ハッピーアイスクリーム/光と歩く
@izumo_nemui
ハッピーアイスクリーム/光と歩く
僕はでも、君はでね、から話し出す 否定を帳消しにする魔法
この星に適応できない生物として塗りたくる保湿クリーム
少しだけ罪の意識を植え付ける さっちゅうざいのざいの部分は
心臓の後ろがたまに痛くなる 翼の幻肢痛だと思う
制限を超えて血文字になる文字を消すときよぎるトロッコ問題
先にあるはず僕が死に際に見るエンドロールの君の名の位置
無理せずと言わせた僕は無理そうに見えてるようだ(何に?)(世界に?)
俯いたひまわり小突く 足元にぺっ、と吐かれた夏の読点
口の中で金平糖が溶けていくみたいになめらかになる記憶
見過ごさず詩にできたこと 君がいた季節のおかげ光と歩く
ハッピーアイスクリーム/光と歩く @izumo_nemui
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。ハッピーアイスクリーム/光と歩くの最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
参加中のコンテスト・自主企画
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます