She gave me despair and I call her Hope.
九の宮なぐ
第1話
“正当化”とかいう言葉を今執事が殺しました もう一度浮かぶ新たな人生を見よ
Once upon a time 天使が教える言葉はね 誰を救うか考えてない
鏡の国にはかわいそうで負けることの無い女の子が住んでいるクラウンを奪われないように。
悲しいのは君の所為じゃない 霧の包んだ古城がついに嵐に呑まれたから
駆け抜ける竜のいる街の石畳 傷口にしかない空の感受性
怒りに任せ獣のように朱に染めた身を、崩れかけの苺を食んでやる
カクテルと涙で溶かしてみて 浮かび方のわからない重力を
教会に射す光の/狭くなりゆくを見る 無敵の君の瞳に見る
黒とペリドット色のゲートから謝肉祭のディナー あの人だけには謝りたくない
忌まわしきワルツのカウントダウン終焉と無の静寂を愛したのはorchestraの前
She gave me despair and I call her Hope. 九の宮なぐ @9038-000
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