スピルト・ミルク

思惑としての街にて人間と商業がする領土戦争

呼吸しているだけの日々折り重ねやがて化石として出土する

波として踊る超常現象のきみを解析するラボラトリー

「じゃない方」として楽しく過ごすけど陸地は海のなりそこないで

あわあわの浴槽でふと考えるこれまでのことこれからのこと

酒飲みの父がかつてはいたきみの酒飲み用の青椒肉絲

It's no use crying over spilt milk. So what?　泣く

眠れない夜は影絵をして遊ぶ　二人ならケルベロス作れる

断面でこの瞬間を定義する勢いつけて崩すミルフィーユ

凹凹としてここにいる二人だし卍みたいな形態めざせ