時代に逆らう

たんぽぽ

1

私は王道が嫌いだ。

嫌いと言うより、王道に興味が無い自分が好きという方が正しいのかも。

世間一般的にJKというのは皆王道が好き。

SNSで流行ったものは全て取り入れ、「流行りに乗っている自分」を確立する。

それと同時に、そのJKを羨み同じような王道派も生まれる。

世間はこの巡りでできていると感じる。

好きな〇〇は?というただでさえ王道の質問に王道すぎる答えをする人にも

「あぁはいはい。そんな感じね。」

と思ってしまう。

この時代、皆が興味を示さないものに夢中になる方がアスファルトに咲く花のように安定した自分の居場所を得られるのでは?

流行りという物はその名の通り流れて行く。流行りが終わったものはまるで飲み終わったジュースの氷。

流行りに乗るだけ乗って流行りが過ぎれば「いたなぁ」くらいにしか思わなくなる。

私はそんな初めと終わりが世間と同じ人生は嫌なのだ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る