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  • 04 逆落としへの応援コメント

    義経の、天才肌で今までの常識が通用しない感じが魅力的すぎます
    古文の問題でも知ってる逆落としの場面のはずなのに、
    初めて読む物語のように引き込まれました

    作者からの返信

    義経というのは、それまでの戦いの作法や常識をくつがえすことができた人だと思います。
    逆落としについても、単に奇襲だけでなく、もしかしたらもっとすごい一手があったんじゃないかと思い、四苦八苦して考えた「逆落とし」です。
    お楽しみいただけたようで何よりです。

    ありがとうございました。

  • 04 逆落としへの応援コメント

    四谷軒さん、今回ウチらの自主企画に参加してくれて、本当にありがとうございます……!
    歴史という大きなテーマを扱いながら、ここまで読みやすく力強い物語を書き上げてくださったこと、ウチめっちゃ嬉しくて……つよ虫さんと一緒に読ませてもらえることが幸せやよ✨

    【総評】

    ウチ、この作品ほんま好きやわ……。
    歴史物って、重くなったり堅くなったりしがちなんやけど、四谷軒さんの文章は読み始めた瞬間から「面白い!」って思わせてくれる力があるんよね。

    義経の天才肌で掴みどころのない魅力、宗盛の迷いと責任の重さ、弁慶の忠義……
    もう全部が“生きてる”って感じがして、ページが進むたび心が揺れるんよ。

    特に、逆落としの場面の迫力とスピード感は圧巻で……
    映画みたいに場面が頭の中に広がって、息を呑んだまま一気読みしてしもた……!

    【物語の展開・メッセージ】

    「勝つとは何か」「戦の本質とはどこにあるのか」
    こういう大きなテーマを、わかりやすくドラマチックに描いてるのがすごいなって思ったよ。

    義経が“肝”を理解してるからこそできた心理戦。
    その策略が綺麗に決まる瞬間、読んでる側まで胸の奥が熱くなるんよ……。

    物語としての爽快感も、読後の余韻も、めちゃくちゃ満足度が高かったで✨

    【キャラクター】

    義経の軽さと冷静さのバランスが絶妙やね……!
    ただの英雄像やなくて、人間味があって、天才ゆえの危うさもあって、めっちゃ魅力的。

    宗盛も単なる「敵」やなくて、迷って苦しんで、守るべきものを抱えて……
    こういう丁寧な描写のおかげで、物語全体に深みが出てるんよね。

    それに弁慶の存在がまたええんよ……
    義経の言葉に嘘を感じへん瞬間、あそこほんま好き……。

    【文体と描写】

    ウチ、歴史好きやから余計なんやけど……
    この作品は表現もすごく綺麗で読みやすくて、歴史ものが苦手な人でも入れるように工夫されてるなあって思ったよ。

    緊迫した戦の描写でもごちゃつかへんし、短い台詞のテンポが良くて、読んでて気持ちええ……✨

    【気になった点】

    ほんまに完成度の高い作品やから、強く指摘するものはほとんどないんよ。

    ちょっとだけ言うたら、
    場面が大きく動く時に、読者が状況をつかむまでワンテンポ必要な場面もあったかな……?
    でもそれも読み応えの一部で、ウチとしては魅力の範囲やと思ってる✨

    【応援メッセージ】

    四谷軒さん、今回の作品、ほんまに素敵でした……!
    歴史の重みを大切にしつつ、物語としての面白さも引き出してくれてありがとうございます✨

    この作品を読めたことで、ウチもつよ虫さんも、創作の刺激をたっぷりもらいました。
    ぜひまた次の作品も読ませてもらえたら嬉しいです……!
    これからも執筆、応援していますね……!!

    自主企画の参加履歴を『読む承諾』のエビデンスにしています。
    途中で自主企画の参加を取りやめた作品は、
    この応援を取り消させてもらうことになるので注意してくださいね。

    ユキナ💞

    作者からの返信

    思った以上の好評で、私も嬉しい限りです。
    物語の展開やキャラについても、うんうんとうなずきたくなるぐらい、作者の私の意図を組んでくれて、作者冥利に尽きます。
    そして、気になる点について言及してくださったことが、何よりありがたいです。
    実は、もうちょっと字数があったお話なのですが、そのバージョンでは、ワンテンポあったのです。
    でも、そういうのも含めて、ちゃんとリライトしなかった私が力不足でした^^;

    また、レビュー、ありがとうございます!
    鮮烈な義経……まさにそれを目指しました。
    今までのコンテンツに出てくる義経に負けないよう、鮮烈さをこころがけましたので、これをまず押し出してくれて、作者冥利に尽きます!
    そしてこちらもまた、忌憚のない、ご指摘を頂戴して、嬉しい限りです。
    平家側の心情や、女性や子供たちの言葉や動き、これも泣く泣く字数の関係でカットしたところです。
    宗盛と一緒に本陣にいる二位尼や安徳天皇自身の心の動きも、たしかにあった方がいいと思います。
    その方が、義経の恐ろしさが強調できたのかもしれませんし、物語としても、深みが増したと思います。
    駆け抜ける男、義経に比して、本陣にかまえて戸惑う平家。
    そういう構図ができたのかも……と感じつつ、これらをこれからの執筆に生かしたいと思います!

    ありがとうございました。

  • 04 逆落としへの応援コメント

    面白いお話でした。義経のおいしいところを上手に切り抜いているなぁ、と感心しきりでした。

    ただの神器泥棒って 笑。身も蓋もないことを 笑。

    なんでもアリの義経と、伝統を重んじるあまり雁字搦めな平家とのコントラストもお見事なつくり。冷徹なのか無邪気なのか、ある意味不気味でもある義経のキャラクターも、とてもお見事でした! 面白かったです!

    作者からの返信

    お星様、ありがとうございます。

    義経を描くにあたって、どうすれば「おいしく」なるのかなぁと考えて書いた作品なので、お褒めいただいて、嬉しいです。

    この時の平家って、安徳天皇がいないと三種の神器を持っていても意味ないなぁと思いつき、それを義経に言わせてみました^^;

    そして平家は、自分たちこそが正統な支配者だという認識があるから、義経のような常識外からの攻撃に対応ができないだろうなぁ、とも思いまして。

    お楽しみいただけたようで何よりです^^;
    ありがとうございました!

  • コメント失礼します

    すごい……!
    いいところから始まりますね、ホント

    掴みがいきなりクライマックスからの過去話は興味がそそられます

    あと義経の話し言葉のセンスが、アリだな、と共感しました

    作者からの返信

    短編なので、「つかみはOK」をやらないと駄目なのかなぁと思って、こういうオープニングにしました^^;
    そこから過去へさかのぼれるのは、ある意味、歴史ものだからできることじゃないかな、と思います。
    義経の話し方については、魔少年というイメージで描いております。
    『鎌倉殿の十三人』の義経の中の人も、魔少年の役(たしか、「仮面ライダーW」で)をやってらっしゃったので、いいかな、と^^;

    そしてレビュー、ありがとうございます。
    この一ノ谷の戦いって、義経の活躍もさることながら、平家の方の事情が響いて負けたという面もあるので、そこは気を遣いました。
    宗盛は、たぶん戦いさえなければ「いいおじさん」のままでいられたと思います。
    一方で知盛は「いくさ人」なので、二人は微妙な距離感を持っていて、そこが負けにつながった……と思えるように描いたつもりです。
    そういう状況でも、宗盛は「いいおじさん」として精一杯なんで、そのあたりを「宗盛の物語」とおっしゃっていただき、嬉しい限りです^^;

    ありがとうございました。

  • 「戦いは数だよ、兄貴!」
    と言ったアニメのキャラがいましたが。
    天才の常軌を逸した作戦に、「普通」の知将は叶わぬのか?
    誰もやれぬという事をやるのが、真の知将なのか?
    鵯越まで、あと少し!

    作者からの返信

    お星様、ありがとうございます。

    ドズルの言っていることは合ってるんですけど、合ってるからと言って勝てるとは限らないのが、いくさというもので……^^;
    連邦の白い奴に匹敵する「強さ」を持つ知将が、もうすぐやってきます。
    時代を変える「強さ」を持つ男が……^^;

    ありがとうございました。

  • 02 院宣への応援コメント

    奢れる平家に、世が背を向けつつあるのか、後白河院のパーソナリティなのか。
    院宣に踊らされる平家。
    どういう事になるのか、歴史は淡々と語る。

    作者からの返信

    この院宣は、いったいどういうことだったのか。
    後白河としては、源平両輪で、また平治の乱以前に戻そうと思っていたのかもしれません。
    あるいは、やはり「騙し」だったのか……^^;
    これが南北朝だったら、「院宣なんて知るか」で済むんでしょうけど、平家の場合は、公卿だったこともあって、無視できません。
    とにかく、言えることは、ここで「迷い」をいだいたことが、平家にとって敗因となったのでしょう。

    ありがとうございました。

  •  遅くなりましたが、新作、拝読に伺いました。

     一ノ谷の戦いですね!
     早速に、義経の精鋭、知盛の積極果断、宗盛の優柔不断が鮮やかに描かれて面白いです。

     歴史物なので群像劇となるのは自然な事ですが、1話を読んだところでは、主語が転々として、誰の物語になるのかが分からない感じがありますね。
     これからが面白そうです。

    作者からの返信

    一ノ谷の戦いは、ものすごく有名なので、マイナー好きとしてはあまり手を出さないようにしようと思っていました(笑)
    でも、この戦いについて考えてみて、思いつくところがありましたので、筆を執った次第です^^;

    義経は説明不要の天才児なので、それっぽく書いていればいいのですが(笑)、知盛と宗盛については、彼らの連携と対応の温度差がカギとなってくるので、気を遣っております^^;

    このお話、元はもうちょっと長いお話だったので、義仲ももうちょっとクローズアップされてました。
    源平入り乱れたこの時代、このタイミング、いったい誰が主役になるのか……みんな主役かもしれません^^;

    ありがとうございました。

  • 04 逆落としへの応援コメント

    一ノ谷での義経と宗盛のやりとりがよかったです!
    「終わりだ。かかれ」の宗盛の言葉に「へえ、それは大変」の義経、それぞれの個性が出ているようで、好きです。
    誰がどのタイミングで誰を殺し、誰を生かしたか、それによって歴史が大きく変わるのは面白いですよね。
    幼い安徳天皇自身を狙う、というのは、義経の時に冷徹かつ的確な判断ゆえですよね。安徳天皇も、この義経は怖かったでしょう……!
    とても、面白かったです。ありがとうございました。

    作者からの返信

    お星様、ありがとうございます。

    宗盛さんは平家の総帥なんで、相応に振る舞っているのですが、義経は少年のままの大きくなった感じで書きました^^;
    その方が義経が「アヤシイ」「ヤバイ」という雰囲気になるかと思いまして。
    それを好きと言ってもらえて、嬉しい限りです。

    一ノ谷は歴史のターニングポイントだったと思います。
    これによって、平家は多数の死者を出し、じり貧になっていきますが、源氏の方は範頼、義経の二人でやれば勝てるという黄金パターンを見出しました。

    この時の平家は、後生大事に安徳天皇を護持しています。
    ふと、何でそんなに大事にしているんだろうと考えた時、今回のお話のネタを思いついた次第です。
    みんな三種の神器を大事にしていますが、そもそも安徳天皇がいなくなってしまえば、平家はどうなるのか……それを思いついた安徳天皇自身も、義経がさぞ怖かったと思います^^;

    ありがとうございました。

  • やっぱり義経、たった七十騎で、何万騎もの大軍も物ともしないのもすごいなぁと思います。
    知盛はやっぱり挟み撃ち、気づいておられましたか。彼の知将ぶりもさすがですが、互いにほくそ笑み合ってるの、いいなぁ……なんて思っておりました。
    今のような情報網がない中、知略策略で敵の駒の配置予測を立てるのって、やはり並々ならなぬ思考力が必要なのではと思います。
    知盛も、相手が悪かったですねぇ。

    作者からの返信

    義経って、大軍より少数の方が動きやすくていいと思ってそう^^;
    騎兵に求められるのはスピードだということを、本能的に理解しているのかもしれません。

    知盛はこのタイミングで急成長してますし、源氏の宇治川の戦いや粟津の戦いの情報が入っているので、だから動かなかったのでしょう。
    考え抜いた布陣だからこそ、できること……問題は、相手の義経が、さらに上回る作戦で攻めかかってきていることですね^^;

    ありがとうございました。

  • 04 逆落としへの応援コメント

    初めまして。
    コメント失礼致します。

    この短いお話の中にギュッと詰められた、平家合戦の様子に惹き込まれました。
    義経さんの飄々とした、どこか掴みどころのないキャラクターと、その反面、互いに知略を巡らせ、どう互いを落とすか、というハラハラとしたストーリー。

    本当に彼に幼い帝を殺す気があったのかどうか、その真意ばかりは少々測りかねますが、弁慶さんの色眼鏡でみた義経さんを信じたいと思わせるようなラストでした。
    お邪魔いたしました。

    作者からの返信

    お星様ありがとうございます。
    初めまして。

    一ノ谷の戦いは、これまでのコンテンツでもいろいろと述べられてきた戦いなので、それらとはちがう部分を出せるかどうかが勝負でした。
    史実をふまえつつ、じゃあ何であそこで平家は撤退したのかという「謎」を、自分なりに「解決」しないと駄目でしたので……。

    義経が安徳帝を殺す気があったかどうかは、これは逆に「謎」のままにしました。
    どちらに受け止めていただいても正解という形にした方が、余韻が残ると思いまして。

    ありがとうございました。

  • 02 院宣への応援コメント

    福原の平家にはさみうちをしかけようとしていることを見抜いていた知盛はさすがですね。ですが、きっと夜襲に対応するのはなかなか難しいところもありますよね💦
    この法皇様からの文もなかなか難ありですよね……和睦をと平家には言っておきながら源氏には出さない法皇様の老獪さ、さすが、日本一の大天狗だなぁと思います。源氏側は法皇様が平家だけに出すことを知っていたんでしょうか……だとすると、平家は少々可哀そうでもありまね(^^;)知盛はこの文の真相を見破っていそうです。

    作者からの返信

    この時点で、平家の軍事責任者は知盛でしょうから、源氏の直前の戦いである「宇治川の戦い」や「粟津の戦い」は頭に入れていたと思います。
    でないと、あの福原の布陣はできません。

    ……でも、それを上回る対応をしてくるのが義経^^;
    法皇はこのタイミングで何を考えて文を出したのか……。
    まあおっしゃるとおり、かたちだけ和平を訴えておいて、源氏にとって有利に持って行きたかったのでしょう。
    平家もそれを承知ですが、したがおうとする宗盛と、したがわない知盛――ここらへんで平家に不協和音が……それがねらいかもしれないのに^^;

    ありがとうございました。

  • 04 逆落としへの応援コメント

    そういえば清盛は牛若も頼朝も生かしましたよね
    その結果がこれですが…
    幕末ですら賊軍になることを恐れてみなが鳥羽伏見で寝返ったりしたことを思えば義経は本当に自由人のように感じました
    弁慶に言われてますが
    恩返しで助けたけど別に殺しても構わないくらいのことは思ってそうですね

    作者からの返信

    平治の乱は、清盛も突発事件だし、源氏も引きずられて参加した空気があるので、だから子どもたちまでは命を取らなかったんだと思います。
    あるいは、将来的には家を継がせるとかお寺の住職にするとか考えて居たのかも。
    でも義経にとっては、父を殺されてるし、寺に閉じ込められたし、と不満だったようです。

    幕末は、国学とかの影響で、錦旗には逆らえない空気がありましたね。
    もし幕軍に義経がいたら、「だから何?」と言いながら突撃をかけていくと思います^^;

    弁慶は義経推しなので(笑)、義経はいい奴だと解釈しています。
    が、義経自身の心境は描いておりません。
    だから義経がガチだったかもしれない、という可能性を残しております^^;

    そしてレビュー、ありがとうございます。
    おっしゃるとおり、義経ってヤバい奴なんですよ。
    三日平氏の乱の対応とか、どう考えても「勝てばよかろう」という方針で振る舞っています^^;
    逆に宗盛は人間味あふれる男です。
    甥の安徳天皇がかわいいし、院宣が来たら守らなきゃと思うし。
    それが負けた原因というのが辛い……。
    でもそういうところが義経の、のちのちの命運に影響したと思います。

    ありがとうございました。
    また、近況ノートへのコメント、ありがとうございます。
    おかげさまでいい結果が出せました。
    骨は今、リハビリの日々です、ヒビだけに^^;

    ではではノシ

  • やっぱり義経の方が戦上手(現代視点)、当時の感覚では少しズルだったようにも思えますね
    ほくそ笑む義経憎たらしいですよね

    律儀に取り決めやしきたりを守ったりする平家は
    まだ甘いというか人がいいと言うか
    清盛で成り上がったのかと思ってましたが元々家柄も良いのでしょうか?

    平家の肝
    気になります

    作者からの返信

    義経って、正解をつかむ手腕は凄いんですが、フェアじゃないところが何とも……^^;
    彼からすると、それで勝てるのに、何でそれをしないのかと言いたいんでしょう。

    平家は平家で、天下人だったプライドがあるので、ルールを破れなかったのでしょう。
    家柄的には、源氏も平家もどっこいどっこいです。
    清盛は……必要とあらば、僧兵のかつぐ御輿を射るぐらいのことをやってのける人でした(御輿は神聖なので、誰にも止められないという僧兵の理屈を粉砕したのです)。
    そういう平家だったのに、今ここでジェントルマンを気取っていて……^^;

    さて、平家の肝とは何なのか。
    お楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございました。


  • 編集済

    02 院宣への応援コメント

    院宣、こういうものが過去何度も出されて本当だったものはどれくらいあるのだろうと思いますよね🤔
    錦の御旗ですら偽物だったとか言う話ですもんね
    義経くらいの時代なら
    帝に対する忠誠心が大きいようでいて、安徳天皇への態度などを見ると忠誠など無いのかなとも思えます😭
    怖がるように宗盛のそばにいる安徳天皇健気すぎて泣けます

    義経ここでもルール違反ですか…
    人気ある人物ではありますが(;´・ω・)ウーン・・・

    作者からの返信

    院宣は、木曽義仲も強引に出させていたのもあります。
    だから効果としては微妙なんですけど、相手はよりによって平家で、しかも今まで朝廷を仕切っていた以上、院宣に従わないのは駄目なんじゃという空気があります。
    錦旗はあれですね、幕末の時も、急ピッチで「こんなもんだろう」というデザインで作ったらしいですし、ニセモノがあってもおかしくないと思います^^;

    義経の時代、帝に対してどうかというと、先述のとおり義仲は勝手に北陸宮を立てようとするし、そもそも保元の乱や平治の乱で、天皇家同士で争っているし、忠誠心より、「自分たちにどれだけ『近い』か」で従うかどうか決めていそうです。

    義経のルール違反は、ここが初です(笑)
    ここから彼の伝説がスタートするわけですが(義仲相手の戦いは範頼が本命でした)、この人、ホントに勝つためなら何でもするんだよなぁ……^^;

    ありがとうございました。


  • 編集済

    安徳天皇のことは知ってましたが
    その不在に乗じるように後鳥羽天皇が立てられていたのは不勉強でしりませんでした(習ったとしても忘れていた)
    三種の神器など物でしかないという考えもあるかもしれませんが
    それだからこそ奪われてはならない、帝として神器を守ることも仕事のうちなのだろうと思いました

    義経の軽い感じ、知盛の好戦的なところや宗盛の知的な雰囲気など対照的なところが魅力ですね

    安徳天皇が大きくなる未来、パラレルがあるといいなぁ…(平家びいき)

    作者からの返信

    安徳天皇と三種の神器を平家が連れて行ってしまったので、決裁する人がいないので、実務が回らないという事情もありました。
    一方で、木曽義仲が、連れて来た北陸宮(以仁王の子)を帝位につけろと言ってきたり……。
    そういう諸般の事情を利用して、後白河法皇が立てた天皇が、後鳥羽天皇です。

    平家としては、安徳天皇とその帝位を保証する三種の神器があるから、自分たちは正統な政権だと言い張ることができます。
    だから後白河法皇も源頼朝も、神器を取り返せと命令してきました。

    義経のキャラが軽いのは意識しました(笑)
    平家陣営は、知盛が主戦派で、宗盛が慎重派なのは史実なので、そこからです^^;

    安徳天皇は生き延びたという伝説があります。
    平家も落人伝説がありますし、その流れで伝えられてきたのかもしれません。

    ありがとうございました。

  • 04 逆落としへの応援コメント

    当たらなかっただけという気もしなくないですね。あの口ぶりと殺意は紛れもなく本物だった気がします。仮に弑しても義経は気にも留めない気がするのが少し怖い…。

    作者からの返信

    何というか、義経は弓が弱いと自分でも言っているので、当たらなかっただけというのも、間違っていません。
    当てるつもりはなかった……というのは弁慶の思ったことであって、義経の思ったことではないので。
    そういう、どちらにでも振れるようにしました^^;

    レビューありがとうございます!
    天才か天災か……言われてみれば、平家にとって義経は、天災以外の何物でもありません。
    あれだけ完璧な布陣で源氏を迎え撃つ姿勢だった平家を、少数の奇襲で落としてしまうなんて^^;
    そんな義経が何であんな七十騎で形勢逆転できたのか。
    その辺を突き詰めていった結果、危ない義経が爆誕しました^^;
    そこを取り上げていただき、作者冥利に尽きます。

    ありがとうございました!

  • 宗盛さん、帝が大きくなるまではと考えておいでだったのは知りませんでした。やっぱり、なんとなく保守的な宗盛さんと積極的な知盛さんは対照的な感じに映りますね。福原の都に、堅塞固塁な一ノ谷の陣を、義経さんは落としちゃうんですもんねぇ……戦の天才、つくづく平家も相手が悪かったよなぁと思います。続きも楽しく拝読させて頂きますね(*^^*)

    作者からの返信

    宗盛は常に安徳天皇をそばに置いています。
    「玉」であり、甥であるので、それは当然のことだと思うのですが、やっぱり帝として成長するまでは、誰にも触れさせないと思っていたのでは……と想像しました。

    知盛はこの窮地において武将として開花していったから、なおさら防衛重視の宗盛とは、相容れなかったと思います。

    ……それでも、福原にいれば、多少の行き違いはあっても、守っていれば大丈夫と知盛すらも思っちゃったんでしょうね。
    そういう隙をついて、勝ちを奪いに来る天才・義経が相手でなければ、それも良かったんでしょうけど^^;

    ありがとうございました。

  • 04 逆落としへの応援コメント

    >むかし、牛若丸という童わらべを殺さなかった平家に、ほんのちょっぴりの恩返しを、とは思ったよ

     新しい事を連発して行う義経さん。割と義理堅い所もあるんですねぇ。平家がバラバラと崩れていく音が聞こえてきそうでした。

    作者からの返信

    お星様、ありがとうございます。

    義経さんは、最適解を見つけると、すぐやっちゃう人ですね。
    合戦だから、すぐやらないと駄目ってのもありますが……。
    平家を仇としているわりには、仇は仇で、恩は恩と思っているのかもしれません。

    いずれにせよ、こういう思い切りのある義経さんの前に、どちらかというと伝統的な感じの平家は太刀打ちできなかったんでしょう^^;

    ありがとうございました。

  • 義経のやり口があまりにも鮮やかすぎますね。あくまでも基本を忠実に進めているだけなのにここまで圧倒的とは。
    それは別として、熊谷直実ということは平敦盛なんですよね。考えると中々に悲しいものです。

    作者からの返信

    義経は範頼が大軍を率いて大手を押さえてくれていることを十二分に理解しているから、こうやって動けます。
    そういう意味では、おっしゃるとおり、基本に忠実な武将です。

    熊谷直実といえば敦盛。
    描いていると字数が足りないんで割愛しましたが、哀しいエピソードですね……。

    ありがとうございました。

  • 02 院宣への応援コメント

    源氏はトップダウンが上手く機能しているのに、平家は変に平等なところがあるのか上手く動けてないですね。しかも、貴族意識なのか変に行儀が良すぎる。これでは勝てるものも勝てませんね。

    作者からの返信

    源氏は軍監まで付けて、将軍を監視する体制にいるのに、平家の方は完全丸投げにしています。
    こういう組織としての在り方も、両者の争いに差をつけたのかも……^^;

    ありがとうございました。

  • 04 逆落としへの応援コメント

    ここでもめちゃヤバい感じの義経が見られて面白かったです!
    平然と安徳天皇の命を狙う義経にゾッとしました。本気の殺意は無くとも子どもの命を弄んだ事には変わりないし、やはり天才には常人離れした感覚があるんだと感じさせられました。
    安徳天皇も実は生き延びて成長し、チンギス・ハーンになった義経と対決する歴史も見てみたかった……。

    作者からの返信

    義経というと、やはりそのヤバさがどこまで描けるか、というところがミソだと思っています。
    この場合、もし平家を一発で退かせるには、いったい何をすればいいのかと考えているうちに、帝が二人いることに思いが及び、「義経なら、躊躇なくそれを狙うんじゃないか」と思ってしまったのです。
    父の仇といえば、余人には反論できませんし……^^;
    勝つためには容赦ないという義経「らしい」行動だと思って、このように描かせていただきました。

    実は安徳天皇も生存伝説があります。
    そして生き延びた義経と対決……面白いと思います^^;

    ありがとうございました!

  • 04 逆落としへの応援コメント

    歴史物語は久々に読みましたが、面白かったです!!
    大河ドラマを観ているようでした!!

    作者からの返信

    ありがとうございます。
    歴史ものって、とっつきにくいところがありますので、大河ドラマは意識しております。
    やっぱり、長い時代、愛されてきたドラマ形式って、凄いです^^;

    また、レビューの方、ありがとうございます。
    歴史の名場面を描く時、これまで書かれたものですと、今までにないことを描かないと……と思って、書いております^^;
    ですので、新たな命を吹き込む、というキャッチフレーズは、すごくうれしかったです!

    ありがとうございました!

  • 戦術項羽なんて言いたくなるぐらいに圧倒的だった覇王と同じくらいに義経は強いですからね。寡兵であっても何をしてくるか分からない得体の知れなさがあります。

    作者からの返信

    項羽とかいう超サイ〇人(笑)
    義経の場合は、本体が非力なくせに、やることがヤバい^^;
    何というか、敵の隙をつくのが上手いんですよねぇ……。

    ありがとうございました。

  • 04 逆落としへの応援コメント

    うわあああっ、名作ですね!!!

    >「よせ、帝だぞ、子どもだぞ」

     宗盛はあえぐように言った。
     恐れ多いとは思わないのか。
     かわいそうだと感じないのか。

    「全然」

    「よ、義経さ~ん!?」と言いたくなりましたが、ラストでの弁慶との会話を見ると、非情なばかりでもないのかもしれませんね。
    また、「だからこそ、どこまでもついていこう」と思う弁慶が素敵です。恋愛感情が絡まなくても主従関係は大好物なので、この二人に萌えてしまいます o(≧▽≦)o(こんな感想でごめんなさい……)
    詳しくはレビューにて述べさせていただきますね (,,^_^,,)

    作者からの返信

    一ノ谷の戦いについては、これまでのコンテンツで描かれてきた合戦なので、今までとちがうことを描こう、と思って、頭をひねりました^^;
    そしたら、帝が二人いることに注意がいって、後白河も頼朝も神器神器と言って、「平家の帝」を捕まえたら、どうするつもりなんだろう……と思って、閃いたお話です。
    しかも、義経ならそれを狙ってもおかしくない(笑)
    戦術の鬼才であり、常識を超えた為人については、定評(?)がありますし^^;
    何というか、心情面においても、赤子の頃に逃避行をさせられ、鞍馬に押し込められ、奥州へ落ち延びて……と、「動機」には事欠きません。

    そんなわけで、義経はあんな感じになりました。
    そんな義経の心のうちを推し量るのは、やはり弁慶^^;
    しかも弁慶がそう感じただけで、本当に惻隠の情を浮かべたのかはぼやかしています。
    帝を弑して、逆ギレした平家に逆襲されても負けるから、敢えて生かした、という説もありますし^^;
    でもあれですね、長年の主従の間柄というのも、いいものです。
    特に義経と弁慶は「勧進帳」で有名ですから、そのあたりは匂わせる感じにしました^^;

    そして、レビューありがとうございます。
    やっぱりこれまでのコンテンツに無いことを書いたつもりなので、そこを取り上げていただき、嬉しい限りです。
    また、義経のキャラですよね!
    こういう平家の「肝」を取りに行くことができるのは、義経ならではと思いましたし^^;
    さらに、弁慶視点での義経。
    やっぱり牛若丸の頃に、「お前にゃ負けたぜ」で付き従うことにして、その後、奥州に同行し、黄瀬川の対面や、宇治川の戦いと、ずっと付き合ってきた、それこそ殿下にとっての猛虎将軍みたいな(笑)、そういう彼だからこそ語れることを言わせたかったのです^^;
    ここを推していただき、作者冥利に尽きます!

    ありがとうございました!

  • 04 逆落としへの応援コメント

    ただの神器泥棒。た、たしかに……(^◇^;)ぐうの音も出ない正論をかますなんてさすが我らの九郎殿、そこに痺れる憧れる!!をやってくれましたね!!

    矢が当たったら当たったらで、「ま、しょうがない」で済ませてしまいそうなところが恐ろしすぎるんですけれども((((;゚Д゚)))))))
    この義経を相手しなければならなかった宗盛さんがとても不憫です💦

    作者からの返信

    ふたつの帝がいたということで、まるで南北朝みたいだな、と思ったのです。
    で、帝がいなくなったらどうするんだろうと考えたら……危ない義経が爆誕しました^^;

    しかも義経なら「やりかねない」という凄味がある(笑)
    だって、平家によって父を失い、乳飲み子の頃に放浪し、寺に閉じ込められ、奥州に逃げて……という恨みもあるし^^;

    宗盛さんは本当に不幸です。
    義経がいなくても、正統派の用兵家・範頼がいるし、ラスボスの頼朝がいるし……^^;
    清盛が亡くなるのがもう少し遅ければ、と思います。

    そして、レビューありがとうございます。
    「絶対に敵に回してはいけない」――まさにそのとおりだと思います^^;
    最終的には頼朝が敵に回しているんですが(笑)、それはさておき、この頃の義経は神がかっていたと思います。
    だからこそ、あそこまで後世に伝えられ、美化(?)されてきたと思います。
    そんな義経のイメージを読者様に喚起させるやり方はニクいですね^^;
    果たして、読者様の持つ義経のイメージにそぐうかそぐわないか……どうなんでしょう、「ヤバい」って感想が一番多いです(笑)

    ありがとうございました!

  • 04 逆落としへの応援コメント

     義経の知略が素晴らしかったです。
     また、彼は冷徹なようで、優しいところもあるような……つかみどころがないけどそこも魅力的なキャラでした。
     とても面白かったです。

    作者からの返信

    お星様、ありがとうございます。

    義経がどうやって勝ちに行ったのかを、頭をひねってうんうんうなりながら書いた甲斐がありました^^;

    義経って、勝ちに行くためにはどこまでも冷徹になれると思います。
    それでいて、弁慶のような男がついてくるような男なので、優しさもあるんじゃないかと思って、ああいうラストにしました。
    でも、平家に組織的に撤退させるために、安徳帝を討たなかったかもしれません。
    逆上され逆襲されたら、ちょっと勝てないいくさでしたから^^;

    ありがとうございました。

  • 04 逆落としへの応援コメント

    無駄な描写一切がなく、最小で魅せる手管に御見それしました。

    おもしろかったです。

    作者からの返信

    恐縮です。
    実は初稿から結構削ったので(自主企画の規定のため、一万字以内にしました)、そのため、ショートカットなかたちになったと思います^^;

    また、レビューありがとうございます。
    一ノ谷の戦いは、やっぱり義経の奇襲が目立つ戦いなので、とにかくスピーディにという感じをこころがけました。
    そしてそこまでスピーディに追い詰めていった結果、義経は平家の「肝」を前に、どこまで「やる気」だったのか。
    彼のこれまでの、そしてこれからの生涯を垣間見せる感じで書いてみました。
    そこを取り上げていただき、嬉しい限りです^^;

    ありがとうございました!

  • 04 逆落としへの応援コメント

    拝読させて頂きました。奇襲戦法の義経。「そも、わが父、義朝はお前たち平家によって死んだ。その仇として、その子を殺あやめて、何が悪い?」のセリフで義経のキャラが立っています。こんな義経を見たかった!ありがとうございます。

    作者からの返信

    そうなんです。
    義経でないと、この台詞が言えないので、まさにこのお話を書いたようなものでした。
    仮に頼朝が直接攻めて来てこの台詞を言ったとしても、流人としてけっこう安穏とした暮らしをしていたので、迫力が足りませんし。
    そして義経なら、この台詞に凄みが増しますし、何より、危なさが際立ちますし^^;

    お楽しみいただけたようで、何よりです。

    ありがとうございました!

  • 04 逆落としへの応援コメント

     完結、お疲れさまでした。
     三題噺のお題が示されたとき、「気」と「幕」は歴史物なら簡単にクリアできると思いましたが、「電撃」をどうするんだろうと気になりました。
     真っ先に「電撃戦」という単語は思い浮かびましたが、第二次大戦を舞台にはしないだろうな、じゃあいつを舞台に? と考えていたところ……一ノ谷の合戦でしたか! 大切なのは、電撃戦の本質である「奇襲」という要素でしたね。

     単に義経の機動だけを描写するのではなく、合戦に至るまでの経緯(平家内部の方針の不一致、後白河帝の策謀など)も描くことで、何故要害の地にありながらみすみす奇襲を許したかの理由を読み解けるようにしているあたりは、さすがでした。

     にしても、義経がヤバすぎます。もっともこれは現代人の感覚であって、戦乱の時代なら子供に危害を加えることもアリなんだろうかと思いますが、それにしてもためらいが無さすぎです(笑)。

     またヤバい義経が読めて、楽し……? かったです。ありがとうございました!

    作者からの返信

    おかげさまで完結しました。
    というか、実は別で書いていたのを、投稿しようかと様子をうかがっていたら、このお題の発表があり、これならいけると思って、必死こいて改稿した結果です(笑)
    電撃は確かにちょっと強引だったかもしれません。
    最初は、ラムちゃんしか思い出せなかったし、どうしようかと思ってました(笑)

    いくさの経緯については、これはWikipediaを見て、必死になって考えた軌跡をテキストに落とし込みました。
    それで、何でそこで宗盛は退いちゃうのかなぁという疑問が浮かび上がり、あのヒットマン義経(笑)というくだりを思いつきました。
    あとは、宗盛が常に安徳帝のそばにいて離れないところも、何か執念みたいなのを感じたので。
    それでヒントになったのは足利尊氏ですね、「帝がいなければ、帝を作っちゃえばいいじゃない」というヤベー人の(笑)
    つまり義経はその逆を行ったのでは、と。


    そして、レビューありがとうございます。

    義経「僕は院と兄上(主君)に忠実だったよ。最後、受け入れられなかっただけで。君たちと一緒にしないで」
    頼遠・師直「「いや、そのりくつはおかしい」」

    電撃戦については、ドイツのアレというのは知っていました^^;
    まあでも、電撃の本来の意味で良かんべ、と思ってしまったのです(笑)

    合戦の流れについては、実は義経の「鵯越の逆落とし」が、どこの地点でやったのかが謎とされていることから、その説明が必要と感じたから、ちゃんと書こうと思いました。
    素直に一ノ谷に攻めかかって勝ったのかもしれませんけど、でも、何で宗盛がすぐ撤退したのかがちょっと引っかかったので、やっぱり本陣を衝いたんじゃないかなぁと想像したのです。

    そしてヒットマン義経(笑)
    この頃の後白河院も頼朝も、神器ゲットばかり強調しているので、安徳天皇についてはどう扱うんだろうと疑問に思ったのです。
    生きて捕えても、島流しにするしかないでしょうし。
    そうしたら、すでに後鳥羽天皇が即位していることを思い出しまして、ああいうクライマックスになりました^^;
    ヤバさをお楽しみいただけて幸いです^^;
    でも、義経でないと、ああいう真似できないだろうなぁと書いていて思いました(笑)

    ありがとうございました!

  • 04 逆落としへの応援コメント

    今晩は。御作拝読致しました。

    考えたのは、義経、或いは兵衛のような「(昔の)戦の名人」はやはり常の人と気持ちの有りようが少し違うのかな…と言うことでした。

    この作品の義経はこの時確かに安徳帝の命を救い(見逃し)ましたが、後に壇之浦で…

    そして義経自身も追風の時はあたかも軍神そのものでしたが、その後衣川で悲劇的な死を遂げてしまいます。

    こうした英雄の「常の人とは少し違う」処が心に鮮烈に残る。
    そう感じました。

    ありがとうございました。

    作者からの返信

    義経は、「かけ離れている」と思います。
    滅亡した武士の名門に生まれ、寺に預けられ、当時異郷であった奥州へ流れ、それでいて打倒平家で鎌倉へ駆けつけ……こんな生き様の人は、やっぱり「かけ離れている」と思います。
    兵衛は兵衛でちがった意味で「かけ離れている」人ですが^^;

    そして、そこまで「かけ離れている」義経ですが、人生の目的はやはり、打倒平家。
    そのためには安徳帝をもねらってみせる。
    今回は見逃した、という形を取っていますが、それはもしかして、宗盛に撤退させるためにそうしただけ、という見方もあります。
    本当に討ってしまったら、逆上した平家に暴走されて負けるかもしれませんし。

    でも、壇ノ浦は平家にあとがありませんし、源氏が特に不利という局面でもなかったので、全滅に追い込んだのでは、と思います。

    義経としては、平家を倒すというのは、正しいことをしたつもりなんでしょうけど、頼朝としては、危険な番犬だという認識を持ってしまったのでしょう……あまりにも強すぎるし、「かけ離れている」し。
    だから衣川に至ったのだと思います。

    それでも、義経という人は、鮮烈でした。
    「かけ離れている」人でしたが、やはりそこが魅力だったのでしょう。
    だからこうして語り継がれていると思います。

    また、レビューありがとうございます。
    義経は悲運の名将として知られますが、それでいて、常軌を逸した男だとも思います。
    拙作は、そういう、「かけ離れている」ところを描こうと思って書いた作品です。
    そのあたりを取り上げていただき、嬉しい限りです^^;

    ありがとうございました!
    で、

  • 04 逆落としへの応援コメント

     安徳天皇を狙うというのは凄い発想だと思いました。確かに、決定的な影響を与えますね。
     ごく少数の兵で敵を退かせる最良の手段のように思います。

     義経の真意が確定していないのも良い感じです。
     弁慶が感じた通りだったのかもしれないし、実はガチだった可能性もあり得る。
     義経がとても良いキャラクターになっていると思います。

     素晴らしい作品をありがとうございました。

    作者からの返信

    後白河も頼朝も、神器奪還を掲げていましたけど、それって神器はいるけど……と思ったのです。
    安徳天皇を確保しても、正直、対応に困ったと思います。
    そこから思いついたお話です。
    だって、義経ならやりかねませんし(笑)

    義経が安徳天皇を殺さずにいたのは、おっしゃるとおり、優しさのゆえか、ガチかは不定にしております。
    ガチで始末してしまったら、平家が暴走して、負けるかもしれないから、やらなかった……という説もあります^^;
    そういう危なさを内包した義経を描きたかったのです。

    こちらこそ、ありがとうございました!

  • 04 逆落としへの応援コメント

    安徳天皇を討つと見せかけて退かせるのが真の狙い。
    でも、最初の行動が迫真に迫っていたからこそ騙せたのでしょう。

    その心の内にある優しさを垣間見せて次の戦場へ。

    ここまできたら、衣川まで書くしかないのでは?

    作者からの返信

    お星様、ありがとうございます。

    安徳天皇って、都落ちや各戦闘の近くにいても、特に健康を害した様子もなく、生きのびていて、よほど大事にされていたのだなぁ、と思ってました。
    その辺から思いついたお話です。

    そして義経なら、自身の前半生をバックグランドに帝を討つと思わせてもおかしくないと思ったのです^^;
    義経って、平家への復讐で生きてきましたけど、復讐を志すってことは、恩は恩で返すんじゃないかな~、ということで、ああいうラストにしました。

    衣川ですか?
    ……ものすごく重くなりそう^^;

    ありがとうございました!

  • 04 逆落としへの応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。
     義経さん、恩返しというか、子供は殺さないよう手加減はしたのか(^◇^;)
     狂気をはらむ苛烈さと、彼なりの正義感で動く静かさ、こんな鴨川(全盛期)みたいな気性は、合理主義の頼朝さんには理解不能だよなあ。
     戦闘が素晴らしく、面白かったです。

    作者からの返信

    義経さん、こういう作戦をやりかねない危なさを持っていますが、一方で、本気でやろうとは思っていません。
    でもそれも、自暴自棄になった平家の逆襲を警戒してのことかも……^^;

    おっしゃるとおり、危なさと静けさと、自分だけの論理でやっていく鴨川(全盛期)な義経、頼朝からすると「ヤベー」のひとことだったと思います^^;

    お楽しみいただけたようで何よりです。

    ありがとうございました!

  • 04 逆落としへの応援コメント

    弁慶、強いですなぁ。弁慶が言ったのでなければ「一万騎? いないじゃん?」みたいに逆襲されそうなところを、義経との息をつかせぬ演技で乗り切って、宗盛を退却に追い込むとは、たいしたものです。
    でもその場に知盛がいたら通用しなかったでしょう。
    知盛すごく怒りそう…。(^^;

    「少数で奇襲をかけて大勝利」という「物語」が「戦訓」とされて、後の太平洋戦線敗勢下での「敵優勢下への殴り込み」作戦の連発にまでつながったのですが、御作では、それだけで大勝利とするのでなく、宗盛の性格や立場を知り抜いた上での作戦ということで、納得できる物語になっていたと思います。第一話から安徳天皇が登場するのにも最終話へのつながりがあったのですね。
    さて。これで、日本史上の二大奇襲作戦「桶狭間」と「鵯越」をお書きになった四谷軒様は、次はどこへ向かわれるのか。
    期待しております。(^^)

    作者からの返信

    お星様、ありがとうございます。
    弁慶も海千山千の男ですからね^^;
    ハッタリをかます時はわきまえていたのでしょう(笑)
    たしかに知盛がいたら危なかったですね、「じゃあ確かめてくる」とか言いそうだし^^;
    そんな知盛、逃げる船の中で兄貴とケンカしてるんじゃないでしょうか。

    寡兵で奇襲というのは、軍記物語だとわかりやすく、切れ味があるから、伝えられてきたと思います。
    いにしえの記録と体験に学ぶのは悪いことじゃないですけど、それで調べる考えるを伴わないと、アカン展開になる、とも思います。

    一ノ谷の義経の勝利は、単純に双頭の蛇がうまくいったのかな、と思ってました。
    でもそれだと物語的にどうなの、と思い、頭をひねった結果、平家の「肝」を思いついたのです。
    しかも義経なら、この「肝」をねらってもおかしくないし(笑)
    そんなわけで書かせていただきました。
    お楽しみいただけたようで、何よりです。

    「桶狭間」と「鵯越」を書いて、次は何を書くのか……なかなか難しいところです。
    何か閃きがあれば書くのですが、その閃きがいつ訪れるのやら……^^;

    ありがとうございました!

  • 04 逆落としへの応援コメント

    拝読致しました。
    なるほど、三種の神器をも無効化する手段を思いついちゃったのですね(^_^;)
    いやしかし、皇の肩書を持つ人をターゲットにするというのは、まずなかなか思いつきませんし、まして実行するとなると。
    でも確かに、棟梁を倒すよりもなお効果は高い。
    それをなし得ると思わせる振る舞い、表情、そして殺気。
    たしかにこれは義経さんでないと無理かも。
    そう思えばこそ、このふたつの逆落としを実行した緊張感が伝わります。
    面白かったです!(^^)

    作者からの返信

    お星様、ありがとうございます。

    後白河院も頼朝も、三種の神器をってしつこく言っているんですよね。
    それって裏を返せば、神器さえあれば良く……という想像をしたのです。
    宗盛は宗盛で、どんな時も安徳天皇と一緒にいるので、その辺から思いつきました。
    ……そしてそれを、あの戦争の天才が気づいたとしたら^^;

    しかもその天才――義経なら、父の仇だと言えば、誰しもが本気だと思いますし。
    けっこうな博打なんですが、それを知って実行してしまうだけの危なさが、義経にはあると思い、こういうお話にしました^^;

    ありがとうございました!

  • 04 逆落としへの応援コメント

    弁慶と牛若丸。
    なんか、いいですよねぇ。
    この後の彼の行く末を知っているだけに、胸に迫るものがあります。そして、安徳天皇が肝心。平家にとっての命綱って、まさにそうだと、思いました。

    完結お疲れ様です。
    読み応え十分で、堪能いたしました。

    作者からの返信

    お星様、ありがとうございます。

    弁慶と牛若丸。
    「勧進帳」などで有名な主従ですが、そういうバックグランドがあるからこそ、拙作はああいうラストにしました。
    まことのある男、義経。
    それを知る男、弁慶。
    だからこそ、あの終焉を迎えた二人だと思います。

    安徳天皇がいなくなってしまえば、平家は勢力を失うというのは、宗盛がとにかく安徳天皇をそばに置いていたことから思いつきました。
    甥だからというだけでなく、命綱だったのでは……と。

    おかげさまで完結いたしました。
    お楽しみいただけたようで、何よりです^^;

    ありがとうございました!

  • 04 逆落としへの応援コメント

    人情味のあるエンディングに救われました。m(__)m
    その昔、常盤午前が幼児と乳飲み子を連れてどこやらの祠で寒夜を明かした。
    その場面を牛若が覚えているはずはありませんが、なんとなく以心伝心風な。
    まことほど人間にとって大事なものはないと、弁慶坊の観察眼は確かですね。

    作者からの返信

    義経は、これまでの創作物で、頭がいいけど、配慮やら感情が欠落している――イメージがありましたので、そうではない面も描くようにしてみました。
    義経は、平家への復讐で生きて来ました。
    でも、復讐するということは、悪行は悪行で返すけど、善行は善行で返す――という人間なんじゃないか、と思ったのです。

    常盤御前の逃避行の話は、確か義経の伝記か何かで見たことがあります。
    牛若はその時、赤ちゃんですから、確かに覚えているわけがありません。
    でも、常盤御前から聞かされていたのかもしれません。
    その常盤御前も、お公家さんに再婚していたらしいですし、そのあたりが、義経の平家への態度につながっていったかと思います。
    ……そうやって生き延びたからこそ、懸命に生き、おのれを鍛えていたのでしょう。
    弁慶は、そういう牛若丸と五条大橋で出会い、まことを感じたと思います。

    ありがとうございました。

  • 04 逆落としへの応援コメント

    お、四谷軒さん。今回は王道メジャーできましたね。義経の冷徹さと、人間味が垣間見える良作でした。飄々としたセリフまわしに痺れましたね。本当にこういう人だったんだろうなあ、と、リアルに伝わって参りました。わたくしの戦記ものにも参考になりそうです。ありがとうございました。

    お星様パラパラしときますー。

    作者からの返信

    お星様、ありがとうございます。

    あまりメジャーなのは手を出さないようにしているんです。
    今までのコンテンツで描かれているから、ワザワザ書かなくても……と思って(笑)
    でも、ちょっと閃いたので書いちゃいました^^;

    義経というと、「火の鳥」でも危ない奴として描かれてましたし、そういうイメージを抱いておりましたので、今回、それをかたちにしてみました。
    だからといって、マシーンというわけでもなく、ヒューマンとしての彼も描ければ、という感じを目指しました。

    ……そういえば義経も、亡国の王子という感じなので、御作の参考になるかもしれません^^;

    ありがとうございました!

  • 04 逆落としへの応援コメント

    プロレスで筋書きを無視して真剣勝負を仕掛けることをセメントといいますが、この時代の武士の暗黙の了解を平気で踏みにじるセメントを仕掛けた源義経。

    軍事的勝利最優先の彼の異質さが際立つ中で、最後にチラと垣間見えた義経の甘さというか人間らしさに武蔵坊弁慶も心酔したのでしょうね。

    いくら平家側の天皇であったとしても、そんな幼い子供を平気で殺すようだったら、弁慶もついて来なかったでしょうね。

    面白かったです!🎉

    作者からの返信

    セメントってそういう意味だったんですか。
    梶原一騎「プロレススーパースター列伝」に書いてなかったんで(笑)、知りませんでした。
    しかし、おっしゃるとおり、たしかに義経ってそういう奴だと思います^^;

    個人としてはけっこう優しい人だったんじゃないかと思いますが、こと兵法に関すると、どこまでも突き抜ける――だから頼朝に危険視されたと思いますし、弁慶に慕われたと感じます。

    安徳天皇を倒せば勝てるといっても、それ本当にやったらNGですし、頼朝も駄目って言ってきそう。
    そういう危なさがあるから、梶原景時をつけられたのかもしれません。
    弁慶はそうじゃないと信じていたからこそ、最期まで共にいたのでしょうね。

    ありがとうございました。


  • 編集済

    04 逆落としへの応援コメント

    見事!
    いや、|美事《みごと》!!

    この締め方は、鮮やかで、美しいと思いました。

    作者からの返信

    お星様、ありがとうございます。

    見事と美事、いただきました!
    義経と、そして弁慶でないとできない締めだと思って書きました^^;
    そこをお褒めいただき、嬉しい限りです!

    ありがとうございました。

  •  こんばんは、御作を読みました。
     戦は基本的に守る方が有利なのですが、義経さんに限って言えばその定石が通用しないから恐ろしい。
     わずか七〇騎で何ができる? → 数万の敵を敗走させ、歴史の趨勢を決めます。

     うん、なにをいっているのかわかんない。

     クライマックス。どのように描かれるのか楽しみです。面白かったです。

    作者からの返信

    この時の平家は、ほぼ完璧に近い布陣なんですが……。
    でも相手が義経(笑)
    範頼や景時の大軍を押さえにしておいて、騎馬武者の機動性を駆使して、敵の肝を押さえるのがとにかくうまい。
    結果、何だかんだ言って勝って、歴史を変える。

    ……うん、たしかになにをいっているのかわかんない^^;

    ありがとうございました。

  • やっぱり戦闘屋としての義経は異常ですね。
    最初から寡兵で肝を取りに行く。
    邪道も邪道なんですが……。

    作者からの返信

    この人、宇治川の時は正統派の双頭の蛇で戦っているのに、この一ノ谷から寡兵で奇襲というスタイルでガンガン行っちゃうんだよなぁ……。
    邪道ですが、終わってみるとそれが正解だった……というのが、この稀代の武将の恐ろしさです^^;

    ありがとうございました。

  • 平忠度。
    薩摩守忠度。まだ「交通系ICカード」などというものがなく、「キセル乗車」というものが可能だったときには、よく「サツマノカミ」という名を聞いたものです。
    『平家物語』ではすごく雅びに描かれていたと思いますが。

    平家の防衛策も合理的に配置されていると思うんですけど…。
    それで、やっぱり出て来た摂津源氏と、隠然たる勢力の甲斐源氏。そういう源氏内部の大勢力を前に頼朝系のすごさを演出して見せる義経すごいですね。
    それで「引き返し不能」の急勾配に進出する義経…クライマックスですね。

    作者からの返信

    ただのりって奴ですよね(笑)
    うっかり歴史に名を残すと酷い(by「神聖モテモテ王国」(ながいけん))という実例がここに^^;

    平家の布陣は確かに悪くないと思います。
    兵力も充分だし、範頼には知盛の大部隊を当てているし、間違っていません。
    でも範頼だけじゃなくて義経がいるんですよね……^^;
    おっしゃるとおり、甲斐源氏に摂津源氏がいますので、その摂津源氏の道案内で、強襲に出る義経。
    その強襲する先は、何なのか。

    ありがとうございました。

  • 拝読致しました。
    政略から奇策まで、ありとあらゆる手を使って追い込む義経さん、エグい(^_^;)
    有り難い院宣なんて、きっと平家を動かす「便利な道具」にしか見えてなかったんだろうなぁ。
    そして、首ではなく肝を取りに行くとな。
    この、戦の勘所を見抜いていそうな雰囲気こそが、稀代の戦争屋としての義経さんを体現していますよね(^o^;)

    作者からの返信

    この時、後白河院が何を思ってこの院宣を出したのかは謎です。
    でも、戦いの直前に届くあたりが、院か源氏かどちらかの作意を感じます^^;
    ……いずれにせよ、義経にとっては、戦いを有利に運ぶための道具に過ぎませんが(笑)

    拙作の義経は、どこが敵の急所か一発で見破るという設定なので、そういう雰囲気を出せていれば幸いです^^;

    ありがとうございました。


  • 編集済

    グーグルマップもないなか、よくこれだけの作戦を立てましたね~。
    いろいろな口があり、東京が不慣れな自分は地下鉄の口を思いました。

    作者からの返信

    この時、義経の軍には摂津源氏がいたので、摂津福原の地理は押さえていたのでしょう。
    摂津源氏は平治の乱で生きのび、平家にしたがっていたので、福原に伺候していたでしょうし^^;

    ありがとうございました。

  • 02 院宣への応援コメント

    源氏も平氏も一族で性格の違う人間が出たという意味では同じなんですけどね。
    頼朝と義経、宗盛と知盛。
    この明暗を分けたのは何なのか?

    作者からの返信

    一族としての栄えって、やっぱり多士済済なところにあると思います。
    頼朝と義経の場合、完全に上司として振る舞っている頼朝と、それでいてかなりの裁量を与えられていた義経だしなぁ……^^;
    宗盛と知盛は、総領かつ兄という態度の宗盛と、司令官でありつつ弟という気持ちの知盛だからなぁ。
    この辺の相対関係が、源平を分けたのではないかと^^;

    ありがとうございました。

  • 02 院宣への応援コメント

     こんばんは、御作を読みました。
     史実では、さすがに「信じられるかアホー」という反応だったようですが、それでも院宣は院宣。
     意見が割れて、先手攻撃に失敗した、というのはなるほどの解釈で痺れました。
     面白かったです。

    作者からの返信

    この時のこの院宣はホント、痛烈な心理攻撃だったと思います。
    でも言うこと聞かないと、後白河院に睨まれたら……と思っちゃったんでしょうね。
    頼朝だったら「知るか」で、握りつぶして終了だったのに^^;
    でも宗盛だったので、こんなことだったんだろうな、と。

    ありがとうございました。

  • 02 院宣への応援コメント

    拝読致しました。
    いちど天下を獲って常識を身につけた平氏と、いちど地を舐めてから這い上がる源氏と。
    でも天下を取り富貴を身につければこその教育、そして経験がある。
    だからこその品の良さ……それは平時の強み、乱世の弱み、なのか。
    知盛さんの、下り坂での立ち居振る舞いに注目です!

    作者からの返信

    平家としても、武家で初めての政権だったので、どうすればいいか手探りだったんでしょうね。
    それが政権を失って、落ちのびて……けっこう辛い展開だったと思います。
    そこからの「のし上がり」は、でも、悪くなかったと思います。
    瀬戸内の制海権、福原への進出、一手一手は悪くありません。
    知盛は頑張っていた方なのですが、いかんせん相手が……^^;

    ありがとうございました。

  • 02 院宣への応援コメント

    おもしろかったです。
    都落ち以後の平家は軍事的に無能、都(京都)での生活の甘さが忘れられず「のほほん」とするばかりで、せっかく勢力を盛り返したのにチャンスを活かせず壊滅へと突き進んだ…と思っていたのですが。
    知盛の知将ぶり、宗盛の政略家的なところ、となかなかなものなのですね。
    前話でも書きましたが、この二人がもう少しかみ合っていれば…と、平家のためには悔いるところですね。
    ただ、頼朝と院の距離は測りかねたんだなぁ。

    作者からの返信

    「平家物語」などのイメージで、都落ちした平家はダメダメの印象があります(笑)
    でも、瀬戸内海の制海権を握り、水島で勝ち、室山で勝ち、福原を押さえ、京をうかがうまでになっています。
    この時、宗盛は義仲との和睦を探っていたので、これが成功して、義仲も勢力を保持できていれば、また歴史が変わっていたと思います。
    知盛の京攻略作戦も悪くなかったと思います。
    この時の義仲は千騎ぐらいしかいないので、楽に勝てたと思いますし。
    ……惜しむらくは、兄弟のというか、首脳陣としてのチームワークがななぁ^^;

    どっちにしろ、頼朝という化け物と、後白河院という大天狗が相手では、ちょっと無理だったかもしれませんけど。
    その上、範頼と義経の相手をしろなんて、無茶ぶりもいいところです^^;

    ありがとうございました。

  • 02 院宣への応援コメント

    後白河院の嘘って、源氏が筆跡まで似せたのですか?
    ちょこなんと膝に座って「おじうえ」、たまりません。

    作者からの返信

    後白河院の嘘、というのは、この院宣が命じている「停戦」のことです。
    一ノ谷の戦いで平家の動きが鈍かったのは、この院宣(停戦命令)に従っていたから、という説があります。
    この説の根拠として、後に宗盛は、この院宣(停戦命令)に従っていたのに酷いじゃないか、と後白河院に手紙を送っています。
    ……拙作はこの院宣の扱いをアレンジして、義経の画策による、と匂わせています^^;

    安徳天皇はこの時5歳。
    頑是ないですね^^;

    ありがとうございました。

  • 福原って守りには向いているし兵力も勝っているしで、負ける要素が見当たらない……けれどもそこを崩すのが義経という人で(^0^;)
    宗盛さんからしたら「いやおかしいだろ!」と言いたくなりますよね💦

    作者からの返信

    まさに金城鉄壁というにふさわしい……とまでは言いませんが、あの慎重派の宗盛も、積極派の知盛も、「ここにいれば大丈夫」は共通認識だったのに^^;
    でも惜しいことに相手が義経(笑)
    頼朝とはちがう意味でブッ飛んだ才能の持ち主が、逆落としをしかけてきて……確かに宗盛からすると「なんでやねん!」と言いたくなります^^;

    ありがとうございました。

  • 今みたいに正確なカウントではないかもしれませんが、この時代に源平双方が数万以上の兵力を集めるのは至難の業だったでしょうね。この当時の兵站は、後の信長や秀吉の時代よりも難しそうですし。

    作者からの返信

    近況ノートへのコメント、ありがとうございます。

    この時代の兵数のカウントって、「平家物語」などに伝えられていた数を基にしてますので、へたすると平家は源氏の十倍の兵を持っていた、ということなってます^^;
    この時代、どこまで兵を集めるか、かつ、兵站をどうするかというのは、かなりキツい命題だったかと思います。
    でも、源氏は頼朝がいたから、その辺ができたんでしょうねぇ^^;

    ありがとうございました。

  •  こんばんは、御作を読みました。
     重装騎兵である武士に対する防衛に特化した福原という拠点。
     帝という不可侵の象徴。
     この二つが平家に揃っている以上、容易には落とせるはずがないんですよね(⌒-⌒; )
     本当に相手が悪かった。
     義経さんの戦いをどう描かれるのか楽しみです。面白かったです。

    作者からの返信

    しかも事実上の指揮官は平知盛で、この時の平家としては、ベストメンバーでベストシチュエーション。
    なのに……どうしてこうなったとしか言いようのない戦いです^^;
    それだけ義経が化け物だったと言えばそれまでですが。
    お楽しみいただければ幸いです。

    ありがとうございました。

  • 拝読致しました。
    確か、司馬遼太郎の「坂の上の雲」だったかと思いますが、秋山好古が教官メッケルに、騎兵とは難しい兵科で世界に4例しかないとか言われて、ならば日本にももう2例あるから付け加えてもらわねばならんと。
    その2例のうちのひとつが、この鵯越。なおもうひとつは桶狭間、だったような?
    逆落としって、すごいですよね。
    ほとんどフリーフォール。
    普通の神経なら、絶対に持たない(^^;)
    それを率先して為してしまう義経さん……。
    そら、7万 vs 5万5千たって、勝てる訳はないですよね(;´∀`)
    この時代の兵士に人ナシ、とは思いませんが、相手が悪すぎ……orz

    作者からの返信

    「坂の上の雲」の話、覚えています。
    鵯越と桶狭間で合ってます。
    ガラスを拳で砕いたりして、そこまで騎兵ってヤバいのかと思いました^^;

    逆落としそれ自体については、そこまで急坂を下がったのか疑問視する説があります。
    別ルートの、もっとフツーの坂を下ったという説が。
    でも、「義経ならやりかねない」と思われたんでしょうね^^;
    ホント、化け物です。

    ありがとうございました。

  • 宗盛と知盛が、もうちょっと仲がよければ、というか、もうちょっと性格的に…ならば、その後の展開も大きく変わったかも、と思います。
    安徳天皇は当時満年齢で6歳?
    後の後鳥羽上皇は、三種の神器なしに即位したことをずっと気にしていたという話も聞いたことがありますが。

    作者からの返信

    宗盛と知盛、やっぱり「合わない」兄弟だったと思います。
    宗盛は宗盛で、あの状況下で、よくぞここまでと言うぐらい、平家の舵取りを頑張っているのですが……。
    知盛は知盛で、軍事的な才能をこのタイミングで開花させたことが、なおさら二人の運命を捻じ曲げてしまった感があります。

    安徳天皇はこの時点では5歳だったと思います。
    こんな小さいのに、九州へ船旅して、次は四国、今は福原という、キツい道行きだったでしょう……。
    後鳥羽院は、おっしゃるとおり、神器がなかったことがトラウマとなって、逆に神器が無くとも帝王としてふさわしくあろうとして、結果、承久の乱を招いたらしいです。
    意外なところに尾を引く、後鳥羽院の即位です。
    そもそも、木曽義仲の北陸宮推しを避けるためだったし……^^;

    ありがとうございました。

  • さすが迫力満点、一気に読ませる出だしですね~。
    婆としては幼帝のあどけなさがたまりません(泣)

    作者からの返信

    お星様、ありがとうございます。

    源平合戦の一番の見せ場なので、頑張って書きました^^;
    幼帝は、平家に大事にされながらも、平家に翻弄された子だと思います。
    そこにおのれの選択権が無いところが、特に可哀想だと感じます。

    ありがとうございました。

  • 7万に70で突っ込むのか。
    まあ、義経ならやりかねないか。

    さて、矢じりの先には何を見据えているのでしょう?

    作者からの返信

    伝えられているとおりで兵数を設定しているんですけど、何か義経は突き抜けています^^;
    さて、義経は何を狙っていたのでしょうか。

    ありがとうございました。

    また、近況ノートへのコメント、ありがとうございました。

    編集済