必要の代数学
金が増えれば使うヤクの量も増える。金がなければヤクもちびちび使う。座標はいつも同じ。必ず同じところに戻ってくる。これが必要の代数学だ。売人は客を堕落させてヤクに客を売り飛ばす。ヤクをどんどん薄める。客は文句を言えない。これも必ず同じ。座標は同じところに戻ってくる。さぁ百万光年の光が放たれた。官僚のデタラメを聞いていい子にする?それとも正直リーの話しを聞く?
ドラッグストアは何回か行くと店じまいする
PG(鎮痛剤。樟脳にアヘンチンキ混ぜた物。これから麻薬を抽出する)も売らなくなる。麻薬は害であり、私達は貴方の事を考えるともう麻薬は辞めた方がいいです。余計なお世話の典型。ヘロインもPGも切れたこの街でヤク中は咳止め薬(コデインが微量入っている)を一気呑みするしかない。俺は老いぼれ医者からコデインをせしめた。紅茶でコデインを呑みと少しはマシになる。パットが逮捕された話しを聞くと次はこっちの番だと分かったが俺は街を離れる元気がなかった。
そして刑事二人組みがやって来た。「おいリー、あんたには公衆衛生方第130条の罪で逮捕書が出てる。分かるな」あ〜分かってるよ
俺は第2分署に連れていかれた。「さぁリー。あんた処方箋には本名を書かなくてはならないと知ってるな。何故偽名を使った」ヤクを手に入れるためにね。何回もヤクを処方はしてくれないからな。名前を変えて処方箋を手に入れてたわけだよ。もうアンタらも分かってるだろ。「今回逮捕は出来ない。ただ次は無い。今度やったらアンゴラ刑務所にお勤めだ」あ〜分かってるよ。「さぁ帰れ。もうヤクは辞めることだな。皆最後は務所行きだ。まぁジャンキーに言っても無駄な話しだがね。ヤクに手を出したのが運の尽きだ。さぁ帰って隠し麻薬を打てよ」俺はコデインのおかげで歩くことは出来た。必要の代数学は皆同じヤクを一度やったら辞めていようが座標は同じ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます