第29話 遭遇
翌朝、朝のバイキングを堪能した後、早速タクシーを拾い晴明神社に向かった。
「ここが晴明神社…」
「瑠璃っち早く行こう!」
「そうねみんな行きましょ」
ボクが鳥居をくぐると妙な場所に着いた周り見ても鍵沼さん達が居なかった。
「みんな〜鍵沼さん、鹿嶋さん、霞美さんどこに居るんですか〜?」
「ここには誰も居ないよ…初めまして前野瑠璃君」
「貴方は?」
「私は安倍晴明…君の魂と混ざり合っているんだ」
「魂が混ざり合うというのは?」
「驚かないんだね…何者かが私の魂と君の魂を混ぜたみたいなんだ…けれど私は覚えてなくてね」
「そうだったんですね…」
「こうして話できるのは、私とここが深い関係していたから、君と話せるんだよ」
「あの!みんなを助ける為に力を貸してください!」
「……」
「まず、瞑想してみようか」
「はい…」
言われるがまま瞑想をした。
一方鍵沼さん達は
「鍵沼っち!瑠璃っち鳥居くぐったら、消えちゃったよ!」
「え?嘘!」
「なんでそんなに冷静なの?鍵沼っち」
「多分大丈夫だと思ったんだ」
2人が?になってると
「やぁ久しぶり…」
「芦屋道満…」
「では…別れようか」
芦屋は指を鳴らし、光った後、鍵沼さん達はバラバラになった
ー???ー
「ここは…鍵沼っち大丈夫?」
「ボクは大丈夫…霞美ちゃんも大丈夫かい?」
「うちも大丈夫だよ」
「鍵沼…この私を見ろ…!」
そこに現れたのは変わり果てた荒吹
獣耳が生えて9本の尻尾
「ねぇ鍵沼っちこれって九尾の特徴に似てるよね」
「そうだね…」
「さぁやり合おうか、お前らに…復讐を」
ー???ー
「ここは?社長!霞美ちゃん?いない」
「茨木童子お前の相手はこの僕さ!」
「酒呑童子…」
互いに因縁ある同士戦う事となった。
ー 精神世界 ー
瞑想する中で、みんなの戦っている姿と声が聞こえた。
みんなが、やられそうな場面もあり、ボクは瞑想を止め
「安倍晴明さん!力を貸してください!みんなを救いたいんです!」
「……その決意…わかった」
光ったと思ったら、元に戻っていた。
みんなそれぞれ分断されていたが、教えてもらった術でみんなをさっきいた場所に連れ戻した。
「え?瑠璃っちえ?さっきまで違うところにいたのに」
「瑠璃君、君すごいよ」
「瑠璃君、ありがとう助かったわ」
みんな少しボロボロ
だが、敵は、攻撃を仕掛けた
(間に合わない…!)
ボク達は何も起きなかった。
目の前には
「無事か?瑠璃、芝山、鍵沼さん、鹿嶋さん」
「楓君!/楓っち/楓さん!/楓君」
「なんでここに?」
「あぁお前らが行った後、あいつらが訪ねてきてなんとか隠れて急いで来たけど…どうなってんだ?」
「あの人たちを倒せば、この戦いが終わると思います。」
「運が良かったな…鍵沼!」
「また、僕の邪魔したね」
みんなで決意を固め、一斉に攻撃を仕掛けた
ボロボロになりながらも戦ったが、
「無意味な事…」
「何言ってんだ?」
「どういう事でしょうか?」
「時期にわかるさ」
芦屋道満は不思議な鏡を取り出し、鏡が怪しく
光だし、ボク達は目を瞑ってしまった。
一瞬の出来事だった…
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