光と影の絶妙なバランス
- ★★★ Excellent!!!
「きみでもきみの霊でもない」という、
ミステリアスなタイトルに惹かれました。
光と影のバランス感覚が優れていて、
作品全体に不思議な透明感があります。
後半では、恋の歌が出てくるのですが、
どうやら成就しない恋のようで、
悲しみと切なさが滲み出てくるのを感じました。
イメージの展開の巧みな口語短歌集です。
推し短歌1首。
光だと安易に決めたものすべてへと蝶が、それ以外に灰が
「きみでもきみの霊でもない」という、
ミステリアスなタイトルに惹かれました。
光と影のバランス感覚が優れていて、
作品全体に不思議な透明感があります。
後半では、恋の歌が出てくるのですが、
どうやら成就しない恋のようで、
悲しみと切なさが滲み出てくるのを感じました。
イメージの展開の巧みな口語短歌集です。
推し短歌1首。
光だと安易に決めたものすべてへと蝶が、それ以外に灰が