第15話

服飾系総合テナントビルを出た二人は、渋谷の街をぶらぶら歩きながら駅の方へ向かう。


「ねぇ、さっきハチ公のところ、あの集会の人たち、みんな掃除してる」河香葉が驚きの声を漏らす。


「え、掃除するんだ…意外ー」と瑞川も感心した様子で笑う。

街角の雑踏や雑音の中で、二人はちょっとした驚きと面白さを共有しながら、歩幅を合わせて進む。


やがてバス乗り場に到着し、二人は帰路のバスに乗り込む。座席に腰を下ろすと、今日の出来事を思い返しながら、互いに顔を見合わせて微笑む。


「今日は色々あったね…」河香葉がつぶやくと、瑞川が軽く頷きながら、「楽しかったね」と返す。

バスが走り出し、窓の外の街並みが流れていく中、二人の小さな冒険はゆったりとした余韻を残して続いていった。

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