~とある少女の終末放浪記~

猫こんた

プロローグ

とある日、第三次世界大戦が勃発、そしてハイテクな武装をしていたが、核にて世界中が滅んだ。そして地上にはすべてが謎のロボット、通称メカトロンが跋扈していた。ソフトウェアが破損しているのかは知らないが、生き物を無差別に殺害をする。人間はその特性に気が付くのが遅く、大多数の人間がメカトロンによって殺された。その時期と同時ぐらいに能力に目覚める人間が現れたが、能力に目覚めていない人間からメカトロンが生まれたのはお前のせいだと言われ、差別をした。そして政府主導でバンカーが出来上がったが、能力に目覚めた人は入れなかった。非正規バンカーでも入れるとは限らない……



目の前の焚火はパチパチと燃えている、残りの食料は2日分、人はこれを困窮と言うのだろうか……

「……めんどくさい」

私はセリア・フローズン、とある能力に目覚め、政府公認のバンカーを追い出された女だ。親は誰だか知らない。

「弾は残り4発、鉄くず1体倒せないか……」

私は持っているリボルバーの残弾数は4発、鉄くずを破壊するのならば7発いる。

「……食料を探しに行かないと」

私の目的は非正規バンカーを探すことだ、だが私みたいな能力者は門前払いだと思っている。

「おっ、これは鉄くずの残骸、これで弾が作れる」

鉄くずを集め、弾を作る、これで弾が補給できる。

「これは……人間の肉……でも仕方ない」

私は人間の肉をカバンに入れ、周辺を探索し始めた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る