Simultaneity

まっくらやみの朝のリレーの先頭を走る日本の孤独な気持ち

薄明の銀の空気と街街がこすれる音はきっとチェロだね。

街中のいたるところに星がある柚子の星座に蜜柑の星座

進んでいる 朝のメトロの暴風を北極圏の吹雪の中を

カーブを抜けるひかりが見える 2人に別の最上級の海の歌

第四楽章の休符の中で私たちが確かにいた時間

貴方の願いが叶う夜僕はいちばん高い丘の上に立つ

夜も死も終わりじゃないよはじまりがするっと永久に続いてるだけ

原子モデルと星のうごきが似てることそれはきっと世界の約束

C.Q.D瞼の上に余りある闇の緞帳降りてきて 沈んだ