『詞(3)』その1

■男性側の詞


天上界より、地に降り立ち

 天津神の我が妻

  曇天を砕き、地を震わす

千の願いの雷電(らいでん)

聖なる堊宮堊(アクア)よ

――篤愛(とくあい)を捧げる、我が妻

 この身が朽ちても、君を護り続け

我が剣は、悪鬼どもを滅ぼし

 猛火を迎え撃つ。

最愛の我が妻。私の命よ。

 夫として、妻である君を擁き

君との、刻(とき)を生きる

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