哀しみと喜びの対応できない不可解な感情に
ツーショット。【詩】 ドラもり @Doramori
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
関連小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます