第7話 イノシシの祈り
最終決戦の夜。
村の広場に怨霊たちが現れ、血の雨が降り注ぐ中、俺は完全に山の神の姿となって立ちはだかった。
牙をむき、赤い瞳が夜を切り裂く。
激しい戦いの末、怨霊たちは封じられ、村に再び静けさが訪れた。
しかし、俺はもはや人間ではない。村人たちは俺を恐れ、遠ざけた。
だが、祖父の言葉を思い出す。
「おまえは山の守り神や。村を見守り続ける存在なんや」
俺は山の中で新たな祈りを捧げる。
村の未来と、山の平穏を願いながら。
いのしし ジュラシックゴジラ @JWAGB
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