再会

夜桜モナカ

第1話

「うん……一人で大丈夫」


「行ってきます」

 車から降り、送ってくれた母に手を振る。

 やがて車が見えなくなると、紫月しづきはリュックサックの肩ベルトをギュッと握りしめた。

 七階建てのビルに入り、エレベーターで一気に六階へ。

 無機質な廊下を突き当たりまで歩き、右手のドアの前に立った。

『〇〇高等学校 通信科』


 ここまで来るのに、かなりの時間を要してしまった。

 昨年まで全日制高校に通っていたが、クラスメイトや先生と上手く馴染めず。二年生になる頃には、すっかりいじめの対象になっていた。

 静かにしていれば落ち着くだろう……なんて考えは甘かった。日が経つごとにいじめはエスカレート。もう授業、勉強どころではなくなっていった。耐えて高校を卒業するか、転学するか、いっそ高卒認定を取って独学で大学を目指すか……。

 その決断を下すのに、実に一年もかかった。三年生になった春、「もう1年耐えるなんて絶対に嫌! もう限界!!」と、母の膝の上で大泣きしたことがきっかけだった。様々な選択を吟味し、紫月は高校三年生……高校生最後の一年にして通信制高校に転学することを決めた。


 深呼吸を一つして、ドアノブに手をかける。


 ガチャ……






「おはようございます」

 ドアを開いた先には、明るい空間が広がっていた。

「おはようございます」

「おはようございま〜す」

「おはようございます!」

 先生らしき人、生徒らしきグループが一斉に紫月の方を見て挨拶する。

 先日教わった通り、紫月はスマホにQRコードを表示させ、スキャナーにかざした。

「おはよう。それで登校になるからね」

 目の前に表したのは、優しそうな雰囲気の若い先生だった。先日の学校説明会の時に会った、紫月の担任教師だ。

「これから授業だよね? 教室まで案内するよ」

「ありがとうございます」

 紫月は先生の後をついて行った。


「今日最初の授業はここで行うからね。さ、入って入って」

 先生に促されて入った教室の風景は、大学の講義室のようだった。

 全日制と比べれば、人数自体は少ない。だが、一人で静かに過ごしている人もいれば、友達とわいわい話している人、勉強する人……様々な人が集まり、空気感としては全日制のそれとほぼ変わらなかった。

「あ、そうだ。紫月さん。ちょうどこの前入ってきた生徒さんがいるんだけど、ちょっと話してみない? 窓際に座ってる、すごく穏やかで優しい子なんだけど」

 先生が指を差した先には、一人の女子生徒が座っていた。

 窓の外を眺めていて顔は見えないが、髪型は波ウェーブのかかったボブ。また、毛先のところどころにカラーが入っている。

 机の隅には、教科書とノート、ペンケース、そして一冊の本が置いてあった。ブックカバーに包まれて表紙が見えないが、文庫本のようだ。

 授業の合間に読むつもりのようだが、今は窓の外の何かに夢中のようだ。もしかしたら、ただ六階からの眺めを見ているだけかもしれないが。

「……じゃ、じゃあ、せっかくなんで……」

 紫月が頷くと、先生は女子生徒へと近づいていった。

「まゆかさん、おはようございます」

 女子生徒は少し驚いたように、先生と紫月の方に視線を向けた。

「こちら、新しく入った三年生の安田やすだ紫月さん。これから一緒に勉強していくと思うからよろしくね」

 先生からの紹介を聞き、女子生徒は明るく朗らかな表情になった。

 ご丁寧に、椅子から立ち上がって紫月に体を向ける。紫月より頭一つ飛び出た、高い背丈だ。

「初めまして、二年の小平こだいら麻由加まゆかです」

 恭しく頭を下げた女子生徒——麻由加。

 その姿と、その名前に、紫月は思わず口を開いた。

「まゆか……?」

 怪訝になった声に驚いたのか、麻由加は不思議そうな顔で紫月を見つめた。

「はい……あ、もしかして」

 ハッとしたように口に手を当てた。

「◇◇中学校の、しづき……さん?」

「そうです……けど」

 そっちかよ、てか、なんで知ってるの?と紫月は心の中でつぶやいた。麻由加は、どうやら紫月のことを大して覚えていないようだ。

「おっ、二人とも知り合い?」

 すると、先生が興味津々に訊いてきた。

 麻由加は紫月と先生を交互に見ながら、真っ先に口を開いた。

「私も同じ中学校なんです。紫月さんは、確か生徒会長に立候補されてた……」

「はい……そうです。落ちちゃいましたけど……」

 あはは、と変な愛想笑いが口から出た。

 中学校、同じところだったの?というツッコミのような、疑問のような感情を隠すので精一杯だ。

「実際にお会いすることは少なかったかもしれませんが、覚えていてくれて嬉しいです。これからよろしくお願いします……!」

 麻由加は嬉しそうに会釈した。だが、紫月は滅多に見ることのなかった恭しさや、自分を先輩として接する仕草に、思わず「はぁ……よろしく」と曖昧な返事をした。

「最初は緊張することも多いと思うけど、ゆっくり慣れていけば良いから。何か分からないことがあったら、麻由加にバンバン訊いてくれて良いからね」

 先生はそう言うと、「じゃあ、授業頑張ってね」と教室から立ち去った。

「ありがとうございます……」

 その場には、紫月と麻由加だけが残された。

 紫月は黙って麻由加を見つめ、麻由加は緊張したのか顔をこわばらせた。

「あの……あたしの席って」

 麻由加はハッとして、周りを見渡した。

「決まってないから、空いてる席どこでも大丈夫です! 見やすい席に座ってくだされば……」

「そんな敬語じゃなくて良いよ?」

「あっ、すみません。そうで……そうだね、分かった!」

 麻由加はグーサインを見せた。

 紫月は頑張って少し口角を上げて、「じゃっ……」とその場から立ち去った。

 紫月が選んだのは、廊下側の一番後ろの席だった。

 リュックサックを下ろし、席につくなり項垂れて頭を抱えた。

 ——うーわ、うっそでしょ。こんなところで会うなんて。

「はぁ…………」

 思わず、ため息がこぼれる。


 ——本当は、会いたくなかった。











「い、いたいっ! いたい! やめて!」

 駐車場のフェンスに追いやり、小物を投げつけ始めた。

 普段は「年下には優しくしろ」とうるさいのに、こういう時は一個下の子にも容赦はしない。

「うるせーんだよっ!! いつもいつもピーチクパーチク泣きやがって」

 勝手に捨てられていたプラスチックの破片を投げる二年生。

「ほら、また泣いてるよ〜? 泣き虫さんなのね、カッコ悪い」

 もう一人の二年生もケラケラと笑い始めた。

「そもそも、こいつ最初から気持ち悪いよな」

 一人背の高い女の子が苛立ったように石を蹴った。多分、彼女は六年生だろう。六年生は足元にいる、一年生を睨みつけた。

「死ね、ガキが」

 次は大きめの石を一年生の顔面ねがけて蹴った。

 一年生の目に直撃し、一年生は痛がって目を擦り涙をこぼし始めた。

「ほらまた泣いた」

「泣き虫!」

「泣けば良いってわけじゃねーんだよ!」

 プラスチックを投げた二年生が声を張り上げた。

「てか、泣くなよ!! 泣きたいのは……」

 そして、後ろの方を指差した。


「紫月の方だろっ!!」


 一年生が赤く腫れ上がった目で、紫月を見つめた。

 紫月はわざと一年生から目を逸らした。

 ——な、なによ今更。あんたが……麻由加が、悪いんじゃない。






 放課後児童クラブのドアを開けたのは、見慣れない赤いランドセルを背負った女の子だった。

 かなり緊張しているらしく、ランドセルの肩ベルトを握りしめて直立不動で動けなくなっていた。どうやら、この春小学校に入学した新入生で、この放課後児童クラブも初めてきたらしい。

 後ろからは、気の強い高学年生の男の子が迫っていた。

「入って良いよ。こっちおいで」

 手招きすると、新入生はゆっくりとこちらに視線を向けた。

 残念ながら遅かった。ドアを開けた高学年生が小さく舌打ちをした。

「あの、入れないんだけど」

「……! ごめんなさいっ!」

 ご丁寧に頭を下げて退いた新入生を無視し、運動靴を脱ぎ捨て、ズカズカと部屋の中へ入っていった。

 同時に部屋から出てきた女の子は、すれ違いざま高学年生に向かって大きな声で叫んだ。

「弱いものいじめすんなよバーカ!!!」

 遠くの方から「うるせーよバカ女っ!!!」と反撃する声が聞こえた。

「怖かったね、大丈夫?」

 新入生に駆け寄ったが返事は無い。だが、その小さな体は小刻みに震えていた。

 高学年生の入った部屋を茫然と見ているようだった。

 すると、部屋から出てきた女の子が「初めての子?」と近づいてきた。

「急に怖い思いさせちゃったね。あのお兄ちゃんいつもあんな感じなんだけど、来年にはいなくなるから少しの間だけ我慢してね」

 ゆっくりと頷く新入生に、「おっとそうだ」と女の子は手を叩いた。

「初めてなら自己紹介しなきゃ。ウチは石原いしはら加依かえ

「さ、あんたもやって」と彼女は、隣の腕を突いた。

「あ、あたしは安田紫月。きみは?」

「こ、こだいら小平……まゆか麻由加です……」


「まゆかちゃんね、よろしく!」

 加依が手を出した。握手するつもりらしい。「ほら、紫月も」とまた腕を突く。

「よ、よろしく……!」

 今考えれば、二人から同時に握手を求められるなんて、変な状況を作ってしまったものだった。

「よろしく……おねがいします」

 だが、麻由加は頭の回転が早かった。

 ゆっくりと両手を差し、右と左それぞれで二人と握手をした。

 紫月と、同じ小学校に通う同学年生で親友の加依、新入生の麻由加。三人が仲良くなったのは、ここからだった。


 三人でボードゲームをしたり、中学年生と人狼ゲームをしたり、優しい高学年生に勉強を教えてもらったり。

 気が強すぎる人たちが時々絡んでくるのがすごく厄介だし、やはり急に怒鳴られたり暴言を吐かれるのはかなり心に大ダメージ。だが、一興のようにスタッフさんを呼んだり、加依に頼んで言い返してもらったり。

 最初は賑やかでかなり楽しかった。特に、小学校では友達ができずいじめられてしまった紫月にとっては、貴重な友達関係だった。


 小学校が夏休みの間も、お盆以外なら放課後児童クラブに遊びに来れる。

 どうせ一緒に遊ぶ友達もいない、旅行に行くほどの体力は無い。紫月は毎日児童クラブに通っていた。

 そして、麻由加も。麻由加はこの児童クラブがかなり気に入ったらしかった……というより、紫月や加依に会いにきていたのだろう。

「よし、麻由加。今日は何して遊ぶ?」

「じゃあ、かぞくごっこのつづきやろうよー!」

「分かった。加依がいないから、『お姉ちゃんはお泊まりに行っている』ってことにしようか」

「うん!」

 残念ながら、加依は夏休み中ほとんど旅行三昧。夏休み中は、ほとんど児童クラブに顔を出さなかった。


 事は夏休みが明けた直後に起きた。

 紫月と麻由加が、児童クラブに入会している人の名簿を見つけた時だった。

「へぇ〜、みんなこんな名前してたんだね。『加依』で『かえ』って読むんだ〜。この子も仲良いけど……」

 それを聞いた麻由加は、紫月に自分の名簿を見せた。

「わたしは、このひととこのひとがすきかも!」

 麻由加が指差したのは、男の子の名前だった。

「え〜? あんた、二股したいの!?」

「ふたまた……ううん、うわきじゃないよ。やさしいね、ってこと」

 紫月は「いやいや!」と片方の名前を指差した。

「こいつ、めっちゃ変なやつだよ? 去年なんか、この部屋の中、下着一枚で走り回ってたんだからね??」

「えー、なにそれ。じゃあ、やめとこ」

「やめとこって……あんた……!」

 そうこうしてるうちに、二人にはいつの間にか、名簿を見て自分との”仲良し度”を数値化する、という遊びが始まっていた。

 数字が増えていくごとに仲良し度は上がり、1や2は自分と仲良くない人、3や4はあんまり、普通な人、5が一番仲良い人、と決めて振り分けていくことにした。

「あたしは、やっぱり加依とは”5”だし、麻由加とも”5”!!」

 紫月はサクサクと振り分けていった。麻由加はよく分からないのか、知らない人に対しては適当に振っているようだった。

「わたしもできたよー!」

「見せて見せて……って、下の方あんま書けてないじゃん」

「あ、ほんとうだ!」

「何してるの? ちゃんと書いてよ〜」

 麻由加が名簿の空欄を数字で埋めてると、『安田紫月』の欄までたどり着いた。

「これって?」

「それ、あたしだよ。やすだしづき」

「しづきちゃんか〜、しづきちゃんは、じゃあ……」


『3』


「えっ……」

「さん! 一番仲良いじゃなくてあんまり、かな?」

 麻由加はニコニコと笑っていたが、紫月の顔を見て表情を変えた。

「しづきちゃん……どうしたの?」

「あんた……あたしのこと……友達だと思ってなかったの……?」

「えっ?」

 麻由加は一瞬驚いたが、急いで『3』を消し、愛想笑いを浮かべた。

「ご、ごめんごめん! じょうだん! ほんとうは5だよ!」

『安田紫月 5』と書かれた名簿を見せたが、紫月は首を横に振った。

「いや……もう良いよ。あたしの機嫌を取るために変えたんでしょ」

「ま、まって……ごめん。ごめんなさい。ほんとうにじょうだんで、そんなつもりじゃ……」

「もう良いって。ちょっと一人にさせて……」

「まって! まって、しづきちゃん! ……ご、ごめんなさいっ!」

 紫月は、一人で部屋の奥へと姿を消した。


 子どもたちのお菓子を作るキッチンの奥には、物置のような狭いスペースがある。

 危険だから入らないようスタッフさんには言われていたが、子どもたちの間ではちょっとした秘密基地だった。

 その日、秘密基地には誰もいなかった。紫月はそこに入り込むと、突っ伏して泣いた。ずっとずっと泣いていた。

 窓からスタッフさんと麻由加の声が聞こえた。

「さよーなら!」

 麻由加の声は明るかった。


 それ以来、紫月は麻由加と顔を合わせないようにしていた。

 麻由加は紫月に会いたがっていたし、謝りがっていたらしいが、紫月はそれどころではなかった。

「紫月、どうしたの? ……麻由加となんかあった?」

 声をかけてきたのは、お盆明けになって久々に児童クラブに来た加依だった。

「加依……。あのね……」

 紫月は泣きながら、麻由加にされたことを話した。

「はぁ!?!? 何それひどっ!! 最低じゃん。もう良いよ、そんな奴と一緒にいなくて」

 加依はものすごく怒った。紫月の予想以上に怒鳴っていた。

「麻由加って、本性は飛んだクソ野郎だな。くっそ、やり返してやりたい」

 紫月はとめどなく流れる涙を拭った。

「あたしも、仕返ししたいよ……」

 それを聞いた瞬間、加依の表情が明るくなった。

「おっ、マジで? する?」

「え……でも……」

「良いよ良いよ! ウチ、強い友達たくさんいるから。やっておくよ」

「でも……そんなことしたら……」

「だーーーーーーいじょーーーぶだって!!!!! ちょっと呼んでくるよ」

「……うん、分かった」

 ウキウキした様子で加依は立ち去っていった。

 気は引けたが、加依を止めることはもうできない気がした。



「い、いたいっ! いたい! やめて!」

 仕返しが始まった。

 加依は仲間を引き連れて、麻由加を駐車場のフェンスに追いやり、小物を投げつけ始めた。

 普段は「年下には優しくしろ」とうるさいのに、こういう時は一個下の子にも容赦はしない。

「うるせーんだよっ!! いつもいつもピーチクパーチク泣きやがって」

 勝手に捨てられていたプラスチックの破片を投げる加依。

「ほら、また泣いてるよ〜? 泣き虫さんなのね、カッコ悪い」

 加依と同学年の仲間もケラケラと笑い始めた。

「そもそも、こいつ最初から気持ち悪いよな」

 一人背の高い女の子が苛立ったように石を蹴った。あまり話したことはないけど、多分、彼女は六年生だろう。六年生は足元にいる、麻由加を睨みつけた。

「死ね、ガキが」

 次は大きめの石を顔面ねがけて蹴った。

 見事目に直撃し、麻由加は痛がって目を擦り涙をこぼし始めた。

「ほらまた泣いた」

「泣き虫!」

「泣けば良いってわけじゃねーんだよ!」

 プラスチックを投げた加依が声を張り上げた。

「てか、泣くなよ!! 泣きたいのは……」

 そして、後ろの方を指差した。


「紫月の方だろっ!!」


 正直、加依たちのいじめは、”仕返し”にしてはやりすぎだと思った。

 だけど、自分ではどうしたら良いか分からなかった。激昂した加依や高学年生たちをどうやって止めれば良いか分からないし、彼女たちは自分のために怒って、自分のためにこんなことをしているのだ。

 今思えば、自分が児童クラブに通えなかった間、親友であった紫月と自分以上に仲良くなった麻由加への嫉妬なのかもしれないとも考えられるが、当時は気が付かなかった。

 それに何より…………


 麻由加がどうしても許せなかった。






 数ヶ月もしないうちに、麻由加は児童クラブに来なくなった。

 そして、年が明けると、名簿から『小平麻由加』の名前は消えていた。

 ——あ、あたしが、麻由加をやめさせた……

 でも、仕方ない。ああするしかなかった。











 小学校高学年生になった頃に中学受験を決め、苦しい思いをしながらも無事に合格できた。

 中学校でも学校に行けなくなることは多々あった。だけど、二年生の時、過去の経験を活かして生徒会長になろうと思った。立候補して、演説して回った。

 あの時、麻由加もいたなんて想像もつかなかった。


 ——麻由加は児童クラブのことを覚えていないようだし、加依もあたしのことなんてとっくに忘れてるよ、きっと。

 そう思ってはいたが、同じ教室にあの頃の麻由加がいる事実が、紫月にとっては耐えられなかった。

『初めまして』じゃない、本当は『実際にお会いすることは少なかったかもしれませんが、覚えていてくれて嬉しいです。これからよろしくお願いします……!』なんて言われる筋合いない。


 ——罪悪感があるなら、ちゃんと謝らなきゃだよね……。


 でも、それでも。


『3』

「さん! 一番仲良いじゃなくてあんまり、かな?」


 本当に、本当に辛かった。

 たとえ、本当に一年生なりの冗談だったとしても。




 ——やっぱり、麻由加のことは許せない……




 紫月は机に突っ伏した。


 加依はもういない。

 麻由加のことは許せない。




 紫月は、静かに涙を流した。

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