第25回書き出し祭り特別会場『廻り髪結いは謎をとかない』裏話
阿下潮
パートナー決定~ネタ出しまで
第25回書き出し祭りの特別会場に参加させていただきました。
書き出し祭りとは
https://x.com/kakidashi_fes/status/1925158869480972475?s=46&t=yLliQKKq-erFuV905wFY9w
25回目の開催となる今回は、パートナーとコンビを組んで作品を磨き上げるという特別会場が設けられました。
私は本庄照さん(https://x.com/honjo_teru)という超強力なパートナーに恵まれ、なんと特別会場1位という望外の栄誉をいただくこととなりました。
本庄さんは今回、自身も書き手として書き出し祭りに参加され、総合優勝されました。つまり、書き手としても優勝、パートナーとしても優勝という「完全優勝」を成し遂げられた、おそらく最初で最後、唯一無二の天下無双な方です。
すでに第26回の祭りの参加者も決定しているところですが、書き出し祭りで無双できる「本庄メソッド」を皆さんと共有したいと思い、今さらではありますが本庄さんとのやりとりを公開させていただきます。もちろん本庄さんの許可は得ています。
はじめにパートナー決定のところから書こうと思うのですが、本庄さんは元々つよつよな書き手であり、特別会場のレギュレーションが発表されて以降、本庄さんをパートナーとしたい書き手が殺到していました。フォームを作って、申込受付までしていたのは本庄さんだけだったのではないでしょうか。もちろん、自分もすぐに申し込みました。
そんな中、本庄さんからTwitter(現X)のDMが届きました。
【本庄】
阿下先生
平素より大変お世話になっております。厳正な抽選の結果、書き出し祭り特別枠のパートナーとしてご当選されましたので、まだパートナー枠がお空きでしたら、ぜひとも同盟を組み、25回書き出し祭りの頂点を共に目指していただきたいと思っております。よろしくお願いいたします🙇♂️
2025年5月24日 午前9:37
誰のパートナーになるか殴り合いで決めてもらう、と公言されていたので、まさか抽選で決まるとは思っておらず、びっくりしましたが、もちろんお受けしました。今思うと、抽選倍率はどれぐらい高かったのでしょうか…… 相当な幸運を引き当てたものです。
その後、特別会場の参加権も無事勝ち取ることができ、晴れて本庄さんにパートナーとなっていただけました。
どのように作品を作っていくか、組んだパートナーによって作り方は異なると思われますが、阿下は本庄さんにまず、ネタというかあらすじのようなものを5本送り、よさそうなものを選んでもらう、という方法を選択しました。
【阿下】
こんばんは。
今週、考えついたネタを最低でも一日一つ送りつけますので、土日で感想なりご意見なりいただけますか?
今はまだゼロなんですけど、ひねり出しますので。どうぞよろしくお願いいたします。
2025年5月26日 午後7:56
1つ目はちょっとほかの公募に使おうと思うので省略させていただきますが、2つ目と3つ目はこんな感じでした。
【阿下】
目を開けると目の前に死体。
大学時代の親友の結婚式に招待され、上京した俺。二次会で飲みすぎた俺は新郎新婦の用意してくれたホテルに宿泊。目を覚ますと、同じベッドの上に女の死体があった。新婦の友人代表で挨拶をしていた女。俺の元彼女。
おかしなことにウェディングドレスを着ていて、俺のネクタイで首を締められて死んでいる。俺が殺したのか?
慌ててダブルのベッドから抜け出そうとすると、死体の向こうにもう一人人間が転がっていた。
昨夜の主役の一人である新郎。俺の親友。なんでこいつがここに? てか俺はこいつまで殺したのか?
と、酸素を求める大きないびきをかまして親友が目を覚ます。
俺と親友は二人で状況を確認する。部屋には内側から鍵が掛けられていて、ホテルから渡された鍵はテーブルの上。つまり、この部屋には自分と親友と死体が閉じこめられている。消去法で考えれば、目の前にいるこいつが殺人犯に違いない、と互いに思っている。
その時、ドアをノックする音。
「こらー! 新婚初日から新婦を放っておいて男同士で寝るってどういうことよ。あんたたち、仲良すぎでしょ!」
昨夜のもう一人の主役、新婦。俺の今カノ。俺との関係を維持しながら、俺の親友と結婚するという鬼畜。惚れた弱みで強く出られない自分が情けない。ただ、目の前の親友にその関係を知られる訳にはいかない。
「俺だってこんな状態なことがバレたら離婚されちまう」
うろたえたその様子は演技には見えない。本当にこいつが殺したんじゃないのか? そうすると俺以外に誰も元カノを殺せなくなってしまうが。
「開けろー! あと私のドレスがないんだけど、まさか持っていったりしてないよね?」
いや、もしも新郎新婦が共犯なら。二人で俺をはめようとしているのなら、この状況は作ることができる。
でも、なぜ? 二人が共謀して俺の元カノを殺したり、俺をはめようとしたりする理由がわからない。
そもそも俺は本当に殺してないのか?
ウェディングドレスを着た死体を囲んで始まる騙しあい。嘘つきは誰。
2025年5月27日 午後10:38
【阿下】
舞台は近未来の月面。
探索のため月面で一年を過ごした研究クルー。地球へ帰還するためのシャトルの出発が八時間後に迫っている。
八人の研究クルーは、性別、国籍、職種が入り交じり、多様性に溢れている。人格者ばかりであり、一年間の月面基地滞在をやり遂げられるタフな人間ばかり。皆が月での成果を地球に持ち帰ることを楽しみにしている。
ただ一人をのぞいて。
地球帰還は最重要ミッションの一つであるため、地球を出発する前から何度もシミュレーションを繰り返している。月での活動の間にも訓練は重ねていたため、あらためて準備するようなこともない。軽い緊張はあるものの、クルー全員の様子は落ち着いたものだった。
ブリーフィングルームの手紙に気がつくまでは。
手紙に書かれていた文章は短い。
「我は月の住人。地球人は一時間ごとに死ぬ」
はじめは軽い冗談だと誰もが思った。誰かが最後にサプライズで楽しい思い出でも作ろうとしているのだと笑っていた。
しかし一時間後、クルーの一人が溺死した状態で見つかる。
あるクルーはパニックになり、別のクルーは冷静に状況を把握しようとする。
地球に連絡をするものの、シャトルのプログラム上、帰還のスケジュールを変更することはできない、と言われる。
各自が気をつけるものの、それでも油断があったのかもしれない。一時間後、一人のクルーの死体が墜落死したとしか思えない状態で見つかる。
重力の軽い月で墜落死することなんて有り得るのか?
月面には我々しかいない。でも、一年間ともに過ごした仲間がこんな酷いことをするなんて信じられない。それに、もしも一人だけ最後に残ったとして、そいつはどうするつもりなんだろう? リアルタイムでこちらのことは地球に伝えているのだから、一人で地球に帰還したとしてすぐに捕まってしまうだろう。
月の住人とか言ったところで食料はもう予備しか残っていない。何よりいずれ酸素がなくなる。そんな状態で月に残ったところでなんになる。頭の狂った自殺願望者だとしか思えない。
でも、そんな人間が一年間も月面で過ごせるとはとても思えない。この一年間で何があったんだ。
残ったクルーは六人。シャトルの出発時刻まで六時間。クルー同士の隠れた人間関係が明らかにされていく中、クルーは地球に帰ることができるのか。犯人は何を望むのか。
2025年5月28日 午後7:13
これに対する本庄さんの返答がこちら。
【本庄】
☆結婚式殺人事件
フーダニット+ハウダニット+ホワイダニットが全部揃った、ミステリオタク垂涎の事件になっていると思います。誰が敵か味方か分からず、緊迫感が凄まじい。事件としてかなり面白い一作に仕上がっています。
☆密室スペースシャトル
事件の第一話としての緊迫性が高いところがかなりいいですね! 一時間ごとに死ぬと言われ、時間的猶予もなく、実際に死体がぽんぽん出てくるという時点で、祭りに出す事件としても、かなり魅力的になるでしょう。
少し厳しい言い方になるかもしれませんが、二つのストーリーはいずれも長所・短所が似通っている印象です。
長所は事件の内容です。洗練されていて、事件の内容そのものに個性があり、事件の内容一発で読者を引っ張ってくることができる。公募レベル、商業レベルとして考えても、とても面白い事件だと思います!
これも個人的な意見ですが、気になるところがあるとすれば、祭りにおいて、投票において必要なのは「応援」になるところです。
読者の方に応援してもらう。理性的な魅力に訴えかけるより先に、直感で好きと言わせる・応援したくなる作品に、皆さん投票なさいます。
祭りではミステリオタクは少ないですから、事件だけでは好きになってくれません。ミステリオタクも、案外事件を魅力的にして論理構造をしっかり詰めたところで、理性的な魅力の方が高まるばかりです(めちゃいいことなんですけども)。
祭りには両方必要なので、ここに直感的に応援したくなる要素を足していく必要があります。
・探偵としての魅力→1話時点で推理をさせる。ギミックを入れる
・キャラの魅力(同情できる過去、面白いエピソード)
・どんでん返し
のいずれかが入りはしまいか……というところです。「あっ、そうか」、「言われてみれば」といった、1話での衝撃ポイントをつけていきたいところ……。
理性的な魅力、事件としての魅力は非常に長けていらっしゃるので、直感的な魅力方面のアイデアも、是非とも拝見したいです。
2025年5月28日 午後10:56
このあたり、非常に参考になるのではないでしょうか? 最近の書き出し祭りでは、ミステリ系の作品が増えてきている印象なので、取り入れてみるとよいかも?
このあとの4つ目のネタだしで『廻り髪結い』の原型が出ます。
【阿下】
舞台は江戸、吉原。語り手は髪結い見習いの少女。少女の師匠は、遊女専門の女髪結い。師匠は、太夫に間違えられるほどの器量と、髪を結ってもらうと太客がつくという評判で、遊郭で一番人気の髪結いである。
少女は幼い弟妹をかかえ、とにかく稼げるようになりたい。師匠は、女も自分の腕で稼がなきゃいけない時代だという考えの持ち主。そのわりに普段の生活はとてつもなくだらしがなく、抜けていることも多いのだが、少女は師匠の身の回りのお世話をしながら、髪結いの技術と生きる術を教えてもらい、一日でも早く独り立ちできるよう日夜奮闘している。
師匠が人気なのはもちろん髪結いの腕がよいのもその理由だが、実は隠れた理由がもう一つあった。師匠は、持ちこまれたよろづの迷いごとを話を聞いただけで解決してしまうという特技があったのだ。
たくさんの遊女の髪を結うなかで、師匠の元には吉原中の様々な情報が集まってくる。絡まった髪を粗櫛、中櫛、鬢櫛と色んな櫛を使ってとかすように、師匠は謎を解きほぐしていく。普段のちゃらんぽらんな姿からはとても想像つかないその様を、見習い少女は憧れのまなこで追いかけていた。
ところがある日、師匠が吉原の中で起きた事件の下手人として捕らえられてしまう。事件の起こったとされる時刻、師匠は少女と一緒にいて間違いなく下手人ではないのに。だが、少女の言い分は聞き入れられず、師匠は連れていかれてしまう。
絶対、下手人は師匠じゃない。誰かが師匠を陥れようとしているのだ。
だが、その謎を解きほぐすことが自分にはできない。髪結いだって師匠のようにできない。たくさんの遊女が師匠に髪を結ってもらうことを待っているのに。
少女が師匠の道具入れの前で泣いていると、語りかける声が聞こえる。
「やれやれ、顔だけが取り柄の女の次は、こんな乳臭いガキかい。女のいろはも分かってないガキが、どうやってあたしを使うってんだ」
「だれ?」
「べそべそ泣いてる暇があったら、早いとこあんたの師匠を迎えに行きな。あんなでもおまえよりはまだ使えるからね」
「え? 櫛?」
それは師匠が一番大事にしていた仕上げ用の櫛。師匠がそのまた師匠から譲ってもらったといっていた、使いこまれて艶の出た櫛に少女は叱咤されている。
「どういうことですか?」
「どうもこうもあるかい。あの女が下手人じゃないなんてどんな阿呆でもすぐに分かるだろうよ」
「え? そうなんですか?」
「おまえ、まさかこんな簡単なことがわからないなんて言うんじゃないだろうね?」
「あなたは分かってるんですか? この謎が」
実はこれまで謎を解いていたのはこの櫛だったのだ。師匠は、櫛から聞いた話を話していただけ。
「あんな抜けた頭の女が謎解きなんてできるわけがないだろう? まあ、髪をとかすのは多少はできたけどね」
櫛の勢いに少女は言葉が出ない。
「さ、行くよ。あたしが仕上げてやらないと女たちは商売にならないからね」
太夫よりも美しすぎる(ただし超絶いいかげん)女髪結い×どんな謎も解き明かす(ただし超絶口が悪い)古櫛×二人にふりまわされっぱなしの健気な髪結い見習い少女=???
みだれ髪と絡まった謎、すべて解いて差し上げます。
2025年5月29日 午後9:33
櫛がしゃべるというネタは入っていますが、つかみである夕霧大夫のかんざし消失事件は影も形もありません。
これを受けて本庄さんから、
【本庄】
細かい部分のお返事は後にさせていただくんですが、めっちゃいいです!!!!! めっちゃいい!!!! もう他に言うことなし!!!!!
2025年5月29日 午後10:58
と大絶賛。自分でも、これはいいんじゃない、と感じていたので、よしっ! と思ったのを覚えています。
5つ目のネタだしもしたのですが、自分の中で『廻り髪結い』が気に入りすぎて力が入らず、途中で投げ出してしまいました。
【阿下】
某国立大学。サークル棟でだらける四回生女子と一回生男子。四回生女子は院試に受かっていて、マスターに進むことが決まっているので、当面やることがない。弛緩しきったモラトリアムの極地にいる。逆に、一回生男子は情熱を燃やしまくって入学したものの、その情熱を持って行く先を見失っており、完全迷子の状態でくすぶっていた。
ここは大学非公認団体、起業部。イノベーションを起こすために集まった部員たちのモチベーションはだだ下がりだった。
四回生女子は工学系で機械が専門。
「先輩の技術で社会貢献しましょうよ」
「あんた、私がどんな研究してるか知らないでしょ。そんなてきとうなことばっか言ってるから、いつまで経ってもパートナーが見つからないんだよ」
起業部では、部内でパートナーを組んで起業することが目標なのだ。
「先輩だって一人もんじゃないですか」
「誰も私の技術を活かしきれないんだよね」
四回生女子は見ただけでは何をするための機械なのかよく分からないものばかり作っていて、起業部の部室に転がっていた。
「これって何ができるんですか?」
「あ、変なところを触るな、あ!」
「変な声、出さないでくださいよ、誤解されるじゃないですか」
「いや、ホントにだめ。やめて!」
焦る女子。笑う後輩。突然、謎の機械から謎の液体が飛び出し、後輩の顔を黒くする。
「くさ! マジでなんなんですか、これ」
「エロスイカススミス。エロいワードに反応してイカ墨が発射される。エロワードの判定に生成AIを組み込んでるんだけど、基準がなかなか難しいんだよね。あ、イカ墨は今日の朝、釣ってきたばかりの新鮮なやつだから安心して」
このあと謎の機械を使って色んな事件を解決していく話を考えようとしたけど、ボツ。
昨日のがよかっただけに、今日難しいです
2025年5月30日 午後6:44
にも関わらず、本庄さんはこれをきっちりすくい上げてくれます。
【本庄】
起業部のアイデアとキャラクターは非常にいいと思うので、祭りで自分がよく言っている内容になるんですけど、物語の小目標(1話時点での課題)と大目標(物語全体の目標)を設定したら、没にせず手札にできそうな感じがしますね。
ちょっと自作語りで恐縮ですが、自分の過去作で上位に入ったやつからご紹介しますね。
[ネイビーカラード・モダンガール]
・小目標:海軍を裏切る選択を迫られる
・大目標:ビルマでの任務をなんやかんやする(一話ではこの程度の解像度だったはずです)
[夜の新宿、温めますか?]
・小目標:店長を出勤させない
・大目標:カメラ映像が消えるまで、死体を見つけさせない
[はぐれた僕らのカンパーニュ]
・小目標:横領犯の証拠を一つずつ探していく
・大目標:横領犯を見つけて20億ゲットする
[ふたりぼっちの煙硝使い]
・小目標:迫害してくる親族に舐められない
・大目標:秀吉に復讐する
☆小目標は、小目標の課題そのものをつきつけて、これからどうするという引きでもいいですし、その解決策を出してしまってもいいです。どちらが気になるかはその時次第です。小目標が達成困難であれば、読者は大風呂敷を広げただけだと思ってしまうでしょう。
メインは四回生女子(若さとかを意識しないなら、魑魅魍魎感を出すために博士課程でもいいかも)で、この女子で票を取るつもりで行く。
私はバディものにしちゃうので、一回生男子と四回生女子でサクッとバディにしてみます。どんなバディにするか迷ったら、世の中の漫画や小説の、グッとくるコンビやバディを見て、エッセンスを借りていきます。
案①:四回生女子が貧乏で、一回生男子がお坊ちゃん。金目当てに一発当てたくて企業部に入った女子と、一人で会社を作って親に認められたいが、一発当てる方法が分からないお坊ちゃんのバディ。
→やはりバディとして「金持ちと貧乏」はかなり使いやすいです。ただしそこには金持ちが貧乏に絡む動機がいる。その動機として「親」は使いやすいです。親と不仲なボンボンが好きなのもありますが、使いやすさが大いにあります。
案②:四回生女子がバカ、一回生男子が天才。企業部で持て余されていた四回生女子だが、企業を計画していた一回生男子が、とある四回生女子の強みを見込んで勧誘(例:バカだがそれっぽく喋るのが上手い/バカだが体力ゴリラ/バカだが機械の才能がある)
→「バカと天才」も使いやすいですね。ただしそこにも天才側がバカと絡む動機がいります。対等な関係でなければバディにならないので、それぞれに強みと弱みが必要なわけです。
今回はミステリ系統にしなくてもまとまりそうなので、小目標と大目標を考えます。
大目標が先の方がまとまりやすいことが多いですが、自分がそうというだけなので、小目標の方が思いつきそうならそちらでも。
大目標:就活せずに起業してそのまま就職する
小目標:
案①の場合:四回生女子が小金を稼ぐために作った発明品が、かえって二人の計画を邪魔してしまう
案②の場合:資料なしでぶっつけ本番のプレゼンが必要になる。四回生女子のそれっぽいトークで乗り切ろうとする。
ちょっと小目標が雑なので恐縮ですが、こんな感じで組めば、全然没にならずに話を進めることができるのではないかと思います。
いかに納得できる大目標を作るか、いかに整合性があって切羽詰まっていそうな小目標を作るか、が鍵となるのではないかと思います。
こういう観点から考えれば、没にはなりませんよ! むしろ伸びしろのあるいい案です。ちなみによっぽどの場合だと、小目標とかを設定したところでどうにもならない場合もあるので、そういうのは残念ですが没となります。
2025年5月30日 午後7:22
本当はこの起業部のネタは別で使おうと思って省略しようかと思ったのですが、ここの本庄さんのアドバイスが作品づくりにめちゃめちゃ参考になると思ったので、公開することにしました。
5つのネタを読んでもらい、本庄さんのリアクションの良さと、自分自身の手応えから『廻り髪結い』でいくことを決定しました。
この後、ネタ段階の『廻り髪結い』に対して、様々な意見をいただいたのち、初稿を書き上げていくのですが、ちょっと長くなりましたので、それは次回に。
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