設備・後方支援能力の強化

　司令部の地下化や火薬庫の整備に加えて、陸上自衛隊後方支援学校が設置されるようです。


　これにより、ソフトウェア面における自衛隊の兵站能力が大幅に上昇すると思われます。どれだけ火薬庫や補給処を整備しても、それを運用する人間の練度向上は欠かせません。

　陸上自衛隊全体の兵站能力を上げていく上で、後方支援の知識を総合的に教育する後方支援学校の設立には大きな意味があるでしょう。


　また、空中給油・輸送機や多用途ヘリコプターの調達、さらには民間海上輸送能力の利用訓練なども行っており、島嶼部防衛を意識した兵站能力の整備をしているように感じました。


　さらには、AIや無人航空機の活用による情報通信能力の強化、新装備の開発などにも力を注いでいるようです。

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