第2話 ただ書く。ただ読む。

スペインの画家のサルバドールダリの言葉に、「画家になりたかったら、ただただ、絵を描け。」とある。その言葉通りに、「作家になりたければ、ただただ、書く。」を実践している僕だ。

思いついたら、メモ帳を持ち歩いて、僕はすぐに書き留める。いつでもどこでも。まさに、ただ、書くである。


太陽が毎日東の空から登るように、毎日毎日、当たり前のように書く。読む。毎日、まじめに仕事をする。今日も朝からパソコンに向かう。終わるのは、午後に作業所から帰ってきて、深夜になる。まだまだ、芽が出ないな。


僕の初めのペンネームは、耕造である。畑を耕して作品を、作る農夫のようである。頭の畑である。種をまいて、日光に当たり、アイデアを育てる。花が咲き、実がなるまでやる。カルチャーの意味は、「文化」と「耕す」というのもある。頭のカルチャーである。


小説投稿サイトで、書籍化する場合、最低10万字は必要ラインであるらしい。先は長い。努力はしたくない。毎日、自分のできることを、真面目にやる。まじめに仕事をする。野心なんかいらない。より、世の中にいい影響を与えればいいのだ。多くの人々を楽しませればいい。


仕事とは、社会の血液でもあるお金を循環させることである。そうして、国や世界は発展する。進化して、日進月歩する。人間のお金だ。しかし、世の中には、お金よりも大事なものがある。なんぼ積んでもなんぼ積んでも、譲れないものがあるはずだ。


人間の信頼関係は、まさにそれである。一度壊れると、覆水盆に返らずである。二度と信頼できなくなる。これほど大切なものはない。愛は自由だし、愛し直しは、何度でも何度でも出来るけれどもね。繰り返しはないと思う。どこかが以前とは違っているはずだ。


書く仕事。今、自分の置かれているこの環境でやる。文句や言い訳を言わない。

どうしたらできるだろう。それしか考えない。あー、疲れたからひと眠りしよう。

眠ることも大事だ。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る