その他

 ・臨時F35B飛行隊を廃止し、F35Bを運用する第202飛行隊(仮称)を設置。

 戦後初の艦載機であるF35Bの運用が本格的に開始されます。いずも、かがの改修もそろそろ完結すると思われ、F35Bの常時搭載が始まるかもしれません。


 ・二〇式小銃の大量調達

 陸自の一万挺はもともと89式小銃の入れ替えが目的なのでそこまで意外ではありませんが、海自の約200挺、空自の約3000挺という大量調達は意外でした。

 海自の場合は特別警備隊や陸警隊で使用すると考えられ、また空自は、現在の主力小銃である旧式の64式小銃を一新する気である可能性もあります。


 ・敵の早期警戒管制機などに対して妨害を行う対空電子戦部隊の新設。

 この部隊は、24式対空電子戦装置の配備を受けており、大規模な空戦を想定していると思われます。敵の早期警戒管制機を妨害することで、敵空軍部隊の司令部機能と索敵能力を大幅に失わせることができます。


 ・ドローン運用の強化

 レーダーサイト防衛用や艦艇攻撃用、偵察用など、様々な種類のドローンを導入します。そして大量のドローンを組み合わせた多重的沿岸防衛体制『シールド』を構築するそうです。

 そのために、1287億円もの予算が投じられます。


 ・防衛副大臣の増員(1名追加)

 防衛大臣の業務の負担を軽減し、防衛行政の能力を強化することが目的であると思われます。

 自衛隊でも、これまで軍政と軍令の両方を担っていた統合幕僚長から、軍令の機能を統合作戦司令部に移行させて負担の軽減を行なっており、このような司令官の負担軽減は重視されているようです。

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