鬼滅の刃の映画を見た感想
第1話
⚠️ ネタバレします。作者は、鬼滅の刃をアニメ1期までしか見てません。だけど、遊郭編のOPは知っています。あと、無限列車編の映画は見ました。
劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来を見に行った。クソ映画だった。まず脚本がダメ。3つの戦いを1つの映画にまとめたせいで話がごちゃごちゃしすぎている。脚本がごちゃごちゃな上に無限城のデザインもぐちゃぐちゃだから意味わからなくなる。脚本の構成は無限列車編の方が絶対に良い。
OPもEDも完成度が低い。調べたところによると、Aimerの『太陽が昇らない世界』は作詞作曲はAimerではない。2期のOP『残響散歌』が素晴らしかったので本人に作らせれば良かったのに。LiSAの『残酷な夜に輝け』もLiSA本人ではない。作詞作曲は梶浦由記。この方が作った1期のED『from the edge』は良かったけど、今回の曲は微妙。この映画では、無限城のごちゃごちゃしたデザインを見て、キャラのセリフを聞きながら主題歌を聞くはめになるから流したところで全く印象に残らない。そもそも主題歌なんて作る必要あった?
戦闘シーンも早すぎて何をやっているのかよくわからない。目がチカチカする。こんなにたくさんの人が見てるのにポリゴンショックが問題にならないのは意外だと思った。モブ隊士や猗窩座vs炭治郎、義勇さんのところはそれが顕著だった。でも童磨vsしのぶさんの戦闘シーンはそれに比べると見やすかった。獪岳vs善逸の戦闘シーンは短くてよく覚えてない。
カナヲの怒った顔の作画だけがやけに漫画っぽくて他の作画と比べて浮いているのが気になった。あと、鬼舞辻無惨の繭?の作画のCGが実写っぽくて浮いてる感じがした。
エンドロール後のキャラの顔が大集合って必要ありました? 感動して泣いてる観客が見たら、ちょっと気持ちが醒めません?
個人的な感想だが、しのぶさんのファンの人が可哀想だと思った。しのぶさんの死を悼みたいのに、その後に獪岳vs善逸、猗窩座vs炭治郎、義勇の戦いがある上に長いから全く余韻に浸れない。テレビアニメで作ったら、こんなことにはならなかったのに。
石田彰の演技は本当に素晴らしかった。私がいつも見るアニメに出てくる石田彰は似たようなキャラばかりだからこんな演技も出来るのかと驚いた。宮野真守の胡散臭い演技も良かった。巷では、早見沙織の演技が良いと言ってる人もいたが、私には刺さらなかった。
結論。無限列車編の方が映画としての完成度が高い。この映画の興行収入が伸びてる理由って単純に面白いからではなく話がごちゃごちゃしていて1回見ただけじゃ意味がわからないからなのでは?
興行収入という色眼鏡抜きで、このエッセイを読んだあなたの感想が聞きたいです。あなたは、この映画を面白いと思いましたか?
鬼滅の刃の映画を見た感想 @hanashiro_himeka
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