第3話 面接日
応募した職場から数日がたった日に連絡がきた。
若者「もしもし」
電話の相手「お世話になっております。えだまめ生活介護の栗山です。えっと、面接ご予定の舞迴 孝一(ムカイ コウイチ)様でお間違いないですか?」
ムカイ コウイチ「はい、間違いないです」
栗山「それでは、メールに記載されていた面接日日程の確定を致します。それではよろしくお願い致します」
ガチャリッ と電話が切れた。
ムカイ コウイチ「まぁ、なんとか面接か。とりあえず履歴書書くか...コンビニいこ」
コウイチは、簡単な履歴書の書式をインターネットから探しコピーしようとコンビニに向かった。
コンビニに着くと早速印刷機に向かった。
20円で履歴書のコピーを出した。
コウイチ「んー、なに書くかな~」
帰りの途中で何を書くか考えながら帰った。
家に着くと鍵を玄関に置きテーブルに向かった。
テーブルに履歴書を置いてボールペンを用意した。
コウイチ「んー、直近だと数ヶ月続いた会社があったな...それにしておくかな~。それと3年働いた会社は書くべきだな」
コウイチ「んっとー、会社の名前は...」
コウイチは、部屋をあら探しするように過去の勤め先の離職票を探した。
そして、面接日当日となった。
車で面接指定場所に向かうと平屋の建物が2練で大きめの敷地があった。
畑や駐車場が広く働くには十分のスペースが整っていた。
平屋の建物は、端に渡り廊下があり行き来できるようになっている。
建物には、一般家庭の玄関が出迎えるように空いていた。
コウイチは恐る恐る近づくとなにやら賑やかな声が響いていた。
空いてる玄関から1人の女性支援員が出てきた。
女性支援員「あら?どなたですか?」
コウイチ「あ、あの...面接にきたムカイ コウイチです...」
女性支援員「面接の方ですね!どうぞこちらに!!」
手招きされるように玄関に入った。
スリッパを用意して貰い中に入ると賑やかな光景を目の当たりにした。
わちゃわちゃとたくさんの方が賑やかに遊んでいた。
なんやら昔遊びをしているようだ。
女性支援員「少し驚いていますね!今はかごめかごめを皆でやってるんですよ!」
コウイチ「あ...はい...」
女性支援員「ちょっと待っててください!今、面接担当の方をお呼びしますね♪」
そういうと、賑やかな広い部屋でポツリと立たされた。
男性支援員「お?面接の子?よろしくね」
コウイチ「あ、はい。よろしくお願いします」
男性支援員「もっとハキハキ喋りな!元気よく!!」
コウイチ「あーはい。そうっすね」
男性支援員「あぁ?まぁいい。あっちの静養室が面接部屋だから行ってな」
コウイチ「はい、ありがとうございます」
賑やかに遊んでいるところの端を通った。
マットに寝ている男「うわーーーん!誰か座って~~!!」
女性支援員「はいはい、岩尾さん。待っててね」
様子がおかしい男性「ピィィィー!ピュルルルルッ!!」
体が一回り小さい女の子「んむ、あむ、むむむむっ」
コウイチ「ここはいったい...」
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