第5話


 張遼ちょうりょうの部屋へ本当に向かいながら、郭嘉かくかは当時のそんな遣り取りを思い出していた。


 郭嘉の見立て通り、張遼は曹操そうそうの配下になり、官渡かんとの戦いでは期待通りの戦果を挙げた。

 郭嘉にとって張遼を信頼するにはそれだけで十分だったので、彼個人の背景についてはもはやあまり興味は持っていない。

 そもそも張遼自体が、己を語るのは戦場でのみと決めている部分がある。

 平時から色々と詮索されることを好まないことは分かっていたので、城でも軍議以外では会ったことはなかった。

 

 それで何の問題も無かったのだが、張遼から声が掛かるとは非常に珍しいので、本当に郭嘉は単純な興味で訪ねたのだ。



「失礼します。郭嘉です」



 空いたままの扉に、世話役の兵が二人守っていたが、郭嘉が来るかもしれないことは聞いていたらしく、どうぞ、とあっさり通してくれた。

 張遼は当然だが、まだ寝台で仰向けになっている。


張遼ちょうりょう将軍。賈詡かく将軍から折を見て見舞うよう聞き、暇だったので訪ねましたが、都合が悪いようなら出直します」


 張遼は自分と違って大人しく寝そべっていた。


「いや。構わぬ。入られよ」


 一礼し、郭嘉は寝台の側の椅子に腰を下ろす。


「目を覚まされたと聞き、安堵しました」


 張遼は郭嘉を見た。死傷と聞いたが顔色はいいようだ。

 賈詡は眉を顰めていたが、魏の為に働くことが自分の使命と考えている郭嘉は、敢えて傷口を開かせるようなことはするまいと張遼は思っている。


「貴方のことは賈詡殿より話してもらってつい先程知った。【烏桓うがん】の生き残りが暗躍していたそうだな」


「はい。私の幕舎に侵入して来た暗殺者が、私を【北の悪魔】と呼んでいました。

 奇しくも私も彼らを同じ呼び方をしていた。

 遼東りょうとう遠征では殺しすぎました。悔いは一つも無いけど」


「貴方は潁川えいせんで病に伏せっておられた時、すでにご自分が命を狙われていることをご存知だったとか」


 郭嘉はおや、と内心思った。

 どうやら張遼が話したかったのはこの話題らしい。

 まさか本当に恋愛相談をされると思っていたわけではなかったが、自分の病の話など今更張遼が興味を持つ話題とも思っていなかったので、意外だった。

 案外賈詡の指摘通り、魏軍に混乱を招いたお叱りだったかなと目を瞬かせたが、それならそれで、この男がどんな観点でどんな怒り方をしてくるのかも興味がある。


 張遼は覇気を纏う男だが、怒気はあまり纏うことはない。

 呂布りょふ陳宮ちんきゅうは怒気を纏っているのを見たことがある。

 その二人の側で、静かに佇んでいるのが張文遠ちょうぶんえんという武将だった。

 

 幼い頃から曹操そうそうについて回っていた郭嘉は、何度か戦場でもその姿を見たことがあったのだ。


「敵の姿は見えませんでしたが何者かの気配は」

「その時に曹操殿などに話そうとは少しも思われなかったのか?」


 問いかけではあったが、張遼の声には棘はなかった。

 彼は取り戻せない過去に拘る男ではない。

 詰問されているわけではないのが分かった郭嘉は、温和に答える。


「私は死にかけていたのです、将軍。元々病を患ったことはあまり無かったから、一番最初の高熱が下がらず、二週間ほど寝付いたのは堪えた。

 それ以後、症状は一進一退を繰り返しましたし、悪い時は意識も朦朧としていた。

 自分の状況も、説明出来る状態になかったのです」


「ある時、狙う者の気配に気付いたのか」


「私の病状は明らかにおかしかったので、毒は疑いました。

 ただ実家の潁川だったので、本来間者など潜むはずもなくとも、毒は盛られている事実があったから、誰も信じれなくなったのです。

 私は子供の頃から、家族とは縁が希薄だったので」


 郭嘉は、少年時代から家を出て放蕩していたと張遼も聞いたことがある。


「負った傷の経過はよろしいのか」


 ふと瞳を瞬かせてから、郭嘉は微笑んだ。


「はい。目覚めてからはさすがに色々としなくてはならないことがあって動き回って、口に血の味が混じりましたが、最近は落ち着いたのでなるべく動き回らないように心がけています」


「そうか。傷が癒えたらどうなさるおつもりか」

「え?」


 張遼の顔を見ると、静かにこちらを見つめて来ている。

 視線を交わらせて、彼が聞かんとしていることを郭嘉は察した。


「……そうですね。涼州騎馬隊が南に去って成都せいとに入った。

 定軍山ていぐんざんの戦線は緊張が増すでしょう。

 ただ、そこでやるべきことは固まったと思われます。

 戦線を守り切り、蜀の漢寿かんじゅが崩れるようなことがあれば戦線をすかさず押し上げる。

 すべきことが決まった定軍山よりは、私は江陵こうりょうに今は興味があります。

 幸い司馬懿しばい殿も私をそこに向かわせる意志はあるようなので」


「呉か……。此度の我らの動きを見て、動いてくると思われるか?」


 腕を組み、張遼は考え始めたようだ。

 一瞬、傷の方を気にするのが本題のような気配がしたのだが、それは思い過ごしで、なるほどこの人の場合涼州戦線が一応落ち着いた今、一度他の戦線が気になり自分を呼び寄せたのかなと郭嘉は考える。

 

 司馬懿や賈詡かくともそれは話せるが、今は祁山きざん築城や涼州のことなどで二人は動き回っている。

 動き回っていない軍師である郭嘉と話したかったのかもしれない。

 恋愛相談も嫌いではないが、この男相手なら戦の話の方がずっと楽しいだろう。



「今回のことに加えて別の要素が無ければですが、今は呉は敢えて打っては出て来ないと思います。

 本当に江陵を赤壁せきへきの勢いのまま取る気なら【剄門山けいもんさん】の戦いでもっと本格的に蜀軍とぶつかったはずですし。

 赤壁は呉蜀同盟で挑んだとはいえ、実質はほぼ呉の水軍の勝利です。機は呉の方にある。

 その気になれば【剄門山けいもんさん】どころから【白帝城はくていじょう】まで攻め込めたかも。

 ……曹丕そうひ殿下は、二方面から常に圧を加えられる戦況は払拭したいとお考えになっている。そのことは、今回時期を早めてまで司馬仲達しばちゅうたつに涼州遠征を行わせたことからも分かります。

 総力で勝る魏にとっては、滅ぼせるなら滅ぼせる方から蜀と呉のどちらかを叩き潰した方がいい。

 よって、呉の攻勢が強く白帝城はくていじょうまで戦線が上がるようなことがあれば【定軍山ていぐんざん】に増援くらいはしても、江陵は置いたまま呉は刺激しないでしょう。二国を戦わせて注視したはず」


「……」


「つまり【剄門山けいもんさん】の戦いで、蜀は龐統ほうとうの元に援軍を送らなかったが、呉も存外冷静だった。貴方は【剄門山】の戦いの詳細を?」


「大まかには聞いたが仔細は分からぬ」


「聞いても分からないと思いますよ。あれは不思議な戦いなんです。

 私の見立てでは偶発的に起きた、さしたる理由もない小競り合いだとは見ますが。

 ただ、それだけではない何かをあの戦いからは感じる。

 率いていた男が【鳳雛ほうすう】などと呼ばれていた男ですからね。馬鹿ではない」


「貴方は江陵こうりょうへ向かって何を見るおつもりか」



長江ちょうこうが見てみたい」



 張遼ちょうりょうはそう言った瞬間、郭嘉かくかの瞳が一層輝いたのが分かった。

 

 それは、かつて曹操と話した時に、途中で姿を見せた少年時代の郭嘉が、自分に挨拶をした時に見せた瞳と全く同じだった。


「【剄門山けいもんさん】も見てこようとは思っていますが、本題は長江ちょうこうです。

 呉の水軍が広く支配する。

 私はどうしても魏軍に長江を渡らせてみたいのです」


 張遼は息を飲んだ。

 郭嘉は彼の方を見ておらず横顔を見せて、頭に思い描くものを夢中で追っているようだった。


「――かつて、江東こうとうがまだ平定されていなかった頃、孫伯符そんはくふ周公瑾しゅうこうきん長江ちょうこうを渡ったあと、瞬く間に江東各地を進撃して豪族達を帰順させました。

 江東の民には、自分達は長江という大河に守られているという圧倒的な確信がある。

 だから長江を越えて背後から攻撃を受けるというのは精神的に堪えるのです。

 私は孫呉に攻撃を加えるのではなく、江東の治安を乱して再び江東の結束に楔を打ち込みたい。

 支配するでもなく占拠するでもない為、赤壁せきへきのような大軍は必要ありません。

 ただ少数精鋭で戦える部隊が必要となる。

烏桓六道うがんりくどう】や涼州騎馬隊のように、最小限の手勢で、大きな戦果を挙げられる部隊です。

 江東の治安が乱れれば、若い孫権そんけんはいつまでも今のように安穏とはしてられません」


烏桓六道うがんりくどう】と郭嘉は口にした。

 自分を死の際まで追い詰めた者達だ。

 それでも実力を認めれば、評価する。


 曹操そうそうと同じだと張遼は思った。


 あの日も、曹操は呂布りょふを弔いたいから一緒に飲めなどと言ってやって来たが、実際そんな弔いの話は全く出ず、近々袁紹えんしょうと戦うつもりだからお前も陣容に加われ、という話を一方的に熱く話し続けたのだ。


 自分をどう処するつもりなのだろうかと見極めようとしていた張遼は、表には出さなかったが内心は驚いていた。

 同時に、信用ならない敵にここまで詳細にこれからどういう戦いをして行くかを話すはずもなく、曹操を信じるか信じないかなど、結局自分の感情一つなのだと思ったのだ。


 難解で、霧に包まれていた張遼の行く先を、瞬く間に曹操は晴らした。


 今、涼州の戦線にいながら郭嘉は孫呉との戦いをこれほど鮮明に思い描いている。


 曹操と同じだ。


 あの時も直前まで目を輝かせて話し続けていた曹操の顔を見ていたせいで、報せを持って来た郭嘉が、何故か自分を見て「いかにもこいつが張遼か」というような面白そうな顔をしたため、曹家の子供の一人かと張遼は思い込んだのだ。


「でもまだ何も決まっていません。思い描くことは出来るけど、長江ちょうこうを実際に見ないことには、それを越えて江東こうとう江南こうなんに戦火の種を蒔くことがどれほど困難な仕事になるかは分からない。

 それをぜひ見てきたいと思っています。

 確信が持てたら、私はその困難な仕事を自ら負ってみたい。

 私は戦場が好きですが、

 どうしても自分でその場に立ちたかったと思う戦場が二つあります。

 一つは官渡かんと、もう一つが赤壁せきへきです。

 私はそれぞれ違う理由で、どちらの戦場にも立てなかった。

 ――次の大きな戦場には、必ず立ってみせる。」



 郭嘉のひわ色の瞳に、炎のような揺らぎが見えた。


 あいつは好戦的なんだ、と賈詡の言っていた通りだった。

 

 

「郭嘉殿」



 張遼が郭嘉を見た。

 見返した郭嘉にもあまり彼の感情は見えなかった。

 己の心を封じ込める術は心得ている。


「かような失態を演じた私には言われたくはないだろうが。

 貴方はこれからの魏軍を導いていく使命を負われた御仁なのだから。

 無謀なことはなさってはいかん」


 本当に静かに説教されたので、郭嘉は目を見開いたあと吹き出してしまった。


「失礼、笑うつもりは無かったですし、貴方のような方にそのように言っていただけるのは大変光栄ですが……」


 賈詡かくなら何笑ってんだと怒るだろうが、張遼は静かな表情のままだ。


「賈詡将軍にも全く同じことを言われたので。

 貴方と賈詡の意見が合うなんて、珍しいな」


「……貴方はもう覚えておられぬだろうが。

 かつて初めて曹操殿と謁見した時、途中で関羽かんうを捕らえたという報せを持って貴方が現れた。

 あの時、私を見た時の目が官渡かんとの戦いに私を誘う曹操殿の目と全く同じだった。

 だから私は、貴方が曹操殿の子供の誰かなのだと随分長い間誤解していた時期がある」


 声を出して郭嘉が笑った。

「それは将軍にしては、随分な思い違いをなさったものですね」




「いや。――思い違いではない。」




 静かだがはっきりした声で、張遼は言った。


 一瞬、郭嘉は笑みを止める。

 彼は数秒少し考えると、ゆっくりと立ち上がった。


「長話をすると、賈詡将軍に叱られますので、そろそろ失礼します」

「ああ」


 張遼が自分に伝えたかったのは、やはり傷の方のことだったらしいと、静かに目を閉じた張遼の様子を見て郭嘉は気付いた。



「……私が官渡かんとの戦いに参戦出来なかったのは、夏侯惇かこうとん将軍のせいなんですよ」



 一度目を閉じた張遼が開く。


「殿は私が子供でも、私が志願すればどんな戦場にも連れて行ってくれたのに、あの時だけ夏侯惇将軍が死闘になるから来るなと私を拒んだんです。

 でも後に、どんな戦いかは仔細まで教えてもらった。

 あれで本当に死んで戻って来てたら、絶対夏侯惇将軍の墓を蹴り倒してやろうと思ってました。私からあの戦場に立つ機会を奪ったのに死んで帰ってくるなんて絶対許せませんでしたから」


 郭嘉が幼い頃から、曹操が戦場に伴っていたというのは張遼も聞いていた。


「貴方が決断したことならば信じて受け止めるべきなのは分かりますが。貴方にはやってもらいたいことがまだまだ山ほどある。……ここで貴方が龐徳ほうとくの剣に抗わず、一撃受けて死んでたら、貴方の墓も私は蹴り倒していたかも」


 にこ、とこちらを見下ろした郭嘉が少年のような表情で笑った。


「だから目を覚まされて良かった。一日も早い快癒を願っています」


 美しい所作で拱手きょうしゅし、郭嘉は歩いて行く。


「郭嘉殿」


 張遼は呼び止めた。これは本能的な反応に近かった。


 ――あの時の曹操に、何か声を掛けたかったのだ。


 だがあの時は圧倒されるばかりで、張遼は去って行く曹操の背に声を掛けられなかった。

 

 失ったばかりで、自分の中から何もかも無くなって、

 何も持っていないとしか思えず、

 だからそこから何の言葉も浮かばなかった。



長江ちょうこうの件、なかなか興味深い話であった。

 快癒した後、改めて酒など飲みつつ聞かせていただきたい」



 郭嘉が気さくに笑う。


「私が貴方を酒に誘うと方々から叱責を受けるので出来ませんが、貴方から声を掛けていただけるならば喜んで。

 だけど、貴方が酒豪という噂は聞いたことがない。

 私は若い頃から曹操殿や夏侯かこう従兄弟きょうだいに付き合って飲んできたのでこう見えても酒は強いですよ。誘ったからには貴方にも少しは飲んでいただかないと」


「……それは、何とかせんといかんな」


 何かを言いたかったのに、咄嗟にそんな中身のないことしか出てこなかったのだが、狼狽を隠して静かに言うと、郭嘉はもう一度礼をして今度こそ去って行った。


 郭嘉が去ると何か部屋の温度が一気に下がったような気がして、張遼は一つ息をつく。


(確かにあれは異才だな)


 二十代半ばの若者など、張遼にとっては自分の子供と同じような年頃で緊張などするはずもないのに、郭嘉だけは違う。


 言葉をまともに初めて交わして、語るのは戦場の武でと決めて生きて来た張遼は、曹操とあれだけ多くのことを一対一で話したのも、恐らくあの時が最初で最後になった。


 だが曹操と話すと、恐らくこういう熱量を感じるのだろうと確信が生まれる。



 ――――長江ちょうこう



 合肥がっぴの戦線も経験のある張遼は、あの大河を見たことがある。


 赤壁せきへきでも見た。


 

『どうしても長江ちょうこうを越えてみたい』



 孫呉を北からの侵略から守る、母なる大河。


 赤壁で布陣した時、張遼は打って出て来る呉の水軍を撃破するのだという、そのことは思い描いても、確かにその屍を越えて南の長江のほとりに上陸するという光景は、実のところ一度も思い描けなかった。

 

 しかし郭嘉の話を聞いて、初めて、確かに興味が湧いた。


 そこは果たしてどんな土地で、

 自分がそこに行ったとしたら大軍も無く、その地でどんなことが出来るのだろう?


 ――少人数でどこまで出来るのか。


 涼州の村に火を掛けられ、同胞を殺され、

 涼州騎馬隊は怒り、魏軍に総攻撃を掛けて来た。


 郭嘉の命を狙ったという【烏桓六道うがんりくどう】は数人で故郷を離れ、越境し、

 この遠い北の地まで、ただ自分達一族を滅ぼした敵を殺すためだけにやって来た。



 外へと視線を向ける。



 再び大船団を用意して長江ちょうこうを下るなどというのは、確かにもはや何の現実味も無い。

 あくまでも拠点において増援し、それを孫呉が許容すれば戦闘にならないし、許容範囲を超えて脅威と見なせば戦闘になる。


 小規模の水戦が長江域のどこかで断続的に勃発する形となるわけだ。


 あとは陸伝いに江陵こうりょうか西の蜀からの侵攻だが、それ以外に小規模で長江を越え、江東こうとうに至って、内側から崩す……そんなことを張遼は考えたことが無かった。


 だがその時初めて長江の先にも陸があるのだと、はっきりと絵として張遼は捉えられた。

 まるで赤壁という、深い霧の中から、ようやく這い出たようだ。


 長江を越えて南進する意図までは読み切れない。

 郭嘉もまだ決まっていないと言っていたのはその辺りのことだ。


 あくまで曹操が望むのは天下統一で、統一したあと江東が混乱のまま収集が付かなくなるようなことは、望んではいない。


 ただ、いずれにせよ孫家の恭順は必要なのだ。

 孫家をどこまで追い詰めるか。

 江東の治安とそれは秤に掛けて見極めなければならない。

 

 ――陸から呉の水軍を無効化する。


 郭嘉が考えてるのはそういう方向なのだろう。


 郭嘉は南進には反対していたという。

 何にせよ機は今では無いという意味でだ。


 しかし赤壁せきへきを戦わなかったあの若い軍師が、すでに赤壁の戦いを受けての未来の戦いを描き始めていることが分かって、張遼は確かに心に喜びを感じた。



 

【終】

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花天月地【第88話 陽炎を編む】 七海ポルカ @reeeeeen13

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