俺と姉ちゃんの関係?強いて言えば同居人かな

@Rekuroe

第1話

「起きろーあさだぞー」


朝からやかましいこの人は広瀬 愛菜この人との関係かなんだろう血縁でもなければ学校が同じわけでもない強いていうなら同居人かけれど綺麗で髪はウルフにまとまってピアスもバンバン空いているどこかダウナーをイメージさせるお姉ちゃんの風貌があるので姉ちゃんと呼んでいる


「おいいつまでぼーっとしてるんだ?学校遅れるぞ」


俺は渋々着替えて姉ちゃんの作った朝食を頬張って家から出た。


「いってらしゃいがんばってね」ナデナデ

「毎朝なでなでするなって言っているのに飽きないのか?」

「ふふふ がんばってね♪」


この流れの通り不思議な関係だと相変わらず思う同じ屋根の下男女が2人っきりなはずなのに今まで一度も間違えなんて生きたことがない

ほんとに不思議な関係だ


なんて思いながら歩いていると最寄駅に着いた。


俺の行っている学校は中高一貫で今中3という世の中3は受験をしているが俺らは全く勉強しなくていいいちばんたるみやすい時期である。


その調子で音楽を聴きながらいつものように学校に着くクラスメイトがおはよーなんて言ってるのを横目に見ながらホームルームがはじまるまで音楽を聴いている。


ようやく午前の授業を終えた昼飯だ弁当を広げて食べていると誰かが話しかけてくれて一緒に飯を食べてくれると期待しながら弁当を食べ終えてしまった。


あるトラウマで一切他人とは塞ぎ込んでしまい話せるのは姉ちゃんぐらいになってしまった。クラス替えの時に話しかけてくれたやつも多数いたが誰ともまともに会話が続かず

「あいつと話しててもおもんないから早く行こ」と言われてはや四ヶ月

まだ会話という会話は人とできていない。


なんの変哲もないまま帰宅するそうすると姉ちゃんが「配信するから準備して」と言われたら


そしてパソコンを立ち上げる喉を整え姉ちゃんの部屋に入って配信を始めるそう俺たちは同業者であって2人とも登録者700万人を超える日本屈指のvtuberなのだ


これはこの抱えてるものが大きすぎる人類の欠陥品である2人が生活をしていく話

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