宜陽(ぎよう)
宜陽 その1
征西大将軍馮異は進軍して、
その間、劉秀から放たれた左将軍賈復、赤眉の
劉秀、諸将に
つまり、赤眉が函谷関を目指すなら新安で、陸渾関を目指すなら宜陽に、全軍を集めて阻止しようとする戦略である。
他方、
馮異曰く「異は賊と相防ぐことまさに数十日になろうとし、
二十万とはいえ、兵糧の
しかし、鄧禹・鄧弘の思いはそうでは無い。敗戦続きの不名誉を返上したければ、馮異の言には
これを暗黙の了承と見て取った鄧弘、幾日も赤眉と大いに戦う。赤眉の兵、最早
部下の将兵に
そういう祭遵が独り
その祭遵の陣にも、皇帝劉秀が新城を抜けて弘農に入ったと知らせが届けば、同道すべしと声が上がる。祭遵とて同じであるが、張満を残す訳には行かない、かといって無理に攻めるのは、得策ではない。考えれば、張満の兵士数と陣の規模では既に兵糧は切れている筈、そこで
祭遵、うむと
祭遵、これを
同じく宜陽へと向う途中であった劉秀、夜半、
劉秀、
陰貴人答えて、
翌、二十三日
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