はぁ、最強は忙しいシクシク
アタシは、"対邪神・悪鬼対応課"で、数年生きてきた。初めはどうでも良いと思ってたけど。『邪神・悪鬼』による被害を少しでも減らすことが出来るのはなんだか少し誇らしい気分だ!ちなみに今アタシはザッと人間を63人ほど殺している『邪神』の始末をしている。
「アハハッ!!このアタシにかかれば君みたいなひ弱な邪神なんて瞬殺なのだよ!!アッハッハ!」
...グシャ
「アハ、弱いねぇ...。そんなのだからアタシみたいな人間ごときに負けるのだよ、バーカ!」
「そこまで、煽らないの。それにカヤ、貴方だって邪神の力を借りてその力を使ってるのだから。人間ごときには少し違うんじゃないの?」
「ムムッ...」
アタシが契約している『邪神』名前なんだけ?なんか本名が覚えにくかったから、たしか、あっ!思い出した。"先生"って呼んでたんだ!アハッ、アタシってば天才♪
「先生、確かに『邪神』の力は借りているが、所詮は人間さ。先生みたいなバカみたいな力なんて無いからね」
「それも、そうね。それにさっきの子すごく弱かったしね」
ブーブー
「ア゛?待て待て、もしかして、仕事の電話か?今終わったところだぞ?そ、そんな仕事なわけないか..無いよな?」
アタシは震えながら電話をとった
「はーい、どうしましたか?あっ!もしかして、宴会のお誘いですか?なら美味しいジュースがたくさんある所でお願いします!それじゃまt
「おい!!!宴会の誘いのわけねぇだろ。仕事だ仕事。お前が今いる所から約800m南東方向だ。5番執行人が苦戦している。加勢してこい」
「はぁ?まてまてまて、アタシは今終わらした任務でもう、10件目ですよ!?追加されたの!初めはたった2件の簡単なお仕事だったのが、どんどん追加されて、ついに12件も連続でこなしてるのよ!?なのに、まだやれって?ふざけてんじゃん!それに5番執行人そんなに弱くはないでしょ?いく必y
「これは決定事項だ。とっとと行ってこい」
ツーツー
静かに、電話が切れたケータイを見て、アタシは握りつぶしそうになったが。やめた。なぜなら、
「壊しちゃったら、ゲーム出来ないじゃん!!大問題だよー!!」
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