【短歌】 九十一 〜 百

六度七体温計や仕事せよぬかせ平熱最期の恋ぞ





羅生門老婆の着物剥ぐようにごねる半裸を脱がせて湯船





だーれだをハンマーヘッドシャークにもするならパンのトングみたいに





歌うなら波だけでなくフナムシもほんとの湘南稲村ヶ崎





君の眼は悲しいくらい差し色で思わずそっと視線そらせた





ハッカーもカニの身ほじる手間暇は流石にハックできないうまい





窓ガラス割らないバイク盗まないきしまないただ黙りはしない





犯人へ告ぐ編み込みをやめろ直ぐ大泥棒だサイドアップは





幼くて拙い好きが蒙古斑みたいに消えてホテルのデート





六度七体温計や仕事せよぬかせ平熱最期の恋ぞ





こんばんは惣流・アスカ・ラングレーぼくのなまえは横林大(よこばやしだい)





  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

三十五歳の秋、一人百首。 横林大(『バケツズ』より) @yokobayashidai2

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ