角笛ぼうけん号と魔女

とにかく敵を知る事!われわれは勿論非暴力なのだが書き描きする事で敵に致命症を負わす事が出来る。しかもカットアップなら、なおさらだ。そのボートレイル気取りの間抜けには、ボートレイルとエロ雑誌とジッドと精神保険入門を斬り刻んだ物を見せれば、そいつは頭から煙をだしぶっ倒れる。私は昔はいろんな書物に刺されたもんだがね。

「秘密の薬箱」を読んでカットアップして以来もう攻撃も受けなくなった。もうどのみち新しい書物など出でこない。可能性があるのはカットアップ・フォールドインぐらいなもんだな。ユートピア思想は儲からないってわけで潰しをくらい、今じゃ自己啓発インチキ思想ばかり。自分の力を百パーセント出す方法だとかアドラー心理学だとか逆にのんびり生きるだとか全部デタラメでなんの知的財産にもならず間抜けを殖やすだけ。車に気を付けろ!アルコールは立派なドラッグだが、大概の奴はアルコールとヘロインも同じヤクとは信じたがらない。で馬鹿はアンフェタミンやクラック(コカインを重曹で煮たてて効果を強めた物質)をやるんだ。これらの精神刺激剤が合う奴は馬鹿のみだからな。ビールとマリファナくらいで充分だ。麻薬は鎮静剤で

あらゆるものを静めてしまうのでヤク中は基本的に部分的痴呆になる。アリスの国に落ちた気違いが這い上がろうとする。基本的に不可能。シロシビンがあれば可能。リーは麻薬に戻らないために魔女が配合した汁を呑む。

今までこんな酷い味を口にした事がない。そして煮汁は少しばかりかいい気分にさせてくれた。さてNOVAに気違いは居ないので皆適当にやっている。

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