第5話
読んでくれている大心友よ!!
聞いておくれ!
今さっき買い物ついでに本屋に寄ったら
ふと目にとまった表紙があったんだ。
″ メンヘラ男 & メンヘラ男に好意を持たれやすい女性の特徴 ″
それを見た瞬間、前に一緒によくゲームをしていた年下の男の子にあいつの相談をした時のことを思い出した。
「あの人は、自分に自信がない癖にでも妙なプライドや本来の俺はまだ力が出せてないだけやとか妙な自信を持っていてるし、かまってちゃん、束縛度合いが強いのと愛情とは比例していると幼稚な考えを持っていますよね?!
まさにあいつはメンヘラなんすよ!!
〇〇さん!目を覚まして下さい!!
男のメンヘラほどキモいもんはありまへん!!」
そう言われたのを思い出したのでちょっとだけ読んでみた。
確かにあいつはメンヘラ野郎ではあると思った。
それ以上に気になったのは
メンヘラ男に好意を持たれやすい女性の特徴の方!
恐る恐るみてみると
① 母性が強い
② 押しに弱く、情に流されやすい
③ 聞き上手であり、優しい
あ、あてはまる…
これはやつと知り合う以前の
昔からのわたしの性格上あてはまると思った。
とりあえず今回のやつで言うと、
あいつは知り合う前から不眠気味で
毎日深夜2時とかにようやく寝付けて、
朝6時に起床し仕事に行っていた。
ひどい時は一睡もできずに仕事に行くことも
多々あったと言っていた。
そんなあいつがわたしとゲームをするようになり、とにかく色々な話をたくさん聞いてあげ、
優しく接してあげていた。
するとある時から0時くらいになると
一緒に話しているにも関わらず
寝息をたてて寝ることが増えた。
本人も自分が一瞬でも寝落ちすることに
驚いていたのを思い出す。
『こんなこと今まで1度もなかった。
誰かと話していて寝るなんてよっぽど落ち着けてるんだ。いつも話聞いてくれて寄り添ってくれてありがとう。本当に落ち着くなー』
そう言っていた。
だからある意味わたしはあいつのことが可哀想になり、その可哀想だという情に流されたのだ。
そしてわたしなりの母性を感じ、落ち着いて寝落ちし、毎日自分の話を聞いてくれる、構ってくれる優しさが、元々あったあいつのメンヘラ気質というのがその頃からでてきていたのだろうと思う。
まー本当にわたしのことが生きる希望であったのかもしれない。
それがどれほどのものかなんて
本人にしか分からないけど、
もう少し、自分自身の力で行動するというのが必要なのではと思う。
例えばそんなに好きなゲームなら
そのゲームスキルを活かして何十万人という登録者を抱え、仕事にし成功させ生活させているならそれが魅力になるだろう。
ただひたすら現実逃避のように
親と住み続け、何もしない、仕事から帰ってきたら風呂入って、親にご飯だと出されたものを食べ、そのあとはゲームばかりしている男を
どう旦那にしたいと思うのか。
こんなこと自分で気付けなきゃおかしい。
だから結局配信に行くこともバカバカしいと思った。わけわからん女が出てきたのもあるが、
ド底辺のチャンネルに行き、配信を見てコメントしてイラつき、何のためになるのか?
やっぱりあほらしい。
でも1年2ヶ月やり取りを毎日続けてきてしまったこともあり、どうしても気になることもある。
頭でわかっていても感情とは別になってしまう時もある…
その時を踏ん張って乗り越える一瞬がつらいのだ。
ただ乗り越えてしまえば、達成できた気持ちが湧き出てくる!
モヤついた時、なんかつらいときはここで吐き出そう。
こんなこと家族には言えないんだから、
大心友が読んでくれることで
頑張れる。
いつもありがとう!!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます