第6話 柔らかな日
「柔らかな日」
いつも同じ時間にやってくる、コソバさんと話をするようになる。
コソバさんは、いつも同じ話を繰り返す。
私は聞き役で、そうですね、そうなんですかと、
相槌を打つ、私は心をリセットする。
公園で、気持ちも良い季節で、ふんわりとして、
穏やかに、緑の中、そよ吹く風、ほど良い日差し、
心を落ちつかせるものが揃っている。
私は傾聴ボランティア。
コソバさんは、いつもにこにこしている。
鳥たちが、回りにやってくる。
優しさと 目を見て軽く頭さげ
にこりとする ほほえんでいる
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます