夏のおとおりとおり雨過ぎ
かめかめ
夏のおとおりとおり雨過ぎ
目ざましの一分前に目をさますみたいな人をかなしとおもう
朝顔が開いて閉じてまたひらく「永遠とつづく」夏が誤字した
連獅子のごと首を振る毎日が檜舞台で玉の汗落つ
猛暑のち通り雨です忘れずに今日も今日とて晴雨兼用
注意喚起炭水化物過剰摂取素麺愛故栄養不足
入道雲カレンダーアプリふたつありまっしろなままなっとうを買う
まちがった温度設定じゃないのと心配してる渋沢栄一
過肥満という診断と脂肪肝ファン付きベスト飛んで飛んでけ
歌われた駐車場のねこどこへやら陽炎さえも立てない日向
また寝れぬスマホに入れた好きな歌あかり漏れくるときやや冷める
夏のおとおりとおり雨過ぎ かめかめ @kamekame
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
参加中のコンテスト・自主企画
関連小説
ネクスト掲載小説
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます