「君」という花が枯れるまで。

「いってて…」

「マジでごめんって…」

「はい、2人ともお黙り」

「「はい…」」

俺は現在病院にいる

なぜなら、俺の顔面にボールが命中したから

「まっじでごめん」

「許す…でもめっちゃ痛い…」

俺の鼻はまだヒリヒリと痛みが続く

「しかもこの病院なぁ…」

あの色白美少女幽霊がいた病院なんだよなぁ…

「あら、どうかした？」

「な、なんでもないです」

「次、晴都さーん　晴都朝日さん　診察室へどうぞ」

「は、はい！」

俺は緊張しながら診察室へと向かった

結果は…

「あぁ、鼻骨折しちゃってるね　はい、入院です」

入院らしいです

「お前の投げるボール、時速何キロだよ…」

「ごめんって！」

「ここが晴都さんの病室です」

「三田、今日はもう帰れよ　ボールを投げる力を弱くする練習しとけ」

「まじでごめんな！朝日」

三田は何度もぺこぺこと頭を下げた

三田が帰った時、俺は気づいたんだ

「あの色白美少女幽霊がなぜここに！？」

「幽霊！？」

その美少女は幽霊という言葉にびくっと反応した

「私は幽霊じゃないよ！」

その美少女はあまりに美少女すぎてやばかった