ピラミッド非言語破壊パルチザン
言語がウイルスであり皆これに感染しているる。ウイルスは宿主を必要とするため人間は言語ウイルスのいい宿主になる。「なぁキャッシュあんたのとこの客が女と一発やった後でこれは付けにしておいてくれなんて言ったらどんな気がするよ。俺達は投資してるんだ。ただてヤクが湧いてくるんじゃないぞ」
こんなのらくら者の客の他に俺達にはアップタウンの客がいた。こういう連中は金を持っているし、自らヤクの話しもしない。そりゃサツにパクられればペラペラと喋りまくるだろうが、こういう奴らは犯罪者になるのを恐れているので自分からサツに関わったりはしない。そして一番いい客はヤク業会の長いなにもかも分かっている古顔のジャンキー達だ。彼らは絶対口を割らないし、パクられても大人しく苦しみを耐える。少しのヤクと引き換えに売人の事や余計な事は言わない。もし密告すれば、もう麻薬業界に居られないと分かっている。さてさて点呼がなったら行かなくちゃならんてわけだ。アイクはモルヒネを取り出しスプーンの中の水に中身を空けてアルコールランプで温める。ヤクが完全に溶けたら脱脂綿を放り込み注射器で吸い上げる。しかしアイクの血管はほとんど使い物にならなくなっていたので、アイクは三十分もあちこちに注射器を突き立て、詰まった血液を洗ったりしながら最後にやっと諦めて皮下に注射した。言語ウイルスにイカレた野郎は糞ったれなデタラメを淀みなく話しまくる。
そして馬鹿なババァ達はありがたくその話しを聞く。俺が求めているのは非言語で相手の事を知る事だ。既にロシアではこの非言語コミュニケーションを実験中でテレパシンという薬まで作りだしている。しかしテレパシーは一方通行のためコミュニケーションにはならない。しかし言語ウイルスよりはよっぽどマシだ。言語ウイルスはあらゆる物事を限定化し現在という牢獄に人を張り付けにる。非言語であれば自分の考えも人に知れず。したがって牢獄の亡者にもならな「NOVAの諸君したがって可能性は無限だ」下らんヤクなどもう必要無い。麻薬ピラミッドは世界中にあり、自分より下のランクの奴を喰い物にする仕組みだ(必要の代数学参照)ピラミッドの上の奴などすぐに挿げ替えられる。変えられない項、それはピラミッドの一番底辺の麻薬が必要な病人のジャンキーだ。諸君したがってわれわれは自分が麻薬を必要のない身体に変化せねばならない。麻薬は金と同じく計量可能で邪悪ウイルスの典型を産みだす。麻薬を辞め通常の身体になった時には、われらををさんざん喰い物にしてきたマフィア連中を拷問にかけ、いかに自分が邪悪な事をしていたか思い知らせてやろう。麻薬中毒でなければ売人など何も怖くない。その売人のひ孫まで毒殺してやろう。その糞売人野郎が土下座しようと何をしようと最悪の罰を与えよう。
そこまで行くには言語は不要だ。
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